Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

Reader完走記

2014-03-20 05:48:38 | 日記
運命は人間が生きていれば、喜んだり 憂えたりするもの。血っていうもの は、体に流れていて傷がついて、初め て流れていることに気付く。血は流 れっぱなしにすれば死んでしまうし、 詰まってしまっても死んでしまう。だ から体がこの世に存在する限り循環さ せなければいけない。 争いの度に血っていうものは、少なか らず流れてしまう。そう、血が流れる ためには傷が必要なのである。傷って いう奴は、見た目ほど痛くなかった り、逆に見た目以上に痛いものだった りする。 血というものは、遺伝と見なすのが一 般的な考え。絶やす、絶やさないでか なりの差がある。自然動植物の天然記 念物とか。やはり、人間は頭脳、手先 とかなんだよな。それこそ昔は、親族 に悪人が出た暁には一族根絶やしなん て当たり前だったんだよな。そんなこ とを実感させられるるのが「虚けの 舞」。 織田信雄の憂鬱と北条氏規の血脈、領 民を安堵させるための思い、をモノ ローグで紡いでいた。 人は産まれ落ちたこと自体がラッ キー、そのあともそれなりの運で生き て行かなければならない。悲しいこと に、大概の日本人は 運ていうものを理 解しないで 、自分の努力が運命が全て だと思っている。真実なんてものは、 事実の積み重ねでしかない。本の少し の隙間に運っていうものが挟まってい るだけ。真実を受け入れることが、一 番難しいことなのかもしれない。 そして、「 血」の他にもうひとつ繋いで行かなければならない「ち」というものもある。それは「地」であるって いうこと。この両方の「ち」を繋ぐことをわれわれは、自分のことばかり気にして疎かにしている。この「地」を繋いで行かなければならない果たさなければならな い重要なことなのではと。

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