昨日の朝はしばらくぶりにしばれました。朝の気温はマイナス20度、ダイヤモンドダストが見られたということでした。その分空は晴れて気持ち良く、3連休の間だけ開催されている「美瑛冬まつり」に出かけて見ました。
昨年知ったこの「冬まつり」は、本当に手作りで行政も組織も一切関わらない同好の士達のボランティア活動で行われています。関わっている人たちは私達が美瑛町に来てから知り合った山の会のメンバーが多く、応援の気持ちもあって出向きました。
手作りと言ってもここで作っている氷のアイスボール(球形ドーム)は見た目も素晴らしく、もっと多くの人に目にして欲しいと昨年から思い続けています。残念ながら会場が美瑛町の俵真布という中心部から30㎞くらい離れた開拓地なため、観光客が気楽に出かけられる場所ではありません。なぜこの場所かと言うと、私も詳しくはないのですが聞きかじったところでは、この地に移住して来た吉田さんという方がここで「チカラノ」というイベント会社を興し地域の活性化に取り組んでいて、その活動に共感した仲間たちがそのエネルギーで年1回真冬のこの時期に集大成のイベントを繰り広げているようです。
寒さが一つの資源でこれでカラフルな氷を作ってアイスボールやアイスバーを建てるのですが、今年は先日+10度を超えるような暑さに見舞われ、アイスボールの完成はやっと昨日だったという綱渡りの運営のようでした。
私達は少しでもお金を使ってあげようと、ポニーの挽くそりに乗り、アイスバーで暖かい飲み物をいただき、更に若干の寄付をして来ました。昨年はスノーシューターというゴムボートをスノーモービルで高台まで引っ張りあげてそこから滑り降りて来るアトラクションを経験しましたが、今年は寒くてパスでした。
暗くなってからがカラフルで雰囲気が良いのでしょうけど、何せ寒いことと真っ暗な夜道を走ることは敬遠したくて昼間にしか出かけられません。その意味でも街中で開催して欲しいなぁと思うまつりでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます