林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

アップルビデオ高津店・小劇場・第11幕

2019年02月17日 10時15分34秒 | 小劇場


昨日は農家ライブでした。
詳細は後日、ブログにて報告があります。

今回の裏ビデオの小劇場は、以下の通りでした。
農家と農家にお越しの皆様、ありがとうございました。


つっか 「ただ今より、アップルビデオ高津店・小劇場・第11幕を開演いたします。
…ここは川崎、高津駅から歩いて3分、「アップルビデオ高津店」。
いつも閑古鳥が鳴いているレンタルビデオ店でございます。
さて、今日はどんな事が起こるのでしょうか。」

つぁん 「店長!やばいっすよ。売り上げをもっと上げろとオーナーが怒っているみたいです。」

店 長 「そうか…。もうこれ以上は無理だ。」

つぁん 「店長、どうしたんですか?いつもの店長なら「もっと残業してでも売り上げ上げるぞ!って、頑張るじゃないですか。」

入店音 「カラン、カラン」

店長・つぁん 「いらっしゃいませ!」

VROOOM 「ちーっす。って、あれ?またまたそんな深刻な顔して~、今度はいったい、何があったんですか?」

つぁん 「店長の様子が変なんですよ。」

店長  「残業しすぎて、彼女に逃げられ、それでも残業したが…。もう、無理だ。生きることがつらい。苦しい。」

つぁん 「店長!早まってはいけません。」

VROOOM 「あれ?? その、生きることがつらいとか苦しいとかってフレーズ…、な~んかどっかで聞いたような~…」


曲1 大空と大地の中で


つっか 「それから数日…」

つぁん 「店長!やばいっすよ。この店から、夜な夜な変な音が聞こえるって、町中で噂になっています!」

店 長 「そうか…。でも、どうでもいいじゃないか。俺は田舎で喫茶店でも開いてコーヒーを挽きながら生活するんだ。」

入店音 「カラン、カラン」

店長・つぁん 「いらっしゃいませ!」

VROOOM 「ちーっす。……なんか、この店から?、夜な夜な変な音が聞こえるって…
なんか…「ガリガリゴリゴリ」って音が聞こえるって話ですが…。いったい何が起きてるんですか?」

つぁん 「それが、原因が分からないんですよ。店長はあれ以来、人生に疲れているし、
    さらに喫茶店でも開いてコーヒーを挽きながら生活するとか言っていて、様子がおかしいし」

VROOOM 「あ~ぁ、な~るほど!! それはまるで、あのベネズエラの名曲のような状況 ってことですな!」

つぁん 「ベネズエラの名曲?」

VROOOM 「♪モリエンド カフェ、『コーヒーを挽きながら』って曲ですね。

恋の痛手と苦しみ。 
黒い肌の男は、コーヒー挽きながら
夜なべで仕事をする。

って歌詞の失恋ソングなんですが、
日本では何故だか、とっても陽気な歌詞をあてた方が有名なんですよね…。」

曲2 コーヒールンバ

つっか 「こうして、店長はやる気をなくし、店の赤字が増えていきました。」

つぁん 「というわけで~」

全 員 「ビデオ屋はつぶれましたっ!!」

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