kouzi_2007~

発火村塾 established 2007

どぶろく

2009-10-25 03:05:12 | 


長塚酒店にどぶろく(十二六だそうだ。ケロロ軍曹かよ)なるお酒が売っていたので買ってみた。
薄いおかゆみたいな液体にシュワシュワする炭酸の刺激。甘い様な酸っぱいような、のど越しがどろどろで全てがアンマッチな面白い味わいだ。アルコール分は六度だが、ビールより酔わない気がする。
どぶろくとゆうと密造酒のイメージ。亀有の両さんは自分で飲むだけなら良い、と解釈して大量に作っていたが、ありゃ違法のはずである。
学生の頃、法学の授業(なんでそんな講義を聴講したのかは覚えていない。一般教養で、単位の取りやすい先生だといわれていたからだらうか?)で、作ったら違法だからな、絶対作るなよ!と言ってイラスト入りの丁寧な製造方法をプリントして配ってくれた。そりゃ、作ってみろ!とゆう挑発だろう!ってんで作る気まんまんだった。そのプリントは探せばまだどこかにあるはずである。
あれから20年。挑発には乗らずに、法は犯していない。これは良いことなのだろうか?


NHKでドラマ化とゆうので「坂の上の雲」を読み始めた。今、二巻。
八巻まである大作だ。新聞の連載だと聞いていたので、八冊もあるとは思わなかった。
日清、日露戦争のころの一般市民は戦争のことをまるでスポーツのような、賭け事のような、第二次世界大戦を経験した現在とはかけ離れた感覚で捕らえていたのではないだろうか?実際に本土は戦場になってないし、死んだのも兵隊だけ。翌朝のスポーツ新聞で結果を知る、みたいな。スタジアムで立ち会った者はすくない、みたいな。
じっさい、日清日露戦争では勝って儲けている。死んだ兵隊さんに対する想いはあっただろうが、国が儲かったんだから全て良し!みたいな。

信長の戦国時代ならロマンと言ってもいいと思うが、近代は近すぎる。