Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

台風一過ならぬ台風一過なのか。。。

2019-11-25 23:02:08 | 日記
今日は朝から、オヤジが退院してから帰宅後に安全に過ごすことが出来るか、確認のために病院と入所希望をしているショートステイの自宅確認だった。
心配したのは、オヤジが家に入ってから「帰りたくない!」とか言うんでないか。そうでなけりゃ、自宅も記憶の奥底にいっちまっているってこともあるんでないか?とか。
蓋を開けてみると、
・自宅の理解はOK。
・飼い犬の名前は忘れていた。
・入院前と同じくベッドで寝たきり。
・帰りは素直にリハビリ士の方々と仲良く送迎車に乗車
大規模なバリアフリーの改修はしなくても、介助をすれば玄関から居間に入ることができた。
帰宅時は、姉貴かオレが居なければならないけれど。
ホッとしたのも束の間、自宅の環境把握が出来たら、ショートステイ先は「部屋はキープしてあるので、すぐにでも入所出来るので早くしてほしい!」みたいなことを言われて焦る。おまけに遅くても来週にはなんとか!とか。
先週までは、ショートステイの受け入れ体制とオヤジのトイレ回数が少なくなってから!とか言われていたので、悠長にしていたのだが。。。
仕方ない仕事を調整するべぇ。
問題はオフクロだった。全然事態を理解していなかった。何回も退院後はショートステイに入所して、月に数回帰宅させるから!って話していても、全然記憶に無し。確かに今日は、朝から訪問者が多いので掃除、食器洗いとか大変だったので、キツく物事を話したかも知れないが。。
自分が帰って来る前も、今後のスケジュール感を話してきたつもりだが、通じていないのか、忘れてしまったのか。。。
姉貴が退社後、帰宅途中に寄ったところ
「父さんって、退院してからショートステイに行ぐってが?」って、モロ忘れ(〃´o`)=3
台所の食器の状態とか見たら、先週、医師には「そんなに進行はしていないみたいです」とか言ったけれど、オヤジが入院する前のレベルに戻ったみたいだった。困ったのは、話をしていて都合が悪くなると「だってオレ、バガだもの仕方無ぇべ?」って開き直られる。
昨年のオヤジが失踪した事件のときに近づいてきたような悪寒が。
オヤジのショートステイ先は何とか決まりそうだが、もうひとつ険しく長い峠道が近づいてきそうだ。。。


子供に迷惑かけたくないっ、が一番迷惑なんである。

2019-11-25 06:42:06 | 日記
 先週、オフクロの診察があった。結果は現状維持ということで、半年後までの経過観察。症状の進行が進んでないときもあるし、やたらダメな時もある。判断が難しい。こちらが指摘をすると「オレ、バガになったがら仕方ねぇべ!」って、キレられるし。
オヤジの退院時期も近くなってきたが、退院後はショートステイにする、って決めたことをすっかり忘れているし。
今日は、退院後のバリアフリー対策でリハセンとショートステイ先が訪問。このことで、昨晩話をしたのだが、案の定、すっかり忘れて、退院したらまた前の生活ななれると思っていた。仕方がないから「子供に迷惑かけたくないからとかいってもな。こうなってしまったから、色々、腹立つこともあると思うけれど、おれたち子供言うこと聞いて暮らして!それが一番子供に迷惑がかからないからっ!」かなり厳しいことを言っちまった。認知症患者には、厳しいことをいえばネガティブになってダメなんだよなぁ。さて、今日の訪問は覚えているかな。



 

退院後ってどうするのかなぁ

2019-11-14 11:37:04 | 日記
月曜日、オヤジの面談だった。ケアマネさんも同席した。認知症の方は加齢もあるし、「脳梗塞」「アルツハイマー症候群」の複合型なので仕方無いが、泌尿器系の劣化が酷く、一日に20数回もトイレに向かうなんざ、何処の施設でも受け入れは無理みたいなので、薬の処方で何とか減らす方向で治療を進めているとのこと。
この調子では、今月いっぱいの退院は無理みたい、っていうか、医師は何処の施設に行っても大丈夫にしてから退院との説明をした。
ショートステイに入所するにしても、自宅には戻らなければならない。そのためにはバリアフリーが必須。
リハビリ師と家の段差確認も必用とのこと。こりゃ大仕事になりそうだな。
オフクロは自分で介護するとか言っても、毎日、十数種類の服薬管理なんてできっこない。自分の薬だって忘れているのに。
第一候補のショートステイ施設を見学したら、自宅介護な意思は薄らいだみたいというか、忘れたというか。
何とか、退院後はショートステイ滞在の方向にいきそう。このスピーディーな進行をしてくれたケアマネさんに感謝。
心配なのは姉貴。姑のモノ忘れがオフクロより酷いみたい。オフクロは自分が認知症ってことを理解させたから、何とか過ごしているが、理解していないっていうことは大変みたいだ。
さてと、実家の改修はどうなることやら。。


あーあ、今日も

2019-11-10 22:13:41 | 日記
 先週、オヤジの見舞いに行くことが出来なかった。
今秋はオフクロ、姉貴と三人で。病棟に入ると、威勢のいいオバサンが看護師さんに詰めよっていた。そんなには老けていない。先々週は居なかったような。
 皆集まってホールで歌を歌っていたが、オヤジはまた居眠りしていたようだったが、看護師さんが車椅子を押して連れてきてくれた。
 今日の表情の明るさは久し振り。姉貴も「先週と全然違うな!」って。好不調の波が大きすぎ。昔からすると信じられないくらいなんだよな。ホントに何時からこんなに面談になったのか???
 「皆と仲良くやっています。ケンカなんて絶対していません」「ここにいる人は優しくて良い場所です。」って、これの繰り返し。  
 ガキの頃はよくケンカして先生から叱られたのだろうなぁって。
「良い場所」って言ったから、オフクロは「黙って、ここにいるか?」っつ。オヤジは「家にかえりたいです」って。
 多分、ショートステイは空いていない感し。
明日の面談はどーなるんだろ?
 って、また金の支払いで大変なことが発覚。生命保険の掛け金で借り入れが(゜ロ゜)金額もやヴぁい。
 姉貴が見つけた。ホントにカードって、高齢者にはダメだよな。打出の小槌だと思っている。オフクロは若いときは「借金してモノ買えばダメだ!買い物は現金でだ!」って言ってたくせになぁ。。
 認知症のせいか、ホントに金がなかったのか、よく分からない。
最近は姉貴が金の管理をするようになって大丈夫だと思うが、認知症に気がつくのが遅かったよなぁ。俺ら姉弟二人とも(/_;)/~~
 どこの誰だって、自分の両親が認知症になるなんて微塵も思わないよな。病院へ向かう車のなかでオフクロが「おめ、退職まで何年だ?」って。「12,3年だべな」ってオレ。
「退職したらゆっくり、おらだどこ見てけれっ!」とオフクロ。
「退職したら、少し休ませてもらいでぇな」ってオレ。
マジに12年も生きる気があるのか!勘弁してもらいたい。
ホントに介護は子育てと違って終わりはない。でも、俺も姉貴もこれくらい親に迷惑は掛けなかったと思うけれど。
 もの忘れなんて、遅くすることは出来ても、治すことなんて出来ないんだろうな。世の中の「どうにもならないこと」なんて「どうにでもなって良いこと」が殆どなんだろうな。
 っていうか、そう思わなければ過ごしていけないよなぁ。

市民ランナーの階級

2019-11-10 17:56:11 | 日記
 ランニングを始めて今年で5シーズン目かな。仕事、両親の容態を忘れるためには週一回でも良いから気持ちをリセット出来る時間が欲しい。
姉貴はどうしているのか心配になってくる今日この頃。
秋から冬は、関東圏以西でフルマラソン大会が目白押し。ポンコツおっさんランナーの自分は、雪国なんで11月がシーズン最後かなと。
知り合いのガチなオッサンランナーは、一、二月でも、ガンガン関東圏のレースにエントリーしている。そして、それなりのタイム。結果はSNSで配りまくり。
確かに早さは早い。二言目には「PB更新まで、あと少しでした!」とか。
三十数年前、高校の部活を思い出す。
あの時の合宿なんて、練習後の飯を食うときは、あまりの疲労感で箸を持つことが出来なかったんだよな。それくらい頑張っても、レースの時はPB更新は出来ないまま卒業。
PB更新なんて、余程の犠牲を払わなければ出来ない。学生の時は部活以外に意識しなければならないことは、勉強くらいだった。人間それなりに年を重ねると仕事以外のことが増えてくる。
月間の走行距離、時間を稼ぐために、わざわざランニング通勤してもなぁ。まして通勤費支給されていたら、ヤバいよなぁ。
学生時代みたいに好きなランニングだけやって、最低限の仕事しかしなくても良くて、黙っていても食事が出来て、エントリー料だけ考えていればいいランナーは「上級市民」ならぬ真の「上級市民ランナー」だよな。
でも、人間は悲しいことに劣化はしていくものである。どんなに頑張ってもPB更新は出来なくなる。年を取ったら「出来ること」が減ってくる。楽しく生きて行くためには「楽しめること」を増やしていかなくちゃなぁ。タイムを縮めることは「出来ること」なんで「楽しめること」にはならないんだろうなぁ。。。