ちょっぴりスピリチュアル・素顔のアリアな日常

精神世界と仲良しで、アメリカ帰り19歳の大学生ミドリと特出児11歳のハナを持つセラピストママの日常生活

そんなハナのお話

2007-10-30 | ハナ
 ハナは鼻がズルズルしていますが、毎日元気いっぱいです。

 耳鼻科に行った帰り、

  「ママ~シューってして~。」

 とすべる様に誘われた。滑ってみると結構気持ちが良かった私。

 え?公園デビュー?

 いえ。してませんって。

 私が時々公園へ行くと、他に誰も遊んでいない所ばっかり。
 そう、子供が遊ばない時間(昼食時とか)ばっかりに行っているみたいで。今更、公園デビューもないかな。

 帰り道の途中に保育園があって、その前を通れとせがむハナ。
 周りに可愛い絵があるからだと思って、一旦止って自転車を漕ぎ出すと大声で泣き叫ぶハナ。

 歌声が聞こえて来てなにやら楽しそうな所だと気づき、私が中に連れて行ってくれるもんだと思ったらしい。

 ここは保育園なんだよ、園児しか入れないの。

 言っても分かるはずもないが。
 家までの途中の薬局で¥50のサトちゃん(いわゆるジョー・象)に乗せてから帰る事になってしまった。
 そろそろ、やっぱり、お友達と遊べる児童館的な所に行った方がいいかなぁ。

 で、そんなハナのお話

 ハナは目が覚めた時に私がいないと泣く事が多かった。

 でもその日はパートナーもいたし、私が班登校の当番日だったので、せっかく寝ているハナを起さずに出掛た。

 帰ると、玄関先にパパが立っている。

 「どうかした?」と聞くと、事の詳細を話してくれた。


 ハナが目を覚ましたので、彼は布団に潜って隠れてみたそうだ。

 すると泣くかと思ったら…

  「ありぇ~?ママ…いないねぇ?」とつぶやいた。
 
 ありぇ~?を何度か繰り返し、次にミドリの布団へ目をやると

  「ありぇ~?ミー(ミドリ)…いなーい。」


 何度か繰り返したので、次は自分の番かとワクワク待っていたらしいパパ。



 ところが、なぜか、パパを探す事はしなかったハナだった。


 痺れを切らしたパパが布団から顔を出してみると。


 『あ、パパ!』
とようやく思い出してくれたそうだ。

 朝、パパが居ない事が多いからかもしれない。が、別の理由だったりするのかもしれない。
 ハナのみぞ、知る。


 だから玄関で彼は言った。

 「ハナが、俺を探さないんだよ!」

 
 ちょっとイジケながらも、ハナの「ひとり芝居」を見て楽しかったパパなのであった。

 もちろん、芝居ではなく本気なのがいいのである。

 がんばれ、パパ!(いちおうエールを)


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