8月11日(金)に行われたサッカー女子W杯の準々決勝で、なでしこジャパンは世界ランキング3位のスェーデンと激闘の末、1対2で敗れました。今回はベスト8で終戦を迎えました。
前半に1点、後半早々にPKを与えて、スウェーデンに2点を先行されましたが、後半途中からは日本のペースとなりました。後半42分には途中出場の林選手が1点を取りましたが、最後までスウェーデンの防御は分厚く、そのまま1対2で惜敗。惜しかったのは、後半30分前後に得たPKのチャンス。植木選手のキックは、ゴールポストに弾かれてゴールならず。あそこで1点が取れていれば、流れは大きく変わっていたと思います。
それにしても、なでしこジャパンは、よく闘いました。全世界のレベルを見ても、米国とスウェーデンの2国が突出して力が抜けていただけに、このどちらかに負けるというのは、今の段階では仕方がなかったと言えます。ただ、この両国と差のないサッカーが出来ることを証明するワールドカップとなりましたので、ここからの日本女子サッカーの飛躍を期待させる内容だったと思います。特に、宮澤ひなた選手というスーパースター候補が現れたことが、何よりの収穫でありました。ワールドカップ後、世界中のプロリーグから、彼女の争奪戦が起こることは必至でありましょう。
これからの日本女子サッカーと、宮澤ひなた選手の活躍を楽しみに致しましょう。
なでしこジャパン、お疲れ様でありました!