林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

露出狂の詩3 ~相関関係のお話

2015年07月30日 00時40分43秒 | つっか
つっかです。

前回の絞り前々回のシャッタースピード
のお話の続きです。

写真の明るさには、
その時々の適正な明るさがありますよね。



上は、先日のホットロッキンナイトでの写真。
だいたい、会場はこれくらいの明るさだったでしょうか。



これは、明るすぎて、VROOOMのお肌が白く飛んでます。



これは、暗い。でも、雰囲気はあります。

これら3枚は、ちょうど1段ずつ変えています。
「段」と言われても、ピンと来ないかもしれませんが、
例えばシャッタースピードは、
… 1/8 1/15 1/30 1/60 1/125 1/250 …

絞りなら
… f2.8 f4.0 f5.6 f8.0 f11 f16 …

が、基本的な段階です。


絞りを変えず、シャッタースピードを1/60から1/30に変えると、
ちょうど1段明るくしたことになります。
また、
シャッタースピードを変えず、絞りをf8.0からf5.6に変えると、
やっぱり1段明るくしたことになります。
(両方とも上記のように変えたら、2段明るくなります。)

写真を撮るときには、
シャッタースピードと絞りの適切なバランスが必要なんです。

ですから、1/60のf8.0が、適正な明るさだとして、
でも、店長のギターを弾いている感じを出すために1/30にしたなら…。
絞りは、f11にしなければなりません。
そのかわり、ピントは全体的に合ってしまい、ボケません。
(実際f8.0でもボケませんが…)

ちなみに、ほとんどのカメラは1段の間に1/3段か1/2段の
f値やシャッタースピードがあって、微調整できるようになっています。

ちょいと、難しい話になりましたが、
そんなことなどを考えながら、その時々の状況に合わせて撮影しているのです。

でも、明るさの設定には、これだけではなく、
ISO感度の設定もあるんですが…。

それは、またいつか…。


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