ちょっぴりスピリチュアル・素顔のアリアな日常

精神世界と仲良しで、アメリカ帰り19歳の大学生ミドリと特出児11歳のハナを持つセラピストママの日常生活

確かなこと

2006-06-30 | 育児
 先日ミドリの集めているカードゲームが一冊行方不明になって、見つかった…話の続きの話。

 今、我が家はパパが出張中である。
 早くご飯を終えて、早くお風呂に入って、寝かせるまでが必死である。

 そんな折、一本の電話が入った。

 ナンバーディスプレーに名前が出ない。
 でもご近所らしい番号ね、と思いながら受話器を取った。

 「もしもし…私、お嬢さんの学校の…。」

 ミドリの同学年の子のママだった。
 無くなったカードを拾ってくれた子のママだった。

 実は、カードケースは見つかったのだけど、中身は殆ど抜かれていた。お財布を落としたようなものだな、と諦める気持ち同様、やっぱり戻ってみると空け空けのケースは物悲しいものがあった。
 それでもミドリは、余り何も言わなかった。

 「あの、カードの事で、大切なお話があるのですが…。
 これからお伺いしてもよろしいでしょうか?」

 既にPM9:00近かった。
 気づけばママの声は、涙声に聞こえた。

 そのお宅にも偶然にもハナと同じ月齢の子がいる。
 それでも、お話に来る、という事は…。ただ事ではないだろう。

 待っている間、私は色々考えた。
 何のお話かは聞いていないが、大体予想はついた。
 ミドリに伝えると「何で来るの?」と驚いていた。
 私は、相手の親の気持ちを考えると、かなり苦しくなっていた。



 ご両親を伴って、ミドリのお友達がそこに居た。
 まず、声を出したのは父親だった。
 とても固い表情をされていた。

 「申し訳ありません。」
 深々と頭を下げられた。

 父親は、詳細なお話を伝えてくれたが、母親が様子のオカシイその子が夕方から話し始めた内容にショックを受けて父親に連絡をし、親子でじっくり話し合ってから我が家に来てくれたようだった。
 父親は急いで会社から帰ったとの事だった。

 話を聞くのも切なかったが…きちんと対応して下さるご両親の姿勢は素晴らしいなと思っていた。

 カードケースが無くなった当日、その子も一緒に探してくれていたとミドリは言っていた。
 次の日、隣のクラスのその子が「カード見つかったよ。」と駐輪場に落ちていた話をしてくれた。
 そしてケースは帰ってきたが、カードは殆ど抜かれていた状態だったのだ。

 父親の話によると、置いてあったカードを見たその子は、(どうしても欲しい。)と思って一旦家に持って帰ってしまった。
 次の日、悪いことをしたと思ったので、見つかったよと伝えた。
 でも、欲しいカードがあったので抜いてしまい、束にして机の引き出しにしまっていた。

 私はすぐに、その子に「良く自分から話が出来たね。」と伝えた。
 すると母親は泣き出しながら、
「私が問いただしたからなんです。
 実は先日、学校でこの子もある物を失くして嫌な思いをしたばかりだったんです。それなのに…こんなことをして、私もショックで…。」

 持ち歩いていた家の娘も悪いので、それは家の子にも責任がありますから。

 「男の子の間でも、カードが無くなる事が多いらしくて、その話も聞かせたばかりだったのに…本当に申し訳ありません。小さな地域の事なので噂が広がって友達が居なくなることを覚悟の上でミドリさんに謝りに来るようにと伝えました。」

 えっと。そんな風に言ってしまうと…この子だって今とっても苦しくて辛い思いをしているだろうから。
 母親は相当混乱していたのだろうと思う。その気持ちは分からなくはない。
 
 本当にもう、私は苦しくなってしまった。
 申し訳ないけれど。
 だって、こういう時って、取ってしまった子供と両親の方が、絶対に辛いに決まっている。
 ミドリは帰ってきたカードをみて嬉しそうにしている。
 
 再び私はその子に話しかけた。
 「黙っている間、辛かったでしょう?
 でも、良く話してくれたね。ありがとうね。
 もう、しないもんね?」

 「はい。ごめんなさい。」
 そしてミドリにも謝ってくれた。
 ミドリも、「うん。」と言っていた。

 3年生のする事。ちょっとした好奇心も強くなる。
 やってはいけない事をしてしまった時に、どう対応出来るか。
 それが一番、大切なことなのではないかと思う。

 私は未熟な親なので、もし逆の立場だったら、これはかなりきつい事だと思う。ご両親の態度は、心がきちんと込められていたし、自分の娘の事もちゃんと考えていらっしゃったと感じた。
 最後に
「手土産もお持ちしませんで…」と母親が言ったけれど、それが本来の姿ではないかなと思った。そんな事に気が回らない位一生懸命に来て頂いたのだと思うから。
 親って、つくづく大変だ。
 それが親なのだと思うけど。




 その後、ミドリは一心不乱にカードをケースにしまっていた。
 「この事は、お友達には言わないようにしようね。」と言うと、最初は意味が分からないようだった。
 説明していると、何だか危なっかしいが、色々一人で考えていた。
 どうして話さないようにするのかは、分かったようだった。
 
 ミドリはその子を責める気持ちは無いようだった。
 結局、色々考える場面を与えられた気がする。

 パートナーに詳細を伝えると、
「今日は大祓い。
 だから、全部大祓いだったんだな。
 その子にとっても、悪いものが全部祓われたんじゃない?
 良かった、良かった。」
と言っていた。

 うん。今年の半分が終わったのね。
 気持ちがすっきりした。

 小田さんの「たしかなこと」が聞きたくなった。



 そうかな~相対性の彼方どのアルバムですか?と質問がありましたので…。
 これです。ダウンロードでも今はゲット出来ますけどね!

よだれがすごいってば、ハナちゃん!

2006-06-28 | 育児
 最近、ハナのよだれが…すごいことになっていました。

 でも離乳食の時期でもあるし、こんなものよね~と。

 ミドリは、今思うに、殆どよだれを拭いた覚えが無いくらいだったので、
最初は慣れませんでした~(´□`。)けれども。

 今朝、私の指をくわえてモグモグしていたハナ

 指に引っかかるものが…。





 ????( ̄□ ̄;)!!ん??




 
 ………。




 はっ!!まさかっ。

 早速口をこじ開け見てみると。

 歯が!


 生えてるよぉ(ノ゜ο゜)ノ

 基本的に下の歯から生えるもんだと思っていたので、
見落としていました、私。
 生えてきたのは、右上の前歯じゃあございませんか。
 あら、しかも点だけじゃなくて、線として歯が見える。

 下が未だ出ていないから、全然上の歯まで気にしていなかったわん。


 授乳中にカミカミしないで欲しいのが願い。
 
 でも、ミドリもまだ全部生え揃ってはいないけど、
初めての歯が生えたんだねーハナ!
 
 おめでとう、だね!




 今朝、カードが見つかった夢を見た、と言っていたミドリ

 正夢になったようです。

 まだ、手元に戻っては居ないのですが…
お友達が見つけて、お家で預かってくれているそうで。

 ひとまず、安心かな。
 学校でも、お友達が心配してくれていたようです。
 ありがたい事です。

 ミドリも何かしら得たものがあったのでしょう。


 
 

ミドリの受難?!

2006-06-27 | ミドリ
 ミドリは今流行のカードゲームにはまっている。
 周りの友達も、大多数やっている。

 家の場合は、デパートで何の気なしに、私の母がやらせてあげてしまった事が発端であった。
 まあ、それはそれで行かれる時に少しずつカードを集めていたので別に良かったんだけれど。

 ミドリは大切にしている、そのカードのケースを常に遊びに行くときに持ち歩いていた。
 遊んでいる時に、カバンをずっと肩から下げていられる訳ではないのに…。

 私は何度も注意していた。
 「遊びに行くときには持っていかないほうが良いよ。
 失くして泣いても困るのは自分でしょ?」

 それで無くなっても、仕方がないのよ…。

 そう。
 いつも遊んでいるマンションの中庭で、ミドリのカードケースが一冊まるごと、

 無くなったのだ。

 友達に見せてあげているとき、ミドリは離れて遊びに行っていた。
 そして見終わった友人は、かばんに入れずに側に置いておいたらしい。

 皆でその場所に戻ったら、無くなっていたそうだ。


 一通り探してから帰ってきて、ミドリは泣いた。

 でも。それは仕方が無いような気がした。
 持って行ってしまった子は、悪いかもしれないけどね。
 親が何度言っても聞く耳を持たなかったミドリ。
 これも経験かな、と思った。

 誰かのイタズラで、ひょっこり出てきてくれればいいけど。
 そんな大切な物を、平気で置いておいてはいけないのだと。
 親としては、そんな事が起こりそうだ、と感じていたので…
持って行くのをやめさせるべきだったのかな?と思ったけど。

 でも、説明しても自分で決めて、そんな事は起こらないと思って体験した事だからなー。
 泣いたけど、そのうちに自分なりに納得して、いつまでも文句を言わなかったミドリも少し偉いかな。

 残念だったけど、こういうこともあるんだよ。
 大切な物を大切にするって、もう少し考えようね。
 ミドリは人のものを持っていかないから、信じていたんだよね。
 だから、間違って誰かの所にあるかもしれないから、出てくるように祈ろうか。

 「何で?」とミドリに聞かれた。

 出てくるかどうかは分からないけど、祈ってみれば?
 その気持ちは伝わるかもよ。

 ミドリの心の中で、どういう風に処理していくのか分からない。
 
 でも、置いてあったら…
 持っていく子が居ても、おかしくないって事。
 危機管理は教えないといけないかと思っている。

 昔はそういう事なかったけどね。
 あ、あったかな。

 どっちにしても、娘は多少なりとも傷ついただろう。
 でも、これも体験だと思うし、ミドリ自信が危ない目にあったのでないから良かった、という事も伝えた。

 人を信じる気持ちをなくして欲しいわけではない。
 だけど自分で自分の事を守る能力は、色々な事に必要だと思う。
 色んな人がいるのだ、と知ってもらいたい。
 今回は、きちんとしまっておいて無くなったのではないのである。

 少しだけ、かばんに入れなかった友達の事を話していたが、
電話では(一緒に探してくれてありがとう)、と伝える事が出来ていた。

 だから、やっぱり、これも体験として。
 出てくることを一緒に祈ってあげようと思う。



ハナの離乳食大作戦!

2006-06-26 | 育児
いつもの、何のこともない日常の一コマですが…。


  「おねーちゃんも、たべゆの?」

 ハナが離乳食大作戦中に愚図ると、
ミドリがあやしに来てくれたり。
 ぐちゃぐちゃなお手手で、お姉ちゃんの顔をさわったり。

 
 ま、つまり、本人は、
こーゆー感じなので↓

  「みんなも、たべゆ?」

  ※クリックすると良く分かりますが…
  お見苦しい点はお許しください。m(_ _ )m



 普段のハナは、もうちょっとましかな…

 

 あ(^o^;)、指、くわえてますがね…。