Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

これからどうしよう

2021-08-23 22:33:37 | 日記
先週末は腹部動脈瘤の定期検査。
案の定、昨年より約1mmの成長。
「小さくなることは無いので、手術のタイミングを考えておいて下さい」だと。
30mmオーバーになると、破裂の危険性が高くなるとのこと。でも、東大病院のサイトでは35mmを手術の目安とか記していたな。
現在、27mm。遅くても、あと3年で決断の時期が確実に訪れるようだ。
個人的には35mmでもいいような気もするけれど。
「患者にもよるが、早い人は二週間で退院出来ることもある」と医師から。
コロナワクチンの副反応と同じで、個人差はかなりあるんだろうな。
オヤジの死因である大動脈解離について話したら「遺伝の可能性が低くはない」とのこと。
オヤジの血管の状態とか検査していないので断定は出来ない、と言うものの、遺伝の確率は高いのだろう。子供には申し訳ない。
若いうちから血管を丈夫にしてもらうしかないよな。
27mmオーバーになったら、定期検査のスパンを短くするらしい。なので次回は二月に。
「早いうちに見つかったから、いろいろ治療について考えることが出来る。見つからなければ、最後の最後までわからないから。」と言われる。個人的には、痛くも痒くもなくて、何時死ぬかわからない病なんて、最後の最後まで進んだ方が、いろいろと考えることが少なくて楽だと思う。
昨年の今頃はこんなことになっているとか、思っていなかった。来年の今頃はどうなっているのだろうな。。。

一年経って

2021-08-17 23:20:32 | 日記
オヤジが亡くなってから一年。早いものだ。
去年の今頃は、弔問客相手で忙しかった。
暑かった去年と比べると、今年の気温ときたら。
オフクロの認知力低下は少しづつ進んでいる。お盆の生活を見ていると、認知力低下は進むことは当たり前みたいな生活サイクル。
歳をとると睡眠が浅くなるとはいうものの居眠り時間の多さにビックリ。新聞は読んでいるような、いないような。外には出ないので歩くことはトイレくらい。
テレビは点けているものの、かけている番組はテレビショッピンクか懐メロ。
運動は全然しないくせに食欲旺盛。不思議だ!
覚えることが面倒なので、ドラマとかは見る気もしないらしい。まさに老年性鬱みたいだ。だから、話すことといえば、自分が元気だった40代頃の話を昨日あったことのように話す。
仕方無いよな。自分の親よりだいぶ長生きしてしまった。近くに健康な高齢者の見本が居なかったし、高齢になっても健康で過ごすための準備を全然考えてこなかったもの。
去年は「結婚数日後に、他の女と旅行さいってバカ親父」とか、散々云っていたものだ。
いざ一年経つと「あの世って、余程良いんだべな?帰ってくる気持ちにはならないくらいなんだべな?」とか。
姑との関係、いつもぐでんぐでんで帰宅して、仕事第一で家庭を省みなかった毎日で、オフクロがくも膜下出血から帰還したときには「おめーは、しょーがいしゃだからな!」と小バカなことを言い、自分が脳梗塞で半身不随になったとたん「嫁は旦那を死ぬまで面倒みるのが当たり前」とか、滅茶苦茶なモラハラオヤジのことを未だに思っていることは、なんだかなぁ。。
これが愛なのか情なのか、半世紀生きてきても理解できない。
自分は、カミさんから決して思われることは無いと思う。自信を持って。

去年の今頃

2021-08-10 05:52:14 | 日記
今思えば去年の今頃って、オヤジが最後の晩だったのだよな。
一年後の今頃が忙しくなるなんて、微塵も予想することができなくて、オフクロの認知度低下度合いもこれくらい進むなんて。
オヤジの命日は、午前中にカミさん、娘と面会して「誕生日まではイケる!」と思った。でも、帰宅してから四時間くらいたって、姉貴から「呼吸も危うくなってきたよう。こっちに向かう準備を」と連絡があった。既に夕方なので、いつもの通り一杯飲りながら、晩飯支度していた。
最悪、代行運転も考えたけれど、金額も考えると、カミさんたちの買い物後の帰還を待つしかなかった。
カミさん帰還で、実家へ向かい始めたところで、義兄から入電。
「今、医師が来て死亡確認している」と。
その連絡から一時間半くらいかかって病院に到着。
あの日も暑かった。うちの仏間にはエアコンが無くて焦っていたが、姉貴が家族葬ホールを押さえた。
オヤジは一晩だけ帰宅。あとは家族葬ホールで過ごした。オヤジの亡骸と同乗する気持ちの複雑さときたら、今までに無いものだった。
喪主として過ごさなければならなかった一週間は、とにかく終わらせなければならなくて、喪失感とかに浸る余裕なんてあるはずもない。未だにそんな気持ちにはなっていない。
今でもオフクロは「父さん死んでも、未だに涙が出ねぇ。バガな嫁だと思っているんだべな!」と。そしてオフクロの頭の中は、五体満足だった18年前の姿の記憶しかなくなった。半身不随を看病して外出制限させられて不自由だった17年間の自分は記憶から消し去っている。
目に見えない喪失感が、自分が一番楽しかったくも膜下出血で入院する前の記憶だけをコンクリート詰にして今を生きている。だから、さっきのことは覚えていない、というか余程のことがない限り、覚えない。
自分は、オフクロの頭の中にどんな状態なのか少しづつ理解してきたが、一日に何回も同じことを聞かれたり、自分が生まれる前のことを、さっきのことのように何回も言われたり、さっき話したことをすぐ忘れられたりすると、言葉が荒くなる。怒ってしまってから後悔が重くのし掛かる。
オフクロは未だに「死ぬの早ぇで!」というが、男性の87歳なんて平均寿命より長いんだけれど。
最近は「80歳になったら良いこと何も無ぇな!」を毎日。そりゃ自分達は長生きをする準備期間で何も学んでこなかったんだもの。自分達の両親が無くなった年をクリアした時点で何かを考えなければなかったと思うが、その頃は色々と忙しかったのかも知れない。
でも長生きは考えものだ。最近はいつもそう思う。



一周忌終わった

2021-08-09 06:57:29 | 日記
早いものでオヤジの一周忌が。
法要を今日済ました。
姉貴が祖母の50回忌も!とか言う。「えー!」と思ったら、33回忌の記憶は無い。
オフクロに尋ねると「わがらね!それだば嫁のやるごどでねぇべ!」って、そう、13回忌までしか。。。
確かに33回忌の年はオヤジが脳梗塞になった年なのだが、本人が母親への弔いの気持ちなんてなかったと思う。
寺に連絡すると、日にちを告げるとすぐにお布施の金額指定。
こんなものなのかなぁ。
いざ、法要になるとオフクロのボケボケモードが全開で困った。多分、人が多く集まると楽しくなるらしい。
前もって、新型コロナの話もあるので会食無しにしたのに、オフクロは言うことを全然聞かないっていうか、忘れる。
気をつけてはいるのだが、怒ってしまう。一日に何回も同じことを聞かされて、何回も同じことを訪ねられることの繰り返しが続くと。。
よーく考えると、身の回りの世話とか報酬があるとなると、喧嘩もしないで頑張ることが出来るだろう。これが家族とか親類だったりすると、「昔はこうでなかった!」とかの、意識があったり、無報酬であるから、喧嘩になるのかなぁ、って。
認知力低下なんて、止めることは出来ないなぁ。まだまだ我慢比べは続く。。、