
実は私、この走り方を少し研究したことがあります。結論から言うと、
この方法を極めれば、確かにマラソンなどの長距離でのタイムアップが
可能だと感じられました。
まず、なぜ同じ側の手足を同時に出す必要があるか、とういう点から。
詳しくはこちらを。
http://www.fnorio.com/0023nannba_running/nannba_running.htm
要約すると、このナンバの動きのほうが、エネルギーロスが少ないと
いうことです。実際に走ってみると、最初はぎこちない感じはしますが、
慣れてくると確かにこのほうがスムーズに体が動くことがわかります。
さて、ナンバ走りをしている飛脚の写真を見て、気が付くことがあり
ます。それは、かなりの前傾姿勢をとっていて、しかも後ろ足を跳ね
上げるようにしていることです。頭の位置を見ると、前足よりもさらに
前にありますね。ほとんど、ころびそうな勢いです。これは写真を撮影
するために静止しているところなので、実際にはもっと前傾して、後足も
より上まであがっていたと考えられます。
なぜこんな姿勢で走っていたのか?甲野さんがNHKのトップランナーで
言っていたことでは、転ぶ力を応用して走っていたのではないか、という
ことです。意図的に転びそうになってみるとわかりますが、そのときには
前足は頭より前には出ていないはずです。そして、後ろ足は跳ね上がる
ような状態になっているはずです。しかも、このときは前に進むための力は、
ほとんど使っていないことが体感できるはずです。さらに、転ばないように
気をつけながら、この「転び走り」で前に進むには、背中をそらせるような
状態をキープする必要があります。まさに、写真の飛脚の姿勢そのものです。
で、実際にナンバと転ぶ動きを組み合わせてみると、面白いことがわかり
ました。ちょうど飛ぶような感じで自分の体が前に進むのです。バランスを
崩すと転んでしまいますので注意が必要ですが、慣れると面白いように体が
ひょいひょい前に進みます。
ただし、まだわからないことがあります。この動きでしばらく走ってみると
わかりますが、かなり足の裏にかかる負担が大きいのです。現代の靴でも、
普通にマラソンをするときよりは、靴にかかる負担が大きいのではないで
しょうか。当時は草履ですから、あっという間にだめになってしまいそうな
気がします。その問題をどう解決するのか。当時の飛脚の賃金は非常に高価
だったという話ですから、それほど問題ではなかったのかもしれませんが、
この点が気になります。
この方法を極めれば、確かにマラソンなどの長距離でのタイムアップが
可能だと感じられました。
まず、なぜ同じ側の手足を同時に出す必要があるか、とういう点から。
詳しくはこちらを。
http://www.fnorio.com/0023nannba_running/nannba_running.htm
要約すると、このナンバの動きのほうが、エネルギーロスが少ないと
いうことです。実際に走ってみると、最初はぎこちない感じはしますが、
慣れてくると確かにこのほうがスムーズに体が動くことがわかります。
さて、ナンバ走りをしている飛脚の写真を見て、気が付くことがあり
ます。それは、かなりの前傾姿勢をとっていて、しかも後ろ足を跳ね
上げるようにしていることです。頭の位置を見ると、前足よりもさらに
前にありますね。ほとんど、ころびそうな勢いです。これは写真を撮影
するために静止しているところなので、実際にはもっと前傾して、後足も
より上まであがっていたと考えられます。
なぜこんな姿勢で走っていたのか?甲野さんがNHKのトップランナーで
言っていたことでは、転ぶ力を応用して走っていたのではないか、という
ことです。意図的に転びそうになってみるとわかりますが、そのときには
前足は頭より前には出ていないはずです。そして、後ろ足は跳ね上がる
ような状態になっているはずです。しかも、このときは前に進むための力は、
ほとんど使っていないことが体感できるはずです。さらに、転ばないように
気をつけながら、この「転び走り」で前に進むには、背中をそらせるような
状態をキープする必要があります。まさに、写真の飛脚の姿勢そのものです。
で、実際にナンバと転ぶ動きを組み合わせてみると、面白いことがわかり
ました。ちょうど飛ぶような感じで自分の体が前に進むのです。バランスを
崩すと転んでしまいますので注意が必要ですが、慣れると面白いように体が
ひょいひょい前に進みます。
ただし、まだわからないことがあります。この動きでしばらく走ってみると
わかりますが、かなり足の裏にかかる負担が大きいのです。現代の靴でも、
普通にマラソンをするときよりは、靴にかかる負担が大きいのではないで
しょうか。当時は草履ですから、あっという間にだめになってしまいそうな
気がします。その問題をどう解決するのか。当時の飛脚の賃金は非常に高価
だったという話ですから、それほど問題ではなかったのかもしれませんが、
この点が気になります。
永谷園のお茶漬けには今、カードが付いていない。あれ、子供のときは楽しくなっかたけど今、考えると惜しい気がします。
というのは私も聞いたことがあります。
昔の日本人というのは、すべからく
同じほうの手足を出して歩いていた
そうですね。着物というのは、そういう
ふうに歩かないと着崩れてしまうように
できているんだそうです。
★そこで閃きました。
人間が歩くとき、右足を蹴るときに右手を前に出すのはカウンター動作になってるんじゃないでしょうか。右足が地面を蹴るとき、下半身は右足につられて右方向に捻りますが、上半身は逆に左方向に捻ります。このカウンター動作で体軸は安定するのでしょうが、推進力を一部ロスしていることになります。
つまり、ナンバ走りのポイントは、
半身を捻らないで足の繰り出すキック力の反作用を受け止めるほうが推進効率が良い。
という解釈なんですが、どうでしょう?
振動ですが、最近のF1の場合は第二期の頃に
比べるとかなりの変化を遂げているようで、
各気筒あたりの重量公差を限りなく0に近づけ
たり、またバルブの開閉に圧搾空気を使うなど
して、振動を可能な限り減らしているようです。
ナンバですが、そうなんですよね。普通に歩行
しているときというのは、推進力がロスされて
いるはずです。日本がこのような歩き方をする
ようになったのは、開国後にイギリス兵の歩行
する様子を見てまねをするようになったのが
その始まりといわれています。
機会があったら、是非ご覧になってください。
いろいろ探してみましたが、残念ながら
見つかりませんでした。今度、DVDを
借りてきて、見てみます。どうもありがとう
ございました。