Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

受容、需要、いろいろあるもので

2015-10-08 08:11:47 | 日記
人は多かれ少なかれ、誰もが避けて は通ることが出来ない災いに遭遇す る。災いを和らげるために金銭的な もので解決出来そうな「保険」とか いうものに手を出したりする。しか し、それは家族を含めた他人が、そ れなりに物質的、金銭的な安心を与 えるためだけである。精神的なもの のフォローに役立つことは僅か。あ くまでも、自分が居なくなったこと が前提。 夫婦という関係を考えて見れば、二 人同時にあの世へ行くってことは、 確立がゼロではないがかなり低い。 十数年前の職場の先輩が話してくれ たことが、今でも頭の奥にこびりつ いている。「人間、保険加入ってい うことは、自分が最初に死んじゃっ て、残されたカミさんとか、子ども のためなんだけれど、自分のカミさ んが先に死んじゃって、残された時 のことなんてカンガエル人はいない んだよね」と。 その先輩の奥さんは、この話をする 数ヵ月前に、結構進行 していた癌の手術をしたらしく、手 術の前の日は二人で泣いて過ごし た、と話してくれた。確かに、自分 がそのような状況にならなければ、 あのような言葉は出ないと思う。そ の奥さんは、無事に手術も成功して 孫に囲まれて暮らしている。 とかく、人間ってヤツは自分勝手で イヤなことがあれば、自分が居なく なればいいっ、てすぐ思ってしま う。だから、セーメーホケンとかと いうものに頼って安心したりする。 しかし、その逆の立場の残されてし まった時のことなんて考えようとも しない。そう、現実を受容して進ま なければいけない、とてつもない、 苦しさ、厳しさなんて、予想出来る はずなんてない。 昨今の有名人が癌で逝去されている ニュースを見て思った秋の夜。

さけ、サケ、酒、避け。。。

2015-10-06 21:56:59 | 日記
先日、知り合いからの誘いで、自分 がお奨めの日本酒を持ち込んで盃を 酌み交わすという飲み会に参加。 日本酒マニアはワインマニア、Jazz マニアと同じ位、蘊蓄が喧しいと 思っていたので、あまり気がノらな かったが、折角誘って頂いたので、 知識が乏しいまま、自分がお奨めの 日本酒を購入して会場に。 ワインはそれなりに独学で勉強し て、ある程度の知識はある。でも、 日本酒はよくわからない。 案の定、この会合は「○○酒造の酵 母X号っていいよね。」「やっぱ、ミ ヤマニシキでなくて、ヒャクマンゴ クがいいよね!」とか、飛び交って いる。そして、この種の会合で一番 ヤッてはいけない、持参物被りをし てしまった。 蘊蓄の多さは、以前に日本酒の会合 に参加したときと同じだ。酒の国秋 田は、いつからこんなに日本酒の蘊 蓄が喧しくなったんだ?自分が好み の酒をじっくり飲むことが、自分に とってのご褒美だと思っている自分 は昭和の遺物なのかな。 ワインをそれなりにベンキョーして いたときは、食べ物の脇役がワイン という意識があった。それなりに料 理が好きな自分は作る予定の料理に 合うワインを探すのが好きだ。 酒の味を楽しみ、シンプルな「漬け 物」みたいなものだけで、貴重で高 価な酒を胃袋に収めるのが主流って ところは、自分の酒飲みのポリシー とは違う。まして、酵母、酒米の微 妙なバランスを感じて、プロの営業 なみのプレゼンなんていうことは出 来ないことを実感。 自分は、旨い料理、旨い酒、それが 高価でなくても、バランスがとれた 時間を過ごすことができればいうこ とはない。それには音楽も必要か な。 はっきり言って、あれくらいの種類 の酒が揃ってしまえば、自分の感覚 からすると、普通のコース料理的な アテでは酒の味を引き立たたせるこ とは難しいと思ったり。 あと、日本酒マニアの先輩たちへ。 醸造酒っていうのは、抜栓した時点 で酸化が始まるので、経過時間で味 が変わるのは当たり前。味が移ろい 行くなかで「利き酒コンテスト」を やっても。本当に目当ての酒を覚え るのであれば、一口二口ではわかり ません。 まぁ自分は取っ替え引っ替え飲ん で、本物の味も解らないまま飲むこ とは合わないってことが、よーくわ かった夜だった。

応援、サポート、贈ったつもりが送られたりしているのが、ランニングイベント。

2015-10-04 23:46:43 | 日記
秋になれば、あちらこちらでランのレースが開催される。今年初めて、田沢湖マラソンの応援に行ってみた。幼馴染みをはじめ、色々な中間がエントリーしていたから。
声援を贈って思ったことは、
・苦しみながらも「ありがとうございます」という選手
・「ありがとうございます」は言わないけれど、微笑んで軽く会釈をする選手
・手をあげて通り過ぎる選手
・聞こえないふりで、そのまま通り過ぎる選手
がいるということ。
自分もレースに出ているが、上のケース全てのパターンを行っている。はじめは、笑顔で応えているが、レースの後半では過労で手も上げることが出来ない。しかし、声援を贈る中に知り合いがいれば別なのだが。
田沢湖マラソンのあと、エントリーした選手から「10km地点で応援してもらって、パワー全開になりました」とか、数人から言われると満更でもない。まぁ、自分は完全アウェイのレースが多いので、知り合いから応援してもらったケースが少ないので、逆に応援されると照れる。やっぱり、レースは参加するものだよな。
フィニッシュラインには、行くことが出来なかったので、応援に対して感謝して頂いた仲間のフィニッシュシーンを見ることは出来なかった。多分、みんなが良い顔でフィニッシュラインを越えたと思う。
各大会と提携した画像販売会社が、それなりの角度、タイミングで撮影する。自分の場合は、一瞬でフケてしまった力石徹みたいに、老人顔のフィニッシュシーンしか掲示されない。
オリンピック代表選手みたいに一流選手はフィニッシュ後すぐにでも、笑顔でインタビューに答えることが出来る。そういうアスリートになってみたいと思ったマラソン大会を見た感想。
さて、自分も今シーズン最後の山場の25日のレースに向かって練習するかぁ。