金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【3歳戦回顧】 1月27日~28日

2023-01-29 16:23:31 | 競馬

 土曜日は小倉2R芝1200mを勝ったハービンジャー産駒ステークホルダー好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、早め先頭に立って、そのまま後続を2馬身突き放して完勝。重の勝ちタイムは1分10秒3。2着には3番手からアメリカンペイトリオット産駒ライクアフラワー、さらに1馬身3/4差の3着には4番手からファインニードル産駒サンスレッド

 中京3Rダート1900mを勝ったバンドワゴン産駒バンドマスター好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入ると、さらにスピードを加速し、後続を突き放して、後続に大差をつけて圧勝。ダート良の勝ちタイムは2分1秒3と優秀。2着には、4番手から差してきたアジアエクスプレス産駒サイモンザナドゥ、さらに1馬身3/4差の3着には、中団から追い込んできたドレフォン産駒イデアユウシン種牡馬バンドワゴンは産駒がJRA初勝利を飾りました。バンドマスターは3歳ダート長距離路線で楽しみな存在になると思います。

 小倉5R芝2000m牝馬限定を勝ったゴールドアクター産駒ゴールドプリンセス最後方待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げるスクリーンヒーロー産駒ソレイユヴィータが押し切りを図りますが、それをゴールドプリンセスが追いかけて、ゴール前でクビ差だけ前に出て勝利。重の勝ちタイムは2分2秒8。2着ソレイユヴィータから3馬身1/2差の3着には、中団から差してきたブラックタイド産駒ルソルティール

 中京5R芝2000mを勝ったドゥラメンテ産駒アイザックバローズ中団後方待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、3番手からキタサンブラック産駒ニホンピロキーフが先頭に立ちますが、大外からアイザックバローズが鋭く伸びて、これを交わして、そのまま後続を2馬身1/2差離して完勝。良の勝ちタイムは2分0秒6。2着には最後方から差してきたイスラボニータ産駒コパノサントス、さらに1馬身1/4差の3着にはニホンピロキーフ

 東京5R芝1800mを勝ったキタサンブラック産駒アスコルティアーモ好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、早め先頭に立って、そのまま後続を突き放して3馬身差で圧勝。良の勝ちタイムは1分46秒1。2着には、中団から内を差してきたキンシャサノキセキ産駒クインズカムイ、そこから3/4馬身差の3着には、6番手から追い込んできたハービンジャー産駒オーヴァルブルーム

 小倉6R芝1800mを勝ったマクマホン産駒トーセンアウローラ4番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、4番手から早め先頭に立ち、そのまま後続に3馬身1/2差をつけて完勝。重の勝ちタイムは1分50秒5。2着には、3番手からモーリス産駒ポルトドール、そこからクビ差の3着には、2番手からロードカナロア産駒ケイデンシーマーク種牡馬マクマホンは産駒がJRA初勝利

 東京6R芝1600m新馬を勝ったハーツクライ産駒ランプシー好スタートから4番手追走へ。直線に入ると、逃げたハービンジャー産駒ムンドエルモソとランプシーの2頭が、並んで長い競り合い状態が続きますが、残り100mのところでランプシーが抜け出します。そこに後方からロードカナロア産駒テンペストが猛然と追い込んできますが、アタマ差足りずにランプシーが勝利。良の勝ちタイムは1分36秒6。2着テンペストから1馬身差の3着にはムンドエルモソシーザリオの末っ子テンペストは単勝1.6倍と人気を集めましたが、超スローを後方から追い込んでは届きません。それでもアタマ差の2着ですから、次は確勝レベルでしょう。

 

 東京4Rダート1600m(3歳1勝クラス)を勝ったアジアエクスプレス産駒ラフエイジアン好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るグランヒマラヤを追いかけて、残り300mのところで先頭に立ちます。そのまま後続を寄せ付けず、3馬身差で完勝。ダート良の勝ちタイムは1分38秒1。2着には3番手からルーラーシップ産駒ジャスリー、さらに3/4馬身差の3着には、6番手から差してきたドレフォン産駒フリッパーラフエイジアンは、3歳ダート路線の府中マイル路線の有力馬に名乗りを挙げました。

 中京6Rダート1400m牝馬限定(3歳1勝クラス)を勝ったジャスタウェイ産駒ハンベルジャイト好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、先行各馬の競り合いになりましたが、残り100mのところでハンベルジェイトが抜け出して、そのまま後続に1馬身1/2差をつけて快勝。ダート良の勝ちタイムは1分25秒9。2着には、後方から最内を突いて伸びてきたリアルスティール産駒プラチナジュビリー、ハナ差の3着には、2番手からデクラレーションオブウォー産駒ディクレアブルーム

 

 中京9R芝1600m白梅賞(3歳1勝クラス)を勝ったシルバーステート産駒カルロヴェローチェ好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンは35秒台で、福永騎手が上手くスローに落とす。直線に入るとスピードを加速、後続は付いて来れず、そのまま2馬身1/2差で快勝。良の勝ちタイムは1分33秒3。2着には4番手からロードカナロア産駒アルジーヌ、そこから1馬身1/4差の3着には2番手からゴールデンセンツ産駒エアメテオラ

 勝ったカルロヴェローチェのデビュー戦は6月26日の阪神の新馬戦で、2着アスター賞を勝ったチャンスザローゼス3着未勝利を10馬身差で勝ったゴッドファーザー5着ホープフルS優勝ドゥラエレーデ6着もちの木賞全日本2歳優駿を勝ったデルマソトカゲという世代NO.1の新馬戦でした。この新馬戦を2馬身差で完勝したカルロヴェローチェは、2歳牡馬チャンピオンのNO.1候補でしたが、2戦目の野路Sで謎の失速負け。呼吸器系の疾患かと疑われましたが、この放牧後の白梅賞で復活を遂げました。今年の3歳クラシック路線の台風の目になると思います。

 

 東京10R芝1400mクロッカスステークス(L)を勝ったハヴァナグレイ産駒ヤクシマ好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るボルトドーロ産駒フロムダスクを交わして、早めに先頭に立ちます。馬場の1番外からデクラレーションオブウォー産駒サトノヴィレが迫ってきますが、差はなかなか詰まらず、ヤクシマが3/4馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分21秒1。2着サトノヴィレから2馬身差の3着には逃げたフロムダスク

 

 日曜日は小倉2R芝1200mを勝ったズースター産駒スリーアイランド好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入るとさらにスピードを加速、そのまま後続に3馬身差をつけて完勝。重の勝ちタイムは1分9秒7。2着には4番手からダノンバラード産駒グスタール、さらに1馬身1/4差の3着には2番手からイスラボニータ産駒リサリサ

 中京2Rダート1800mを勝ったサトノアラジン産駒マルべリーシチー好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入ると、2番手からエイシンヒカリ産駒マルモルミエール、3番手からエイシンヒカリ産駒ネイロンの2頭が並びかけてきて、3頭による長い叩き合いに。最後までマルべリーシチーが抜かせずに、クビ差抑えて勝利。ダート良の勝ちタイムは1分55秒5。2着にはネイロン、さらに1/2馬身差の3着にはマルモエリエール

 小倉5R芝1200m新馬を勝ったビッグアーサー産駒シンプリーオーサム好スタートから4番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るエイシンヒカリ産駒エイシンエマーユを追いかけて、ゴール前で1/2馬身だけ前に出て勝利。重の勝ちタイムは1分10秒2。2着エイシンエマーユから1馬身1/2差の3着には、6番手から差してきたルーラーシップ産駒ウォーターリーダー

 中京5R芝1600m牝馬限定を勝ったキズナ産駒ベルシャンブル中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げるスクリーンヒーロー産駒フィルムアクトレスが押し切りを図りますが、残り100mのところで、馬場の1番外からベルシャンブルが抜け出して、1馬身1/4差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分34秒1。2着はフィルムアクトレス、クビ差の3着には後方から差してきたニシケンモノノフ産駒ペイシャフラワー

 東京5R芝1600mを勝ったキズナ産駒サルヴァトーレ好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入ると残り400mのところから加速、3番手からリアルスティール産駒ハリケーンリッジが迫ってきますが、差は詰まらず、そのまま1馬身差で逃げ切り勝ち。良の勝ちタイムは1分33秒6。2着ハリケーンリッジから1馬身1/2差の3着には、中団から追い込んできたモーリス産駒アサクサヴィーナス

 小倉6R芝2000mを勝ったサトノダイヤモンド産駒アウフヘーベン好スタートから2番手追走へ。直線に入ると早め先頭に立って、そのまま後続に1馬身1/4差をつけて完勝。良の勝ちタイムは2分4秒6。2着には、中団後方から差してきたハービンジャー産駒スズカハービン、そこから3/4馬身差の3着には、逃げ粘ったルーラーシップ産駒アワビキング

 中京6R芝2000m新馬を勝ったハービンジャー産駒エルチェリーナ6番手追走で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からサトノダイヤモンド産駒ウィズユアドリームが先頭に立って、そのまま押し切りを図ります。しかし、その内側からエルチェリーナが襲い掛かり、ゴール前でアタマ差だけ出て勝利。良の勝ちタイムは2分4秒4。2着ウイズユアドリームから1馬身1/4差の3着には、3番手からモーリス産駒クレオメデス

 東京6R芝1800m新馬を勝ったロードカナロア産駒ロードデルレイ6番手追走で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からガンランナー産駒ガンウルフが先頭に立ちますが、その外からロードデルレイが鋭く追い込んできて、そのまま4馬身の差をつけて圧勝。良の勝ちタイムは1分48秒3。2着には、4番手から差してきたロードカナロア産駒パールロード、そこから1馬身差の3着にガンウルフ

 

 中京4Rダート1200m(3歳1勝クラス)を勝ったカレンブラックヒル産駒エレガントムーン中団後方待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、3番手からカレンブラックヒル産駒タカネノハナコサンが先頭に立ちますが、その内側からエレガントムーンが、外側からシャンハイボビー産駒コパノハンプトンが襲い掛かります。内のエレガントムーンが鋭く伸びて、1馬身1/2差をつけて快勝。ダート良の勝ちタイムは1分12秒7。2着には外から差してきたコパノハンプトン、クビ差の3着にはタカネノハナコサン

 小倉9Rダート1700mくすのき賞(3歳1勝クラス)を勝ったホッコータルマエ産駒ツウカイリアル最後方待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からカレンブラックヒル産駒ブライトファントムが先頭に立ちますが、1番外からマクリ気味にツウカイリアルが上がってきて、そのまま鋭く抜け出して、2馬身1/2差で完勝。ダート重の勝ちタイムは1分44秒4。2着ブライトファントムから1/2馬身差の3着には、後方から差してきたヴィクトワールピサ産駒メイショウポペット

 

 東京9R芝1800mセントポーリア賞(3歳1勝クラス)を勝ったロードカナロア産駒ベラジオオペラ好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、早め先頭に立って、そのまま後続に1馬身1/4差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分48秒0。2着には、7番手から差してきたドゥラメンテ産駒トラマンダーレ、クビ差の3着には5番手からジャスタウェイ産駒ジェイパームス

 超スローの瞬発力勝負をベラジオオペラが2番手から勝ち切り2連勝。ただ、厳しいペースになった時には地力があるか否かは分からず。次は重賞だと思いますが、過信は禁物だと思います。

 


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【競馬】 根岸ステークス(GⅢ)とシルクロードステークス(GⅢ)!

2023-01-29 06:41:42 | 競馬

 まずは府中の根岸S。本番フェブラリーSのダート1600mと異なり、ここはダート1400mのスペシャリストを狙うべし

 ヒップの筋肉ならば、この馬こそが『年度代表馬』いや、『年度代表 お尻』と言われている⑬レモンポップが中心ダート短距離界では、レモンポップは世界を制するレベルまで期待できます。秋には、ブリーダーズカップ・スプリントをぜひ目指して欲しい逸材

 相手には、昨年の勝ち馬の6歳牝馬⑥ギルテッドミラー、昨年のフェブラリーS2着の6歳牡馬⑧テイエムサウスダン、登り調子の4歳牡馬⑭バトルクライ、安定度抜群の7歳騙馬②ヘリオス、同じく安定度ならばの6歳牡馬①オーロラテソーロ

 馬券は、本命⑬レモンポップ頭固定の三連単20点 ⑬⇒⑥⑧⑭②①

 日本一のヒップをご覧あれ‼

 

 次は中京のシルクロードS本番の高松宮記念と同じ舞台に好メンバーが揃いました

 問題はルール変更によって重量が増したこと。人気になるであろう、4歳牝馬の②ナムラクレア56.5㎏。昨年のスプリンターズSは53㎏でしたから、なんとプラス3.5㎏の重量に。同じく4歳牡馬の⑭ウインマーベル59㎏で、昨年のスプリンターズSの55㎏からプラス4.0㎏。これをどう見るか?

 一方で、オープン入りしたばかりの4歳牡馬⑧マッドクール56㎏で、前走と同じ重量。ここは勢いも含めて、上り馬⑧マッドクールを狙ってみたい

 相手は、前述の②ナムラクレア⑭ウインマーベルのほか、京阪杯を勝った4歳牡馬⑮トウシンマカオ、中京得意の6歳牝馬①シャインガーネット、ベテランの8歳騙馬⑬キルロード

 馬券は、⑧マッドクール頭固定の三連単20点 ⑧⇒②⑭⑮①⑬ と、⑧マッドクールからの1頭軸三連複10点 ⑧⇒②⑭⑮①⑬

 

 重量ルール変更の影響を見るには、これ以上のレースはありません。

 果たして影響は大か? それとも、たいしたこと無いか⁉


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