金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【GⅠ回顧】 香港スプリント・マイル・カップ

2020-12-14 17:11:51 | 競馬

 まず香港スプリントを勝ったダノンスマッシュこれで親子二代で制覇したことになりますが、香港のスプリントGⅠというのは、世界でスプリンターのトップを決めるレース。今年はコロナの影響で、欧州組が殆ど来れないという事情はありましたが、この偉業は凄いことです。国内でGⅠを勝てていないダノンスマッシュが、いきなり世界の大舞台で結果を出しました。あと、Rムーアはやはり世界一の騎手ですね、この人の手腕も大きかったと思います。

 

 次は香港マイルを勝ったゴールデンシックスティさすが香港のニューヒーローで、圧勝でした。日本からグランアレグリアが参戦でもしない限り、暫くはこの馬の天下が続くでしょう。それにしても、欧州勢は全く駄目ですね。スピード値が違い過ぎます。アドマイヤマーズの3着は善戦と言えると思います。

 

 最後は香港カップを勝ったノームコアとにかく強い、日本の牝馬。有馬記念も妹のクロノジェネシスが勝つのでしょうかね。ダノンプレミアムは、もし主戦の川田騎手が乗っていたら、もっと早めに仕掛けて後ろの馬に脚を使わせたと思います。惜しいレースでした。2着のウインブライトは、これで晴れて引退して種牡馬へ。香港GⅠ2勝、2着1回の実績は大きな勲章です。


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【GⅠ回顧】 阪神JF・中日新聞杯・カペラS

2020-12-14 06:57:30 | 競馬

 まずは土曜日、中京の中日新聞杯予想に反してスローペースで、比較的前に居た馬の中での瞬発力勝負となりました。勝ったボッケリーニは重賞初勝利で、適距離は1600~1800mですが、スローに助けられた感じ。2着のシゲルピンクダイヤも同様です。3着ヴェロックスは、このメンバーならばスッキリ勝ってほしかったですが、まだ回復途上ということ。

 次は、中山のカペラS勝ったジャスティンは、大井の短距離重賞を2つ勝っていますが、JRA重賞は初制覇。しかも58㎏をこなしての勝利ですので、ダート短距離路線のトップに立ったと言って良いでしょう。2着のレッドルゼルは仕掛けるタイミングが一瞬遅かったので、その差か。この馬もこれから更に強くなります。

 

 最後は、GⅠ阪神JF人気馬2頭のゴール前の競り合いは見ごたえがありました。現時点では、完成度でソダシが上だったということ。2着のサトノレイナスも春には逆転の余地ありなお、熊本産馬のヨカヨカの5着も立派でした。直線では、あわや、というシーンもあったので、ビックリしました。

 ところで、ここに出ていない勢力の中から、来年の本当の主役が出てくる可能性もまだまだありそうに思います。牝馬のクラシック路線は、勢力図がまだ固まっていないということだと思います。


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【2歳戦回顧】 12月12日~13日

2020-12-14 06:53:54 | 競馬

 まず土曜日の阪神2Rダート1800mを勝ったタピット産駒アメリカンピース楽な逃げから押し切り2歳ダート1800m路線は、今のところ、もちの木賞を勝ったホールシパンが強いですが、この馬への挑戦者として名乗りを上げました。中山3R芝1800mを後方から豪快に差し切ったモーリス産駒レーヴドゥラブレリ腰の緩さが解消され、本格化。これから牝馬クラシック路線でも楽しみ阪神4R芝1600mを勝ったダイワメジャー産駒ブレーヴジャッカル先頭に立つとソラを使うため、福永騎手が苦労していました。マイルよりも短い距離にして、後ろから差す競馬を覚えさせる必要があります。阪神5R芝1200mを勝ったダノンレジェンド産駒ライクマジック卓越したスピードで逃げ切り快勝。短距離路線で期待中京7R芝2000mを豪快に差し切ったハービンジャー産駒カツコ東京コース向きで、2月のクイーンCに出てくれば面白い阪神7R芝2000mを勝ったキズナ産駒テイエムタツマキ芝に戻して快勝2000m前後で、競り合いに持ち込めれば強い、キズナ産駒の典型

 土曜日の中山9R芝1200m黒松賞を勝ったマクフィ産駒エムオーシャトル門別出身で中央初出走、芝も初。それでも超越したスピードで楽に逃げ切りました。2歳短距離路線に、新たなスターが誕生

 同じく阪神9R芝2000mエリカ賞を勝ったロードカナロア産駒アドマイヤハダルスローの瞬発力勝負を制しました10月のアイビーS上位馬が1着3着なので、アイビーSの評価を上げることになりました

 日曜日は、阪神3R芝1400mを勝ったヴィクトワールピサ産駒トーカイキング好位置から押し切る強い勝ち方でタイムも良し。マイル以下で楽しみ中山5R芝1800m新馬を勝ったロードカナロア産駒ディオスバリエンテ良血がデビュー戦をきっちり勝利。クラシック路線に乗ってくる器阪神5R芝1800m新馬を勝ったキズナ産駒アクセルスローの瞬発力勝負を好位から制しましたレース運びも上手く、これもクラシック路線で楽しみ中京6R芝1600mを豪快に差し切ったクロフネ産駒マリアエレーナクロフネ×ディープで、スピード・切れ味・勝負根性を合わせ持つ。牝馬クラシック路線で注目

 日曜日の阪神6Rダート1200m1勝クラスを勝ったスウェプトオーヴァーボード産駒のショウナンバサロ2歳ダート短距離路線は、トップがデュアリスト、2位がバクシンあたりですが、トップ争いに名乗りを上げる勝利でした。

 日曜日の中山7Rダート1800m1勝クラスを勝ったペルーサ産駒ラペルーズ中央初戦で、好メンバーを相手に完勝。土曜日のマクフィ産駒エムオーシャトル同様、門別組恐るべし! 2歳ダート1800mはもちの木賞を勝ったホールシパンがトップですが、これに対抗できる馬が出てきました。地方競馬出身、藤沢和雄厩舎、ペルーサ産駒、これだけで泣けてきます!

 日曜日の中京10R芝1400mつわぶき賞を勝ったカレンブラックヒル産駒カイトゲニースローペースに持ち込み、逃げ切り勝ち。逃げるとシブトイので備忘録


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