Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

まさかの。。。

2020-05-25 23:01:50 | 日記
今日は親父のショートステイからの一時帰宅最終日。
金曜日の記憶の曖昧さは、土曜日に一緒に過ごすことで復活出来ていた、先月までは。
今月は違った。日曜日の朝、オフクロと親父の話し声が聞こえたので、居間に向かうと、オヤジが
「おはようございます。あなたはどちらさんですか?私はどうしてここにいるかわからないです。朝から何も食べていないんですよ!」って。
オフクロは「おれもおめも忘れられた!さっき、ご飯食べさせたのにこんたもんだ!」って。
えっ、昨晩まで俺を何とか思い出して、普通に会話していたのに、一晩眠れば簡単にオールクリアされるちゃうの?
ずっと同じことを話し続けていて、オフクロは相手をするのに疲れていた。
オフクロと自分の分の朝飯を準備している間中にもリピートの嵐だが、そのうちに眠りについたようだった。
朝飯を食いながら、オフクロへ「起きれば、昨日さ戻っているかも知れないから大丈夫だって!」と云ってみたが、オヤジの目覚め後は変わっていなかった。
ホントに信じられないんだよな。しまいにオフクロも「次の帰宅は一泊で沢山だっ!」って、いう始末。利用上は丸一日、未利用日が条件ということを伝えても、ウンザリしていた。あれほどオヤジの帰宅を心待ちにしていたのに、まさか、こんな状態になるなんて、オフクロは思ってもいなかっだろう。
いつかはこんな状態が来ると思ってはいたものの、ビックリというかガッカリというか。
いつもより30分くらい早めの送迎でも、オフクロは何も言わなかった。このショートステイまでの車中が大変だった。
「警察に行って下さい。私は◯◯町◯◯の××というものです。パトカーに乗せて家に連れて帰ってもらいます。私は朝から何も食べていません。私は全然悪いことはしていません。」を5,6分置きに繰り返す。何回、車を止めて放り出そうと思ったことか。
アルツが進行すれば、同じ発言の繰り返しは当たり前のことらしいが、この内容は堪える。幼児より大変だよなぁ。
ショートステイに、何とかたどり着く。
職員さんが迎えに来て手伝いをする前に、車椅子に乗ることが出来た。先月までは「母さんを頼むな!」って、握手をしたあと、俺の車を見送っていたのだが、今回は何事も無かったような感じで、俺の方を一度も見ることなく施設の中に。
悲しいというか、残念というか、言葉に表せない気持ちのまま帰宅。
先月までは、オフクロと冗談で「皆を忘れたっていいんだよ!それの方が楽だからな!」とか、オヤジに云っていたが、いざ、本当に忘れ去られると。。。。
次回は、もっと進んでいるんだろうな。








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