土曜日は札幌1R芝1800mを勝ったロージズインメイ産駒フユソウビ。出遅れて最後方待機で脚を溜めます。向こう正面でマクリ気味に前進して2番手へ。直線に入るとまず、内側から抜け出したヴィヴァクラウンが先頭に立ちますが、これを追いかけて、交わし切ったところがゴール。良の勝ちタイムは1分50秒6。2着には、大外から猛然と追い込んできたビーチパトロール産駒ライフセービング、ハナ差の3着には、後方から内を突いてきたエピファネイア産駒ミラキュラスドラマ。ヴィヴァクラウンはクビ差4着。
新潟1Rダート1200mを勝ったパドトロワ産駒レーザーショー。好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速。2番手にいたキンシャサノキセキ産駒ベルウッドワンが迫ってきますが、差は全く詰まらず、この2頭が3番手以下を突き放したまま、レーザーショーが1馬身1/2差をつけて快勝。ダート良の勝ちタイムは1分12秒1。2着ベルウッドワンから7馬身差の3着には、中団から差してきたマクフィ産駒ホーリーブライト。
小倉2R芝1200mを勝ったスワーヴリチャード産駒ドナヴィーナス。好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入ってもスピードは緩まず、そのまま後続に2馬身差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分8秒3。2着には、3番手からドレフォン産駒ソルトロック、クビ差の3着には、2番手からニューイヤーズデイ産駒プエルタクレタ。
またまたスワーヴリチャード産駒。新種牡馬サイヤーランキングはダントツ1位ですが、2歳リーディングサイヤー争いでも、トップのモーリスに肉薄しています。産駒は仕上がりが早く、スピードに長けた馬が多い。今のところ、マイル以下の活躍が目立ちますが、秋以降の2000m前後のレースでも結果を出せると、来春のクラシックでの活躍も見えてきます。
新潟2R芝1800mを勝ったハービンジャー産駒チェルヴィニア。好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るリアルスティール産駒ローンウルフの横に並びかけて、馬なりのまま交わして、そのまま6馬身差突き放して圧勝。良の勝ちタイムは1分46秒9。上り3ハロンは33秒0。2着ローンウルフから1馬身1/2差の3着には、中団後方から差してきたジャスタウェイ産駒フイノマジワリ。
チェルヴィニアは、6月4日の東京の新馬戦でボンドガールの2着だった牝馬。ここでは地力の違いを見せつけてくれました。また、これで今年の2歳牝馬路線では、やはりボンドガールが頭一つ抜け出していることを証明。
札幌5R芝1500m新馬牝馬限定を勝ったエピファネイア産駒レアリゼアンレーヴ。好スタートから4番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るファインニードル産駒シームレスの横から、モーリス産駒カリーシが交わして先頭に立ちますが、その外からレアリゼアンレーヴが抜け出して、1/2馬身差をつけて勝利。良の勝ちタイムは1分30秒8。2着カリーシからクビ差の3着には、逃げ粘ったシームレス。
小倉5R芝1200m新馬九州産馬限定を勝ったエイシンフラッシュ産駒アイタカ。好スタートから4番手追走へ。直線に入ると、逃げたサトノアラジン産駒テイエムシマジンが粘り込みを図りますが、その外からこれを交わして、1馬身1/4差で快勝。良の勝ちタイムは1分10秒1。2着テイエムシマジンから3馬身1/2差の3着には、6番手から差してきたエーシンシャラク産駒マーティ。
新潟5R芝1600m新馬を勝ったキズナ産駒ガルサブランカ。好スタートから5番手追走へ。直線に入ると、スローペースで逃げたブリックスアンドモルタル産駒ニシノインヴィクタが粘り込みを図りますが、ユックリと前が開くのを待ったガルサブランカが、残り100mのところで抜け出して、そのまま1馬身1/2差で完勝。良の勝ちタイムは1分36秒3。上り3ハロンが32秒8。2着ニシノインヴィクタから2馬身差の3着には、6番手から差してきたミッキーアイル産駒エリカカリーナ。
イクイノックスの半妹ガルサブランカが、シッカリと勝ち上がりました。スローペースにも掛からず、直線で前が開かなくても慌てず、100mだけでキッチリ差し切りました。新馬戦での上り32秒8は、3歳2冠牝馬のリバティアイランドと同じ。大物感タップリであります。新潟2Rを上り33秒0で勝ったチェルヴィニアといい、2歳馬は牝馬の有力どころが目白押しで目移りがしてしまいます。今年も牝馬上位の傾向が続くのでしょうか?
小倉6R芝1200m新馬を勝ったヴィクトワールピサ産駒セイウンデセオ。好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入ってもスピードは緩まず、そのまま後続に1馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分9秒1。2着には、3番手からタリスマニック産駒ミライハーモニー、クビ差の3着には、6番手から差してきたサトノアラジン産駒フォルテローザ。
新潟6R芝1400m新馬牝馬限定を勝ったダイワメジャー産駒キャプテンネキ。好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るロゴタイプ産駒ニシノアヤカゼに並びかけ、これを交わして先頭に立ちます。大外からアンテロ産駒ロゼフレアが迫ってきますが、これを1/2馬身差凌いで勝利。良の勝ちタイムは1分22秒5。2着ロゼフレアから2馬身差の3着には、逃げ粘ったニシノアヤカゼ。
日曜日は札幌1R芝1200mを勝ったディスクリートキャット産駒レイニングキャット。好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るリルフロストの横から、レイニングキャットが抜け出します。そのまま後続に1馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分9秒8。2着には、最後方から差してきたカレンブラックヒル産駒サフランヒーロー、2馬身差の3着には、2番手からリアルスティール産駒アレンジャー。
小倉1R芝1800mを勝ったキズナ産駒ホウオウプロサンゲ。好スタートから3番手追走へ。直線に入るとまず、ドレフォン産駒アンモードが先頭に立ちますが、その横からホウオウプロサンゲが鮮やかに抜け出して、1馬身3/4差で完勝。良の勝ちタイムは1分50秒0。2着アンモードからクビ差の3着に、3番手からキズナ産駒ペンナヴェローチェ。
ヴェロックスの半弟ホウオウプロサンゲが2戦目で勝ち上がり。セレクトセールで4億円の馬で、デビュー戦は太め残りで4着に負けましたが、身体が絞れて力を出し切りました。次戦も楽しみな存在です。
新潟3R芝1400mを勝ったロードカナロア産駒バロン。中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、徐々に前に進出。残り200mのところでバロンが先頭に立ちます。そのまま後続に1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分22秒2。2着には、後方から差してきたダイワメジャー産駒フォルクスリート、アタマ差の3着には、最後方から最内を突いて追い込んできたスワーヴリチャード産駒デビッドテソーロ。
札幌5R芝1800m新馬を勝ったスワーヴリチャード産駒アーバンシック。好スタートから4番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るマテンロウノカゼの横からサクソンウォリアー産駒サクソンジェンヌが先頭に立ちますが、大外からアーバンシックとスワーヴリチャード産駒ヴィクトリアドールが一気に前を交わして、アーバンシックがクビ差前に出たところがゴール。良の勝ちタイムは1分53秒1。2着にはヴィクトリアドール、3/4馬身差の3着にサクソンジェンヌ。
またまたスワーヴリチャード産駒の勝利。しかも1着2着を独占。勢いが止まりません。ハーツクライの後継種牡馬としても、頭一つリードしたと言って良いレベル。
小倉5R芝1200m新馬九州産馬限定を勝ったリアルインパクト産駒テイエムチュララン。好スタートからマイペースに逃げへ。直線に入るとスピードを加速、後続に1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分10秒5。2着には、2番手からヴァンセンヌ産駒ウエルカムキリシマ、1/2馬身差の3着には、5番手からトゥザワールド産駒ユメカナウケン。
新潟5R芝1800m新馬を勝ったキズナ産駒ライトバック。スタートで出遅れ、最後方待機で脚を溜めます。直線に入っても、前が開かずになかなか前に出られませんでしたが、残り300mのところから仕掛けたとたん、弾けて猛然と追い込み始めます。上り32秒8の切れ味で、前の馬たちを全て差し切って、1/2馬身差で快勝。良の勝ちタイムは1分50秒1。2着には逃げ粘ったデクラレーションオブウォー産駒ラキアレクサンダー、クビ差の3着には、2番手からエピファネイア産駒ニューステソーロ。
勝ったライトバックは、前残りのペースのレースで、最後方から直線だけで全馬差し切るという信じられないパフォーマンス。土曜日のガルサブランカと同じ上り32秒8。今年のキズナ産駒の2歳馬には、大物感溢れる馬がたくさん出ます。この2歳牝馬も、秋の重賞路線で活躍しそう。
小倉6R芝1200m新馬を勝ったイフラージ産駒パッシングシャワー。好スタートから4番手追走へ。直線に入ると、逃げるトゥーダーンホット産駒エトヴプレを交わして、そのまま1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分9秒1。2着エトヴプレから3馬身1/2差の3着には、4番手からスワーヴリチャード産駒スウィープフィート。
札幌8R芝1800mコスモス賞(2歳オープンクラス)を勝ったブラックタイド産駒エコロヴァルツ。好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、後続を突き放して6馬身差の圧勝。良の勝ちタイムは1分48秒8。2着には、3番手から差してきたダノンバラード産駒コスモディナー、2馬身差の3着には、4番手からヤマカツエース産駒タガノデュード。
勝ったエコロヴァルツは、2連勝でオープン勝ち。このまま札幌2歳Sに出てくれば面白い存在。逃げた方が力は出せると思います。
小倉8R芝1200mフェニックス賞(2歳オープンクラス)を勝ったロゴタイプ産駒シカゴスティング。好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げるタリスマニック産駒マクッテソフィアを交わして先頭に立ち、そのまま後続を突き放して3馬身差で完勝。良の勝ちタイムは1分10秒3。2着には、3番手からマインドユアビスケッツ産駒フタバ、クビ差の3着には、逃げ粘ったマクッテソフィア。