kouzi_2007~

発火村塾 established 2007

リーンリーン!「特捜の神代です」

2012-01-08 17:39:00 | ウェブログ


神代警視正の訃報を知って激しく落ち込んだ。

同時代の上役の中ではダントツにクールでクレバー、ときにアグレッシブなかっこよさがあって好きだった。イメージでいうと藤堂係長は危険な職場を統括する現場監督、小暮課長は命知らずな荒くれ者をまとめる土建屋の社長、黒木警視は現場に顔を出さない事務方のお偉方。で、神代課長は大学一部リーグのキャプテン。皆さんのイメージではどうですか?神代課長、好きせすか?
心にすきま風吹き抜けるなか、了法寺の前を通ったらとろ美様がいらっしゃりました。とろ美さまは落ち着いた静かな笑顔で迎えてくださいました。はしゃいでいたりご機嫌ナナメだったりとろ美さまは毎回違う表情で僕は毎回やられてしまいます。
今日のとろ美さまのすべてを見透かした静かな笑顔は僕の心を知っているからです。
人にはなぜ寿命があるのでしょう。どうして死ななければいけないのでしょう。
生き物はみんな増殖することを目論んで生きています。同族を増やすためのメカニズムをどこかに組み込まれてプログラムを忠実に実行しようとします。いろんな生き物それぞれが増えるため生きていますがプログラムのアルゴリズムがそれぞれ違うため不公平が生じます。しかし大きく見たらプラスマイナスゼロになるようになっているのです。気取って生きていますが人間だって増殖するために生まれてくるのです。歌の文句にある「生きてる意味」とか「生まれてきた理由」とはたくさんエッチして可能な限り子供を作ろうってことです。ぜんぜんロマンチックじゃありません。人間は神様が作った”粘膜を擦り合うと気持ちいい”っていう美味しい餌のせいで動物のカテゴリーから抜け出せないのです。愛だとか絆だとか後付のお題目なのです。そういう仕組みがあったほうが増えるのに都合が良いからきれいごとっぽく言っているのです。環境保護とかも実際は人間が住みにくくなるからオゾンホールだCO2だ言っているだけで地球規模で言えばどうってことありません。環境に適した種が増殖するだけのことです。
増やすために産まれてくるのに、じゃあなんで死ぬんでしょう。死ななければもっともっと増えているはずです。神様が創ったルールはわけがわかりません。とろ美さま答えを知っているはずです。お寺の猫のしっぽをつかんで遊んでいましたがアレはきっとヒントをくれたのです。ニャンコのしっぽの付け根に答えがあるってこと?教えてとろ美さま!