金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳ダート総括】 全日本2歳優駿も終了したが‥気になるのは?

2020-12-18 07:03:19 | 競馬

 全日本2歳優駿が終了しましたので、2020年の2歳ダート路線を総括したいと思います。2歳ダート路線ですが、それなりに専門分野が分かれているので、①ダート短距離(1400m以下)②ダート中長距離(1800m中心)③府中ダート1600m(特殊過ぎるので‥)、の3部門に分けて振り返りたいと思います。

 まず、①ダート短距離路線(1400m以下)ですが、ここは神戸ジュニアチャンピオン(JpnⅡ)を勝ったミッキーアイル産駒デュアリスト第1位中一週で出た全日本2歳優駿は惨敗でしたが、これはご愛敬。砂の深い川崎1600mは中央なら1800m以上のスタミナ舞台ですので、出たのが間違い。第2位はオザキリス賞を勝ったヘニーヒューズ産駒バクシン。この馬も日本2歳優駿出走は余計でしたが、強力な相手にも怯まない勝負根性は保証付きで、まだまだ強くなると思います。

 次は、②ダート中長距離路線(1800m中心)ですが、ここは何と言っても、第1位は、5連勝で全日本2歳優駿(JpnⅠ)を楽勝したヘニーヒューズ産駒アランバローズ(船橋)。久々に、地方競馬のまま、中央GⅠを勝ちそうな大物が出てきました。第2位は、JRAもちの木賞を勝ったパイロ産駒ホールシパン。あと注意が必要なのが、2歳1勝クラスを勝った藤沢和雄厩舎、ペルーサ産駒ラペルーズ。ラペルーズは、中央⇒地方⇒中央と、転々と移籍しながら頭角を現した苦労人。注目しましょう。

 最後に、③府中ダート1600m。このコースは、ちょっと他と違い過ぎるので、別枠でランクを付けます。第1位は、JRAカトレアSを勝ったレモンドロップキッド産駒レモンポップこの馬の強さは府中1600mだけではないと思いますが、このコースであれば、暫くは無敵だと。第2位は、同じくカトレアS2着のダンカーク産駒タケルペガサスレモンポップさえ居なければ、この馬も府中では負けないと思います。

 

 一応、2歳ダートチャンピオンとしては、船橋のアローバローズを指名しますが、末恐ろしいのはレモンポップ。それから、短距離専門ならば、デュアリストとバクシンの2頭はしばらく活躍できると思います。


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