昨日の大雨の影響で、中京の馬場は酷い不良の様子。早い回復を期待したいと思います。
さて、本日は重賞競走がありませんので、いつもなら予想コーナーはお休みなのですが、中京9レースで野路菊S(2歳オープンクラス)が組まれています。
ご案内のとおり、野路菊Sは出世レースで有名で、ここの勝ち馬からメイショウサムソンとワグネリアンの2頭のダービー馬、天皇賞秋を勝ったラブリーデイ、オルフェーヴルのライバルであったウィンバリアシオン、京成杯AHを勝ったカテドラルなどを輩出。昨年も、ケガさえしなければ、牝馬三冠路線の主役になっていただろう、シルバーステート産駒ロンが快勝したレースです。
今年は、すでに「伝説の新馬戦」と呼ばれている、6月26日の阪神芝1800mの新馬戦の勝ち馬シルバーステート産駒カルロヴェローチェが出走して参ります。
この新馬戦で破ったメンバーのその後を見てみると、2着のエピファネイア産駒チャンスザローゼスが、9月10日中京芝2000m未勝利でトーホウガレオン以下を3馬身1/2差で完勝。3着のシルバーステート産駒ゴッドファーザーが、7月9日の福島芝1800m未勝利で10馬身差の圧勝。4着のモーリス産駒アンテロースが7月23日札幌芝1800m未勝利で快勝。そして5着のドゥラメンテ産駒ドゥラエレーデが、8月6日札幌芝1800m未勝利でドゥーラに敗れて惜しい2着のあと、8月20日札幌ダート1700m未勝利で勝利。ちなみにドゥーラとは札幌2歳Sを勝った名牝です。
以上のように、新馬で破った上位4頭が、直後かその次の未勝利戦で勝利するとともに、2着3着馬は今年の2歳牡馬路線の主役級に名乗りを上げている強者揃いの新馬戦でありました。その伝説の新馬戦を2馬身差で完勝した⑥カルロヴェローチェが、当然に野路菊Sの中心となります。
相手は好メンバーが揃いました。好素質馬相手に6月18日阪神芝1600m新馬を勝ったハービンジャー産駒①ファントムシーフ、同じく7月3日小倉芝1800m新馬でトーホウガレオン以下に快勝したキズナ産駒の牝馬④アリスヴェリテ、8月27日小倉芝2000m新馬で2着以下に3馬身差で圧勝したシルバーステート産駒③スカパラダイス、9月4日札幌芝2000m未勝利で2着以下に4馬身差で勝ったデクラレーションオブウォー産駒②トップナイフ、そして8月21日小倉芝2000mを勝ったハーツクライ産駒⑦ネアセリー二の5頭。
馬券は、本命⑥カルロヴェローチェ頭固定の3連単20点 ⑥⇒①④③②⑦ で。
伝説の新馬戦を制したカルロヴェローチェが、余裕で完勝して、2歳牡馬路線のトップに立つことを期待しております!