金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳戦回顧】 12月11日~12日

2021-12-12 16:03:03 | 競馬

 土曜日は中山1Rダート1200mを勝ったキンシャサノキセキ産駒ロープスピニング好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線でも、2番手以下を寄せ付けず、そのまま押し切り勝利2着は、2番手から勝ち馬と競り合ったノボジャック産駒ミンナノユメミノル、3着も、同じ位置から粘り切ったキンシャサノキセキ産駒テンコウバヒ

 中京1Rダート1800mを勝ったモーリス産駒ハセドン中団後方待機から、直線では、先に抜け出していたエピファネイア産駒マテンコウマジックを差し切って3馬身差の完勝2着はマテンコウマジック、3着は、逃げて粘ったブラックタイド産駒ルイナールカズマ

 阪神1Rダート1800mを勝ったシニスターミニスター産駒フォーチュンテラー好スタートから淀みのないペースで逃げへ。直線に入っても、後続を突き放して9馬身差の圧勝タイムも1分53秒5と優秀。2歳ダート路線にまたまた新星が現れました2着は、3番手追走から差してきたシニスターミニスター産駒ショウナンダイコク、3着は、2番手から粘ったヘニーヒューズ産駒アグネスリュウ

 中山2Rダート1800m牝馬限定を勝ったホッコータルマエ産駒パルガン2番手追走から、直線では早めに先頭に立つも、3番手から差してきたルーラーシップ産駒スマイルオンミーとの激しい叩き合いとなり、1馬身1/4差をつけたところがゴール2着はスマイルオンミー、3着は逃げて粘ったクロフネ産駒リトルポピー

 中京2Rダート1200mを勝ったスズカコーズウエイ産駒テイエムランウェイ好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線でも後続を寄せ付けず、4馬身差の圧勝2着は、3番手から差してきたキンシャサノキセキ産駒デルマシルフ、3着は、中団から追い込んできたヘニーヒューズ産駒ベルドラゴ

 阪神2R芝1400mを勝ったアドマイヤムーン産駒マコトダイトウレン好スタートから逃げへ。卓越したスピードを活かして、そのまま直線に入り、後続を離して3馬身1/2差の完勝2着は、5番手から差してきたロードカナロア産駒サプライムアンセム、3着は、中団後方から追い込んできたリオンディーズ産駒ロードオルデン

 中山3Rダート1800mを勝ったリーチザクラウン産駒ニシノボルテージ2番手追走から、直線では、逃げたベーカバド産駒ベッサスタージルとの競合いに勝って、また後方から差してきたヘニーヒューズ産駒インペラートルとサトノアラジン産駒クアトロマジコを抑え切って勝利2着はインペラートル、3着はクアトロマジコ。4着に逃げ粘ったベッサスタージルは、次はチャンス。

 阪神3Rダート1200mを勝ったシニスターミニスター産駒エクサープト好スタートからパイペースの逃げへ。直線に入ってからも、3番手追走から迫ってくるマジェスティックウォリアー産駒メイショウヒメゴゼを抑えて勝利2着はメイショウヒメゴゼ、3着は4番手から差してきたスクリーンヒーロー産駒イラーレ

 中山4R芝1200mを勝ったエピファネイア産駒アリシアン5番手追走から、直線では、内埒際で最後まで脚を溜めて、ゴール直前で逃げたビックアーサー産駒ネレイドを差し切りました2着はネレイド、3着は5番手から外を差してきたマクフィ産駒ディージェーサン。2着のネレイドは、次は確勝レベル。

 中京4R芝1600m牝馬限定を勝ったダイワメジャー産駒ルピナスリード中団待機から、直線では一番外から差してきて、ゴール前で逃げ粘るシルバーステート産駒テイエムオードリーを差し切って勝利2着はテイエムオードリー、3着は3番手から粘り切ったレッドスパーダ産駒アンジェリーナ。2着のテイエムオードリーは逃げれば強い。次も狙えます。

 中山5R芝1800m新馬を勝ったエピファネイア産駒ポケットシンデレラ好スタートからマイペースの逃げへ。上手くスローペースに落として、そのまま直線でも後続の追撃を抑えて勝利。菱田騎手の好騎乗。2着は、3番手から差してきたパゴ産駒パトリックハンサム、3着は、4番手追走から差してきたディープインパクト産駒ケイアイセナ

 中京5Rダート1400m新馬を勝ったシニスターミニスター産駒ナッカーフェイス4番手追走から、直線は早め先頭に立って4馬身差の完勝2着は、2番手から粘り切ったコパノリッキー産駒ブルーノート、3着は、中団から差してきたホッコータルマエ産駒キタノセレナード

 中山6Rダート1800m新馬を勝ったアドマイヤムーン産駒ミッキーエイト好スタートからマイペースの逃げへ。直線でも後続を寄せ付けずに4馬身差の快勝2着は、2番手から粘り切ったエスポワールシチー産駒レオプレシード、3着も、3番手から粘ったアポロキングダム産駒アポロマジェスティ

 阪神6R芝2000m新馬を勝ったモーリス産駒ロードラプソディ3番手追走から、直線では馬場の中央を差してきて快勝2着は、6番手から差してきたメイショウサムソン産駒ヤマニンサイフォス、3着は、同じ位置から追い込んできたジャスタウェイ産駒チアフルモーション

 中山7R芝1800mを勝ったミッキーアイル産駒セイウンプラチナ好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入ってからも粘り切って、4番手から差してきたルーラーシップ産駒ユイノゴトクをハナ差抑えて勝利2着はユイノゴトク、3着は後方から差してきたスピルバーグ産駒ヴィブラツィオーネ

 阪神7Rダート1400m牝馬限定新馬を勝ったパイロ産駒ピジョンブラッド最後方追走から、直線では、逃げ粘るシニスターミニスター産駒ルクスパークを豪快に差し切って勝利2着はルクスパーク、3着は、4番手から差してきたアグネスデジタル産駒デジタイゼーション

 

 中山9R芝1200m黒松賞(2歳1勝クラス)を勝ったイスラボニータ産駒ニシノレバンテ好スタートから2番手追走、直線では早めに先頭に立って、そのまま押し切りました。平均ペースで前々の位置が取れたことが勝因2着は、3番手から差してきたジョーカプチーノ産駒ジョーブリッランテ。3着は、後方から差してきたディーマジェスティ産駒シゲルファンノユメ

 シゲルファンノユメは1番枠が裏目に出て、位置取りが後方になりましたが、最後の差し脚は地力を見せてくれました。次はチャンス。

 阪神9R芝2000mエリカ賞(2歳1勝クラス)を勝ったエピファネイア産駒サトノヘリオス5番手追走から、直線では逃げたジャマンを早めに交わして、キタサンブラック産駒ヴェールランスとの叩き合いに。クビ差前に出たところがゴール消耗戦となったレースですが、前々の位置から長く良い脚を使えたことが勝因。2着はヴェールランス。

 3着は、後方待機から大外を回して差してきたディープインパクト産駒ダノンブリザードスタートの出遅れが位置取りの悪さに繋がり、これが1番の敗因。しかし、最も長く良い脚を使っていたので、次は狙い目。長距離向きです。

 

 日曜日は中山1Rダート1200m牝馬限定を勝ったパイロ産駒プリーチトヤーン3番手追走から、直線では、逃げたドレフォン産駒ニシノアナとの競合いを制して先頭に立って、4番手から差してきたディープブリランテ産駒ビップアクアの追撃を抑えて勝利2着はビップアクア、3着はニシノアナ

 中京1Rダート1800m牝馬限定を勝ったキズナ産駒グレナデンシロップ後方待機から、3コーナーでマクリ気味に上がっていって、逃げて粘っているダンカーク産駒レタラを差し切ったところがゴール2着はグレナデンシロップ、3着も2番手から粘ったロードカナロア産駒クロンヌドラレーヌ

 阪神1Rダート1800mを勝ったアジアエクスプレス産駒ラプリュス2番手追走から、直線に入ると逃げたルーラーシップ産駒ロードマゼランとの長い長い叩き合いに。ゴール前まで競合いが続き、写真判定でハナ差勝利2着はロードマゼラン。3着とは大差がついており、2着馬は次は確勝レベル

 中山2Rダート1800mを勝ったクロフネ産駒ミエノナイスガイ3番手追走から、直線では早めに先頭に立ってそのまま押し切り勝利2着は、4番手から追走してきたミュゼスルタン産駒クルル、3着は、中団から差してきたワールドエース産駒チュウワエース

 中京2Rダート1400mを勝ったフロステッド産駒アルムマッツ中団待機から、直線では脚を溜めてから追込み、先に抜け出していたフロスタッド産駒シラキヌを差し切ったところがゴール2着はシラキヌ、3着は3番手から粘り切ったロードカナロア産駒オラヴェリタス

 阪神2Rダート1400mを勝ったワールドエース産駒スズカワールド3番手追走から、直線では、逃げたドレフォン産駒ペプチドヤマトと、2番手追走のダイワメジャー産駒スプラウティングとの3頭叩き合いが続きましたが、スズカワールドが1/2差だけ前に出たところがゴール2着はスプラウティング、3着はペプチドヤマト

 中山3Rダート1200mを勝ったカレンブラックヒル産駒ペイシャカレン好スタートから逃げへ。直線では、2番手追走のエスポワールシチー産駒デザートサファリとの激しい叩き合いになりましたが、先に抜け出して快勝2着はデザートサファリ、3着は、4番手から差してきたリオンディーズ産駒ナンデフェスティヴ

 阪神3R芝2000mを勝ったドゥラメンテ産駒ディライトバローズ後方待機から、直線では、先に抜け出していたディープインパクト産駒アーティットを外から差し切ったところがゴールレースセンス良く、ショウナンアデラの半弟。次は重賞戦線でも楽しみ2着のアーティットも好センス。次は確勝。3着のボビーズキトゥン産駒ボブズヤアンクルも好素材。要フォローだと思います。

 中京4R芝2000mを勝ったシルバーステート産駒テーオーソラネル6番手追走から、直線では、馬場の中央を抜け出してそのまま快勝。3か月の放牧で本格化2着は、後方待機から追い込んできたトーセンホマレボシ産駒サワーホマレー、3着は、5番手から差してきたメイショウサムソン産駒メイショウウネビ

 阪神4Rダート1800m新馬を勝ったマジェスティックウォリアー産駒アンノウンウォリア2番手追走から、直線では早めに先頭に立って、4番手から差してきたヘニーヒューズ産駒サンライズジャストの追撃を抑えて勝利2着はサンライズジャスト、3着は3番手から粘ったグランプリボス産駒モズミツボシ

 中山5R芝1600m新馬を勝ったイスラボニータ産駒パンテレリア6番手追走から、直線では、1番内埒際を差して、3番手から差してきたダイワメジャー産駒スパイダーゴールドを抑えて勝利2着はスパイダーゴールド、3着は2番手から粘ったエイシンヒカリ産駒クラリティスケール

 阪神5R芝1600m新馬を勝ったルーラーシップ産駒エバーシャドネー5番手追走から、直線では、先に抜け出していたダイワメジャー産駒マテンロウオリオンを差し切って完勝2着はマテンロウオリオン、3着には後方から追い込んできたシルバーステート産駒ウォーターレクラ。阪神マイルの馬場はかなり傷んでいるので、後方からの一気の差し切りは難しい。好位から馬場の中央を抜け出す競馬が今日の王道。

 中山6R芝2000mを勝ったハービンジャー産駒ロジハービン中団内目を追走、直線では前を塞がれていましたが、残り100mから外に持ち出し、前を差し切ったところがゴール2着は、4番手から馬場の内側を差してきたディープインパクト産駒ディープグラビティ

 

 阪神6Rダート1200m(2歳1勝クラス)を勝ったキンシャサノキセキ産駒ファーンヒル5番手追走から、直線では馬場の内側を抜け出して、ほぼ同じ位置から外を差してきたザファクター産駒ゼットノヴァとの長い叩き合いを制して勝利2着はゼットノヴァ。3着は、後方から追い込んできたメイショウボーラー産駒ミルトリーガー

 中山7Rダート1800m(2歳1勝クラス)を勝ったサトノアラジン産駒ウェルカムニュース3番手追走から、直線では、前で競り合うドレフォン産駒セイルオンセイラーと、タピット産駒フィフティシェビーの内側を差して勝利2着のセイルオンセイラーとはハナ差、さらに1馬身1/2差でフィフティシェビーが3着。サトノアラジン産駒はダート成績良し。父父のディープインパクトよりも、母父ストームキャットの傾向が強く出ている気がします。

 中京10R芝1400mつわぶき賞牝馬限定(2歳1勝クラス)を勝ったシルバーステート産駒コムストックロードスタート後から先頭を競い合って、ようやく先頭へ。そのままスピードを活かした逃げに入り、直線に入っても先頭を堅持。最後方から馬場の外側を鋭く伸びてきたマクフィ産駒ピンクマクフィーの追撃をアタマ差凌いで勝利2着はピンクマクフィー、3着は好位から粘り切ったジョーカプチーノ産駒シナモンスティック


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【海外GⅠ】 香港カップ・ヴァーズ・マイル・スプリント!

2021-12-12 09:31:47 | 競馬

 ついでに、夕方の香港GⅠの4レースの予想も。

 

 まずは香港ヴァーズ本命には、2019年の勝ち馬②グローリーヴェイズを指名相手には、⑤モーグル①パイルドライヴァー④ステイフーリッシュ⑧エベイラ馬券は、②グローリーヴェイズ頭固定の三連単12点 ②⇒⑤①④⑧

 

 次は香港スプリント本命には、快速娘⑫レシステンシア相手には、②ピクシーナイト⑤ラッキーパンチ④ウェリントン③ダノンスマッシュ⑧ナブーアタック馬券は、⑫レシステンシア頭固定の三連単20点 ⑫⇒②⑤④③⑧

 

 そして香港マイル本命には、地元香港のスーパースター、①ゴールデンシックスティ相手一番手には、②ダノンキングリー。その他は、⑥サリオス③インディチャンプ④ワイクク馬券は、①ゴールデンシックスティと②ダノンキングリーの2頭軸三連単12点 ①②⇒①②⇔⑥③④

 

 最後に香港カップ本命には、米国BC F&Mを制した⑫ラヴズオンリーユー相手は、⑧ドバイオナー④ヒシイグアス⑪レイパパレ①カーインスター③グロリアスドラゴン馬券は、⑫ラヴズオンリーユー頭固定の三連単20点 ⑫⇒⑧④⑪①③

 

 ひとつくらい当てないと、クリスマスも正月も迎えられない‼


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【競馬】 阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)とカペラS(GⅢ)!

2021-12-12 07:50:38 | 競馬

 まずは中山のダート重賞カペラS。中山ダート1200mに快速馬がたくさん揃いましたが、本命にはパドトロワ産駒④ダンシングプリンスを指名します。卓越したスピードで逃げ、さらにラストの切れ味を合わせ持つ、ダート短距離界のエースです。また、お父さんのパドトロワには、かつて新潟のアイビスサマーダッシュの勝利で、WIN5を獲らせてもらった恩義もあって。

 相手1番手には①リュウノユキナ、その他は⑫ミスズグランドオー⑯モズスーパーフレア③アポロビビ⑤デュアリスト馬券は、④ダンシングプリンスと①リュウノユキナの2頭軸三連単16点 ④①⇒④①⇔⑫⑯③⑤

 

 そして、2歳牝馬のトップを決める阪神JFです。今年も好メンバーが揃いました。

 もちろん、贅沢を言えば、ディープインパクト産駒のルージュスティリアウイズグレイスサリエラアストロフィライトスプリットザシーの5頭、エピファネイア産駒ソネットフレーズ、キタサンブラック産駒ラスール、シルバーステート産駒ロン、ハーツクライ産駒ルージュラテールあたりが出ていないのは残念ですが、放牧中だったり、デビューが11月だったり、それぞれ出られない理由がはっきりしているので、年明け以降、さまざまな路線から春の桜花賞に向けて元気な姿を見せてくれると思いますので、それはそれで楽しみに致しましょう。

 

 さて、プロの評論家の印を見てみると、やはりデビュー戦の印象が強いせいか、⑧ステルナティーアの評価が高いようです。また、前残りペースだったアルテミスSで鋭く差し切った勝ち方を見て、⑩サークルオブライフを本命に挙げる人も多い。この2頭はプロの眼からは魅力的な2頭だと思います。

 しかし、何度もレースのVTRを見ましたが、重い洋芝でも、軽い野芝でも、荒れた阪神内回りの芝でも、全てに対応して、しかも好位置から鋭い末脚を見せてくれる、⑬ウォーターナビレラを本命に据えたいと。プロの眼からは、シルバーステート産駒、日高の中小牧場の生産馬、武幸四郎厩舎と、「?」がどこかで付いてしまうのでしょうが、ワタシは素直に強い馬だと思います。

 そして相手1番手は、Cデムーロ騎乗の⑰ナミュール。今年の2歳牝馬戦で最も高いパフォーマンスは、赤松賞のナミュールだと思います。その次が、⑩サークルオブライフ⑧ステルナティーア。さらに、そのあとが①ナムラクレア、ドゥラメンテ産駒⑯ベルクレスタ、最後の押さえにディープインパクト産駒の⑱パーソナルハイ

 馬券は、⑬ウォーターナビレラと⑰ナミュールの2頭軸の三連単20点 ⑬⑰⇒⑬⑰⇔⑩⑧①⑯⑱


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