アメリカン・ブルーです。
「これに参加してみない?」
新聞の広告欄に
みやぎ海つなぎEXPO
宮城県沿岸部6地域のビーチクリーン同時開催
2021年10月31日参加者募集!
北は気仙沼市の日門漁港から南は亘理町の荒浜海水浴場まで、
県内6ヶ所、同じ時間帯に、
市民が一斉にごみを拾い集めるビーチクリーンです。


お天気にも恵まれ、気温も程よく、
波はやや高く、既にサーファーさん達は大勢楽しんでいる様子で、
海はあの日からまた普段に戻りつつありました。
何か自分にもできることをしたい・・・
そんな想いもあって、
津波以降、2度の海浜植樹に参加してきましたが、
今回は深沼海水浴場でのクリーン作戦に参加を決めました。
受付は午前9時半から・・・開始は10時からです。


浜辺には、色々な足跡がくっきり残っていて、
大きな鳥、小さな鳥、
熊のような犬の足跡・・・
早朝に一巡が終わったような砂浜です。



ごみ回収用のビニール袋と火ばさみを借りてスタートです。

初めの説明で、
この「まめかん」と言う、
カキの養殖に使う小さな円筒状のプラスチック
こちらは宮城ならではの海洋ごみで、別回収して欲しいとのこと。
漁業者に返してリユースする構想を描いているそうです。

いざ、海岸へ出てみると、
「まめかん」はとても小さいし、なかなか見つかりません。
「まるで宝探しのよう~♪」
見つかると、何かとても嬉しい気持ちになって、
目が段々慣れて、二人で11個拾いました。



11時半ごろ、クリーン作戦は終了!!
ごみの計量がありました。
私達は2人合わせて1.9kg
全体ではおよそ53kgだったそうで、
「まめかん」は1830個? びっくりでした。
何処かに宝の山があったのかしら?(笑)

ごみの種類は多くが発泡スチロール製のものです。
私たちが日頃分別しているプラスチックごみ
ごみを拾いながら、日頃の生活習慣をも考える時間になりました。


帰りの車の中から・・・
遠くの山の景色と落穂に集まる飛来した白鳥たちに癒されて、
軽い疲れと何かをしたという小さな達成感。
今回は若い人たちが多く、
私達はまさに高齢者でした。
でも、そんな私たちにも今出来ることあれば、
また一緒に参加してみようと思います。