今年もこの季節がやって参りました。靖國神社へ行ってきました。
ワタクシにとっては、もう20年以上続けているイベントであります。毎回申し上げておりますが、何か宗教上の理由とか、政治信念上の理由とか、そういうものは一切関係がありません。
先の大戦で、犠牲になった兵士の方々や、一般市民の方々に対して、不戦の誓いと共に、微力ながら、この国の未来への責任を果たす誓いをするためにお参りをしています。
かつては、靖國神社と同じタイミングで千鳥ヶ淵の戦没者墓苑にもお参りをしていたのですが、どうもあそこをお参りしても、人の魂の存在を感じることができなくて、いつからか、靖國神社だけをお参りするようになりました。
今年お参りしたのは、まだ少し雲が多い早朝時。朝の7時前でありましたので、いつもよりは暑くはなく、参拝者も少なく、静かな靖國神社でありました。むしろ、厳粛な空気が流れる時間だと感じました。
もちろん、靖國神社への参拝は、雲一つない晴天、そして猛烈な暑さと、鳴りやまない蝉の声。これが似合います。きっと1945年8月15日の当日の天候と同じ条件が似合うということなのでしょう。それでこそ、当時の日本人の想いがストレートに伝わってくる気がするからであります。
ただ、今年のような厳粛で静かなお参りも良いなと、感じ入った次第。これも有りであります。
来年もまた、自分の健康状態が許す限り、このイベントは継続していきたいと考えております。
【さすがに朝7時前なので、神社内の休憩所も開店しておりませんでした】
【大村益次郎像は、今年も変わらず堂々とした佇まい】