金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 ラジオNIKKEI賞・CBC賞

2021-07-05 07:15:28 | 競馬

 まずは福島のラジオNIKKEI賞勝ったのは、キングカメハメハ産駒ヴァイスメテオール。中団待機から、直線を他と違う脚で抜け出して圧勝。あらためてプリンシプルSとの連関性を証明した形。秋に向けて期待の馬が名乗りを上げました。2着は、好位から内を突いて差してきたエピファネイア産駒ワールドリバイバル。津村騎手のファインプレーもあって2着を確保。3着は逃げたモーリス産駒ノースブリッジが粘り切りました。

 人気だったボーデン、リッケンバッカーは、中団から外を回り過ぎて届きませんでした。この展開では難しく、あらためて見直しということだと思います。

 

 そして小倉のCBC賞勝ったのは、ロードカナロア産駒ファストフォース。逃げて、前半3ハロンが32秒3、そしてそのまま押し切って、1分6秒0の日本レコードで重賞初勝利。最近の1200m重賞は、ほとんどがロードカナロア産駒が勝っていますが、このスピードが活きる舞台でも、やはりロードカナロア産駒でした。

 2着は中団待機から、内埒際を追い込んできたピクシーナイト。3着は外から追い込んだアウィルアウェイ。2着の3歳牡馬ピクシーナイトは、スピード決着のレースにも対応しましたので、秋の大一番でも楽しみ。1番人気のヨカヨカは5着。この馬も力を出したと思いますが、上位馬との地力の差が出た感あり。

 

 それにしても、ラジオNIKKEI賞を圧勝したヴァイスメテオールはキングカメハメハ産駒だし、未勝利戦で衝撃の日本レコード勝ちをした怪物エスコーラはディープインパクト産駒。秋に向けた超新星候補は、やはりディープかキンカメ。来年の2歳馬には、実質的にこの2頭の産駒はいませんので、この2頭の穴を埋めることは本当に難しい。ロードカナロア産駒は基本、マイル以下ですしね。


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