このレースは、一昨年はダノンプレミアム、昨年はグランアレグリアと、稀代のスピード因子を持つ名馬が勝っていますので、今年も「名馬誕生」を期待して、前走上り33.1を記録したハーツクライ産駒2頭に人気が集まっています。
今年は、牝馬のウーマンズハートを含め、ハーツクライ産駒の有力馬が目立ちますが、個人的には、2歳時の早い段階から目立つハーツクライ産駒は、少し割り引いた方が良いイメージ。昨年のカテドラルや一昨年のタイムフライヤーもそうですが、ハーツクライ産駒はやはり、シュヴァルグランのような晩成型の方が面白いのです。
今年の2歳戦線は、何と言ってもディープ系の新種牡馬が穴をあけてくれるケースが多いので、ここはワールドエース産駒のジュラベッシュの逃げ切りに期待します。府中の1600mの逃げ切りは難しいですが、何と言っても開幕の馬場ですから、前が止まらないことに賭けたいと思います。
②ジュラベッシュは、父ワールドエースに、スェブトオーヴァーボード産駒の母という血統ですので、持続的なスピードの持ち主。開幕週の府中1600mは合うはず。②の単勝・複勝で。
