Andyの日記

不定期更新が自慢の日記でございます。

クールビズ

2005-06-07 13:23:10 | よしなしごと
最近、クールビズという言葉がすっかり定着しましたね。地球温暖化を防止する
ために、ついに政府が一肌脱いでくれたようで、いいことです。一昔前の
省エネルックとは違い、非常にいいです。本格的なクールビズの服だと、かなり
薄手なうえに軽量だということで、まだ着たことはありませんけど、どんな
ものなのか興味あります。

しかし残念なのは、こういう当たり前のことを、政府主導で動かないと何も
変われない日本という国です。たかだか首に布切れ1枚ぶらさげるだけのことに、
どうしてこれほど執着するのか。暑ければ脱げばいい、という当たり前のことを
自分で考えて実行できないという主体性のなさ。「お客様に失礼だ」という、
「じゃあお客様に失礼かどうか聞いたのか」と言い返したくなる理不尽さ。

おそらく10年もすれば、「そういえば昔は、夏の暑いときでもスーツを着て
会社に行ったものだ、バカみたいだったよな」と懐かしむ時期がくるでしょう。
そうです、バカみたいなことを今しているんです。だから、やめましょう。
弱冷房が当たり前になった今、「そういえば、10年くらい前は、夏になると
上着を着ないといけないほど部屋を涼しくしていたものだ、バカみたいだった
よな」と思っているのと同じです。

できれば、もうスーツなんて着るのはやめたいものです。スーツは形を整える
ためにアイロンをかけなくてはいけないですけど、電力消費量が多ければ
それだけ地球温暖化につながるのです。職場でもイージーパンツやジーパンで
OKにしてしまえば、それだけ地球温暖化防止につながります。

だいたい、勤務中はスーツでなければいけない、なんて考え自体がおかしいです。
「スーツを着ないと仕事に集中できない、スーツを着用しない人間は社会人と
しての自覚がない」などという人がいますが、スーツでなければ仕事に集中でき
ない、などという人のほうがむしろ社会人としての自覚がないといえます。
私は自分が何を着ていようと、他人が何を着ていようと、仕事は仕事できちんと
やりますが。

とりあえず、今のこのクールビズには、日本を変える勢いがあります。
この勢いに乗って、古臭い因習をどんどん壊してほしいものです。