金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳戦回顧】 9月23日~24日

2023-09-24 15:52:22 | 競馬

 土曜日は阪神1Rダート1800mを勝ったキズナ産駒サンライズジパング好スタートから4番手追走へ。直線に入ると、早め先頭に立ちます。後続を突き放してそのまま4馬身差で完勝。ダート稍重の勝ちタイムは1分54秒1。2着には、後方から追い込んできたブリックスアンドモルタル産駒アンモシエラ、1馬身1/4差の3着には、3番手からニューイヤーズデイ産駒ノイヤーヘルト

 

 中山1Rダート1200mを勝ったカレンブラックヒル産駒サフランヒーロー好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げて押し切りを図るキンシャサノキセキ産駒ベルウッドワンの横に並びかけて、激しい競り合いに。サフランヒーローがゴール手前で1/2馬身差抜け出して勝利。雨のダート不良の勝ちタイムは1分10秒9。2着ベルウッドワンから8馬身差の3着には、3番手からガルボ産駒メジャーデビュー

 

 阪神2R芝1200mを勝ったトゥーダーンホット産駒エトヴプレ好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るスペインタウン産駒エコロガイアの横にエトヴプレが並びかけ、これを交わします。そのまま後続を突き放して2馬身差で快勝。良の勝ちタイムは1分8秒9。2着には、4番手から差してきたグレーターロンドン産駒メイショウハッブル、3着には逃げたエコロガイア

 

 中山2R芝1600mを勝ったレイデオロ産駒カフェグランデ4番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、逃げたモーリス産駒カリーシがそのまま押し切りを図ります。そこに大外から鋭い脚でカフェグランデが迫り、これを交わして1馬身差で勝利。小雨の重馬場の勝ちタイムは1分35秒9。2着カリーシからクビ差の3着には、後方から追い込んできたエピファネイア産駒ドリーミングアップ

 

 阪神3R芝2000mを勝ったエピファネイア産駒ミラキュラスドラマ好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、馬場の外から早め先頭に立ちます。そのまま後続に2馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは2分1秒3。2着には、6番手から差してきたヤマカツエース産駒タガノデュード、ハナ差の3着には、後方から追い込んできたスワーヴリチャード産駒ベレンガリア

 

 中山3Rダート1800m新馬を勝ったディスクリートキャット産駒ハンデンカイザー好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げたカリフォルニアクローム産駒スペイドアンがそのまま逃げ切りを図ります。それをハンデンカイザーが追いかけて差を詰めて、ゴール手前で交わして1馬身1/4差で勝利。小雨のダート不良馬場の勝ちタイムは1分54秒6。2着スペイドアンから2馬身差の3着には、後方から差してきたロジャーバローズ産駒ジョリーロジャー

 

 阪神4Rダート1400m新馬牝馬限定を勝ったトビーズコーナー産駒クリノファンタジア好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入ると、後続を突き放したまま、持ったままで8馬身差の圧勝。ダート稍重の1分25秒5。2着には、中団から差してきたマインドユアビスケッツ産駒タガノハスピナー、3馬身差の3着には、中団後方から追い込んできたゴールデンセンツ産駒ネオアステーリ

 

 阪神5R芝1600m新馬を勝ったロードカナロア産駒アルバニー中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げて粘り込みを図るイスラボニータ産駒イリスアスールを、ロードカナロア産駒ロードフォアエースが残り100mのところで交わしますが、ゴール手前で、それらをまとめてアルバニーが豪快に差し切ってクビ差で勝利。良の勝ちタイムは1分34秒6。2着にはロードフォアエース、1/2馬身差の3着にイリスアスール

 

 中山5R芝1600m新馬を勝ったミュゼスルタン産駒タイガードラゴン好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、そのまま後続に3馬身差をつけて快勝。重馬場の勝ちタイムは1分38秒1。2着には、6番手からキズナ産駒ルヴニール、1馬身差の3着には、2番手からハービンジャー産駒ジャグアール

 

 阪神8R芝1800m野菊ステークス(2歳オープンクラス)を勝ったスワーヴリチャード産駒ヴェロキラプトル4番手追走で脚を溜めます。逃げたブラックタイド産駒メイショウゴーフルの前半1000mのラップは59秒3と流れる展開に。直線に入ると、逃げ粘るメイショウゴーフルを、ヴェロキラプトルが残り200mのところで捕まえて交わします。そのまま1馬身差で快勝。良の勝ちタイムは1分46秒0。2着メイショウゴーフルから1/2馬身差の3着には、後方から差してきたモーリス産駒ヘルモーズ

 勝ったヴェロキラプトルは、2歳牡馬重賞路線に名乗りを挙げました速い流れにも対応して、ロングスパート力も見せてくれました東京スポーツ杯2歳Sから暮れのホープフルSへと、楽しみが広がります

 

 中山9R芝1200mカンナステークス(2歳オープンクラス)を勝ったロジャーバローズ産駒オーキッドロマンス5番手追走で脚を溜めます。逃げたモンシュマンの前半3ハロンのラップは33秒2と速い流れに。直線に入るとまず、2番手からビッグアーサー産駒ビッグドリームが先頭に立ちますが、これを追いかけて、ドレフォン産駒マスクオールウィンとオーキッドロマンスの2頭が襲い掛かります。この中からオーキッドロマンスが抜け出してクビ差で勝利。稍重の勝ちタイムは1分8秒9。2着にはマスクオールウィン、1馬身1/4差の3着にはビッグドリーム

 

 日曜日は中山1Rダート1800m牝馬限定を勝ったマインドユアビスケッツ産駒ベルフィーヌ6番手追走で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からデクラレーションオブウォー産駒ローゼンナイツが先頭に立ちますが、その外からベルフィーヌが並びかけて激しい競り合いになります。ゴール手前で、ベルフィーヌが1/2馬身差だけ抜け出して勝利。ダート重馬場の勝ちタイムは1分57秒5。2着ローゼンナイツから3馬身1/2差の3着には、4番手からエスケンデレヤ産駒イッツナッシング

 

 阪神2R芝1600mを勝ったリアルスティール産駒ナムラエイハブ5番手追走で脚を溜めます。4コーナー手前から徐々に前に進出、直線に入ると、馬場の外から早め先頭に立ちます。そのまま後続を突き放して3馬身1/2差で圧勝。良の勝ちタイムは1分34秒7。2着には、6番手から差してきたスワーヴリチャード産駒エヴァンスウィート、1馬身1/4差の3着には、3番手からスワーヴリチャード産駒シャドフ

 

 中山2R芝1200mを勝ったアメリカンペイトリオット産駒リネンワルツ5番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るサトノダイヤモンド産駒モンレーヴを追いかけて、リネンワルツが並びかけます。残り100mのところで前を交わして、後続に3/4馬身差をつけて勝利。稍重の勝ちタイムは1分9秒8。2着には、3番手から差してきたインヴィンシブルスピリット産駒スピリットガイド、2馬身差の3着にはモンレーヴ

 

 阪神3Rダート1400mを勝ったニューイヤーズデイ産駒オコタンぺ4番手追走で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からガラシュが先頭に立ちますが、そぐにその外からオコタンぺが抜け出して、そのまま後続に1馬身1/2差をつけて快勝。ダート良の勝ちタイムは1分26秒2。2着には、後方から追い込んできたビッグアーサー産駒ユウスペシャル、クビ差の3着には、中団から外を差してきたレイデオロ産駒アスロス

 

 中山3R芝1800mを勝ったロジャーバローズ産駒テリオスサラ好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るスワーヴリチャード産駒スパークリシャールを追いかけて並びかけます。ゴール手前で前を交わして1馬身1/4差で勝利。稍重の勝ちタイムは1分48秒7。2着スパークリシャールからハナ差の3着には、5番手から追い込んできたゴールドシップ産駒マイネルモメンタム

 

 阪神4Rダート1800m新馬を勝ったイントゥミスチーフ産駒ソニックスター6番手待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からリアルインパクト産駒マルチャレアルが先頭に立ちますが、その外からソニックスターが一気にこれを交わして、そのまま後続に3馬身1/2差で圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分56秒5。2着には、4番手から差してきたキズナ産駒ヒロノラメール、アタマ差の3着にはマルチャレアル

 

 中山4Rダート1200m新馬を勝ったリアムズマップ産駒ヒストリアイ好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るリアムズマップ産駒グランオルカの外からヒストリアイが抜け出します。そのまま2馬身1/2差をつけて完勝。ダート重の勝ちタイムは1分11秒6。2着グランオルカから1馬身3/4差の3着には、2番手からドレフォン産駒ドレシャス

 

 阪神5R芝2000m新馬を勝ったキズナ産駒ショウナンラプンタ6番手待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、3番手からモーリス産駒シュヴエルトリリエが先頭に立ちますが、これを外からショウナンラプンタが鮮やかに交わして、そのまま後続に2馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは2分1秒3。2着には、5番手から差してきたジャスタウェイ産駒サトノシュトラーセ、ハナ差の3着にはシュヴァエルトリリエ勝ったショウナンラプンタは、素質馬が揃った新馬戦を完勝しました。2歳牡馬重賞路線でも楽しみな存在になりました。

 

 中山5R芝2000m新馬を勝ったキズナ産駒シュバルツターゲル好スタートから2番手追走へ。直線に入ると早め先頭に立ちます。3番手からエピファネイア産駒カニキュルが追いかけますが、これを突き放して1馬身3/4差で快勝。稍重の勝ちタイムは2分4秒0。2着カニキュルから1馬身差の3着には、7番手から差してきたエピファネイア産駒ジャンドル

 今週は、これでキズナ産駒が2歳戦を3勝。2歳戦の勝利数が13勝となり、トップのスワーヴリチャード15勝、2位のエピファネイア14勝に肉薄しています。上位2頭に比べ出走回数が少ないことを考えると、ここから一気にトップへ浮上する可能性も出てきました。秋の2歳戦は、キズナ産駒にも注目であります!

 

 


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【競馬】 オールカマー(GⅡ)と神戸新聞杯(GⅡ)!

2023-09-24 01:09:04 | 競馬

 まずは菊花賞トライアル、神戸新聞杯久しぶりに阪神芝2400mという、スピードの持続力と切れ味、その両方を求められる舞台に神戸新聞杯が戻って参りました。

 この舞台であればこそ、日本ダービー出走組が中心であり、ダービー上位馬を本命に指名するのが王道であります。特に、今回はダービー3着の⑬ハーツコンチェルトが出走してきますから、普通ならば、この馬を中心視するべきでしょう。確かに今年の日本ダービーは、スローの瞬発力勝負となったため、レースレベルそのものはそれほど高いものではありませんでしたが、その前走である青葉賞は、勝ちタイムが2分23秒9と、相当レベルの高いレースでしたので、⑬ハーツコンチェルトの地力の高さに疑問の余地はありません

 

 しかし、それでも今回は、敢えて夏の上り馬を本命に据えたいと考えています。本命には、グレーターロンドン産駒⑩ナイトインロンドンを指名したいと。前走の札幌の阿寒湖特別の勝ち方が圧巻でありました。勝った相手も、4歳牡馬ライリッズなど、骨のある古馬を相手に2馬身差の完勝。まさに夏の上り馬の名前に相応しい実績です。

 相手1番手にも、春の京都新聞杯を勝ったサトノダイヤモンド産駒③サトノグランツを指名。冒頭で、スピードの持続力と切れ味が求められる舞台と申し上げましたが、その両方を高いレベルで持つ③サトノグランツを指名します。

 その他には、前述のダービー出走組の中から、ハーツクライ産駒⑬ハーツコンチェルト、ハービンジャー産駒⑦ファントムシーフ、ドゥラメンテ産駒⑪シーズンリッチの3頭。それから、夏の上り馬のロードカナロア産駒④ロードデルレイ、キズナ産駒⑥サヴォーナ、ハーツクライ産駒①サルツルギの3頭。

 馬券は、本命⑩ナイトインロンドンと対抗③サトノグランツの2頭軸三連単24点 ⑩③⇒⑩③⇔⑬⑦⑪④⑥① と、⑩ナイトインロンドンと③サトノグランツの2頭軸三連複6点 ⑩③⇒⑬⑦⑪④⑥①

 

 そして中山のオールカマーGⅠ3勝で中山得意のタイトルホルダーの復帰戦。普通ならば、素直にこの馬から入るところ。

 ただし、前走の天皇賞春は、アスクビクターモアと繰り広げた大消耗戦により、レース中止という事態に追い込まれました。アスクビクターモアは、そのあと、猛暑の影響で急逝する事態となりましたが、天皇賞春での激走の疲れが背景にあった可能性もこの影響は、レース中止となったタイトルホルダーにも残っているリスクはあります。特にメンタル面での影響を危惧しております。

 という訳で、このレースでは別の馬を中心に据えることにしました。本命には、6歳牝馬⑮ウインマリリンを指名いたします。一昨年のオールカマーの勝ち馬であり、GⅠ香港ヴァースの勝ち馬。札幌記念でひと叩きしたあとですから、ここが走り時です。

 相手には、前述の②タイトルホルダーのほか、昨年の勝ち馬⑥ジュラルディーナ、5歳牡馬⑪ノースブリッジ、函館記念を制した4歳牡馬⑬ローシャムパーク、同じく4歳牡馬④マテンロウレオ

 馬券は、本命⑮ウインマリリン頭固定の三連単20点 ⑮⇒②⑥⑪⑬④ と、⑮ウインマリリン1頭軸の三連複10点 ⑮⇒②⑥⑪⑬④

 

 


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