アメリカン・ブルーです。
表松島と呼ばれる波の穏やかな利府町の海・・・
陸から海に突き出た天然の桟橋と呼ばれる「馬の背」があります。
「馬の背」は島ではなく、陸から海に突き出たもので、
長年の波の浸食により出来上がったもののようです。
形状が馬の背のようで、その名があります。
前々から夫が行ってみたいと言い続けていた「馬の背」
松島には何度も訪れていますが、
ここは初めて・・・

狭い駐車場の一角に、
本当にここから降りるの?
かなり傾斜のある山道を下ってゆくこと数分。。。
たまたま駐車場で一緒になった車が4台。
いずれも宮城ナンバーでしたが、皆さん初めてのようでした。
夫とルナが先頭で向かったので、
さて・・・どんな感じなのか不安半分(笑)
狭い山道の下りが終わると、急に開けて、
「馬の背」が姿を現しました~


これはすごい!!
本当に渡れるの?

「馬の背」に行かれるときは、海に落ちないよう注意してください。
駐車場にあった看板を見たときは、
海に落ちないように~って、ちょっと笑えましたが、
これは、本当に注意しないと落ちそうで渡るのが怖かったです。

夫はルナをショルダーに入れて、静かに渡って行きました。
人とのすれ違いはできない幅です。
手すりもないので、バランスを保って進まなければなりません。
私も、少し後からゆっくり・・・ゆっくり・・・
後ろは振り向けません(笑)


無事に渡りました~ ほっ


こちらが先端です。


対岸に見えるのは「子馬」
まだまだ、知らなかった場所があるんですね。

この日のルナは、先日の七ヶ宿の山歩きとは別犬のように、
大はしゃぎで危ない危ない!!
磯の香りが気に入ったのか、元気いっぱいでした。



引き返しの途中・・・
この辺りで、駐車場に一番先に到着していたご夫婦と出会いました。
かなりのご年配でした。
松の根がすごい場所で、道も狭く、
「落ちると危ないから手をつないで行こう~」
おじいさんがそう言っていましたので、
「いえいえ、かえって危ない、こちらから回っていってください。」
夫が、誘導してあげて・・・
70代後半?ぐらいでしょうか?
奥様を気遣っておられたようでしたが、
あの細い馬の背をどうやってこられたのか・・・
手を引いてこられたのでしょうか。。。
優しそうなご夫婦の姿が印象的でした。
10年後・・・
「危ないから手をつないで行こう~」
私たちも気持ちはそうありたく思います。



表松島のひっそりとした紅葉です。