goo blog サービス終了のお知らせ 

Andyの日記

不定期更新が自慢の日記でございます。

2007 初場所

2007-01-16 11:24:24 | スポーツ
朝青龍VS稀勢の里の取り組み、いやいや見ていて面白かった。稀勢の里を
寄り切ってすでに勝負は決しているのに、とどめに思い切り押し出すあたり、
そうとう稀勢の里を意識しているのだな、ということがよくわかった。
朝青龍は取り組み後に「まだまだだよ、あんなの。まだ若手には負けないよ」と
言っていたそうだが、それはいかに稀勢の里を意識しているかの表れ。
このまま白鵬や稀勢の里が番付をあげてくれば、朝青龍としてもうかうかして
いられなくなることだろう。

実際、稀勢の里を見ていると実に頼もしい。あの闘志むき出しの睨みあいなど、
今時の若い力士には珍しく、感情がストレートに顔に出るところなど、新鮮に
すら感じられる。そしてその気合どおりの取り口。変化、はたき、引きなどは
せずに、正々堂々と真っ向から当たっていく。見ていて「それいけ!」と思わず
応援したくなってしまう。もともと運動神経のいい人らしく(中学時代は野球
選手として将来有望だったらしい)、この活躍も当然なのか。さらなる精進を
すれば、本当に横綱も夢ではないと思う。今後も闘志を燃やしながら、愚直に
進化していってほしい。

さて、今場所を見ていての雑感など。豊真将、上位の壁にあたっているようだ。
地道にじわじわとあがってきた若手実力力士だが、さすがにそうスイスイとは
いかないか。白鵬のような天才肌ではなく、魁皇のような怪力でもなく、安馬の
ようなしぶとさがあるわけでもなく、今後も幕内で活躍していくには、何か抜きん
出た技なり何かしらを身に付ける必要がある。十両の栃煌山も似たようなタイプで、
こちらも苦労してるけど、こちらの力士のほうが先々楽しみかもしれない。

個人的には、岩木山が心配。彼も北勝力のように幕下まで一気に転落してしまう
のかと思うと、気になる。そういう意味では、そろそろ出島も危ないかもしれない。
みんな電車道を突っ走るような直線的な押し相撲だけでのしあがってきたタイプ
なので、みんなに攻略法が知られてしまうともろい。四つに組んでしぶとく相撲を
取れるようにでもならないと、それほど先がないですな。

琴欧洲、彼はあいかわらずの取り口です。あっという間に大関まで昇進してきたのは
いいが、それ以降はあまりぱっとした活躍がない。カド番にこそなったことはない
けど、さりとて安定した強さを見せるでもなく、淡々とした取り口で最低限の星数を
揃えている。彼の場合は、まだ足の状態が完璧ではないので、無理せずに仕事してるの
かもしれないけど。それでもなんとなく勝ってしまうあたり、ほんとはすごい運動
神経の持ち主なのかもしれない。腕力もああ見えて幕内有数らしいし。

残念なのは、把瑠都。今場所の取り口を見ていると、明らかに進化が感じられたので
怪我の休場は本当にもったいない。以前は、ただ腕力でつり出したり押し出したりという
強引な相撲が目立ったが、それが上位陣には通用しないと見るや、しっかりと四つ相撲も
こなせるように仕上げてきた。なにより、下半身が柔軟に動いて前に出るようになって
いるのには驚かされた。以前、白鵬が初優勝をしたときに、インタビュアーに
「ライバルは?」と聞かれて言下に「把瑠都」と答えていたが、やはりわかる人は
わかるのだろう。

さて肝心の朝青龍だが、もうここ何場所か「朝青龍退屈症候群」が続いている。
他の力士がだらしない。貴乃花が現役の頃、朝青龍は貴乃花に対してそれほど圧倒的に
強かったわけではない。つまり、これは幕内全体のレベルが低下していることの証拠だ。
朝青龍の稽古の量は以前と比べて減ってきているという話なのに、その朝青龍に勝てない
どころか見せ場も作ることが出来ない今の幕内上位力士はふがいない。朝青龍はすでに、
「こいつらには、こうすれば勝てる」という力士ごとの必勝パターンを見つけてしまった
のではないのか。だから、調整程度の稽古だけで星数を増やすことができるのだろう。
ああ見えて、横綱は研究熱心らしいから、それくらいしていても不思議はない。

DI引退

2006-12-25 10:11:13 | スポーツ
ディープインパクトが勝ちっぱなしで引退する。私のようなオールドファンに
とって、今の競馬は味気ない。若駒のうちに稼げるだけ稼いで、あとは
故障する前にさっさと引退。もう昔見たような、若駒とベテランそれぞれの
名馬の一騎打ちというような名勝負を見ることはできないのだろうか。
昔と言っても私が競馬を始めたのはミホノブルボンのクラシックの年から
だから、大して昔ではないのだが。

私の世代での若駒対ベテランの名勝負というと・・・。

1. '92 - 春の天皇賞 ... 5 歳のトウカイテイオー VS 6 歳のメジロマックイーン
2. '93 - 春の天皇賞 ... 5 歳のライスシャワー VS 7 歳のメジロマックイーン
3. '92 - マイルチャンピオンシップ ... 5 歳のシンコウラブリイ VS 6 歳のダイタクヘリオス
4. '93 - 有馬記念 ... 4 歳のビワハヤヒデ VS 6 歳のトウカイテイオー

大きなところだとこれくらいしかないけど、他にも重賞レースでいくらでも
若駒対ベテランの勝負が見られた。昔は晩成型の馬というのがたくさんいて、
メジロマックイーンもまさにそうだったし、ステージチャンプやムッシュシェクル
のような馬が活躍していたのを覚えている。当時は晩成型の馬をわざわざ狙って
配合していたことすらあったと思う。

ただ、やはりそういう馬というのはなかなか勝ち星をあげられないので、飼育料が
ばかにならないことから、昨今のようにすぐに結果を求められる時代では敬遠
されてしまうのだろう。競馬というのは商売でやるものではなく、ファンに夢を
与えるためにやるもののはずなのだが、今の馬主というのはそうではないようだ。
すぐに勝ち星をあげられる馬でないとだめらしい。

ディープインパクトくらいになると、種牡馬入りすることが決まってからすぐに
シンジケートが組まれるもので、実際今回は51億円のシンジケートが組まれた
そうだ(1口あたり8500万円)。だから余勢種付けは大体2000万円くらい
いきそうな気がする。こういう現実があるから、どうしてもシビアな目で競走馬を
生産・管理する必要があるのは理解できるのだが、しかしファンとしてはそういう
生臭い話はあまり聞きたくないし、できれば純粋に強い馬が強いレースをたくさん
ファンの目の前で繰り広げて欲しい、そう願うのだが。。。

GPファイナル

2006-12-20 17:16:21 | スポーツ
GPファイナル、残念ながら男女とも金メダルは取れませんでした。人生万事
塞翁が馬、いいこと(NHK杯)の後には悪いことがある、ではないですが、
今回は男子・女子ともに残念な結果になってしまいました。今回は移動バスが
大渋滞に巻き込まれたために会場への到着が遅れるという、最初から何か
うまくいっていない大会でした。

高橋くん、原因はわかりませんが、ひどく体調が悪かったようで心配です。
病気で気持ち悪いのにクルクル回っていたら、そりゃフラつきもするでしょう。
私なんか二日酔いの状態で車を運転しただけで吐きそうになるというのに、
あんな空中回転なんかしたらその場でリバースです。きっと演技している最中
から、もう何でもいいから早く終ってほしい、と思っていたことでしょう。

高橋くんに影響されたわけでもないのでしょうが、他の選手も全体的にそれほど
よくありませんでした。村主選手も珍しく転んでいましたし、ミキティーは
はっきりと具合が悪いと言っていたし、織田君もいまいちキレがなかったように
見えました。真央ちゃんにいたっては、ころころと転びまくっていたのに
とても驚きました。伊藤みどりさんじゃないですが、「え!?」って感じです。

これまであんなに簡単そうにひょいひょい飛んでいた真央ちゃんだったのに、
何があったのか。本人は具合が悪かったわけではないと明言していたので
体調不良が原因ではないようで、それだけに余計に信じられません。よほどの
ストレスやプレッシャーでもあったのか、それとも解説であったようにリンクの
質が真央ちゃんに合わなかったのか。しかし、そんなのは練習のときに感覚を
つかむことができたはずなので、やはりメンタルな部分で何かあったのでしょう。
荒川さんは、真央ちゃんがリンク入りした時点で「危ない」と言っていたそう
ですから、見る人が見ればわかるのかと。

しかし真央ちゃんの場合、逆に言うとこれまでが順調すぎたと言えなくもない
かもしれません。プレッシャーなんか何もない状況でのびのびと滑るだけで
よかったこれまでとは違うということを、本人も少しずつ自覚してきているはず。
言ってみれば、今まではすべてエキシビジョン気分で滑ってたようなものです。
しかも体が成長していることもあって、いろいろな面でこれまでとは違う何かを
感じていることは間違いありません。

真央ちゃんはさておき、いったいこの体調不良は何なのか?放射能・毒殺マニアの
国だけに、いろいろと考えてしまいます。日本勢だけならまだしも、アメリカの
ウィアーくんまで具合を悪くしているので、何か変な伝染病が現地で蔓延して
いたのではないかと。みんな、無事に帰国したのだろうか?検疫でひっかかったり
していなければいいんだが。

2006 NHK杯

2006-12-04 18:37:29 | スポーツ
いや~、すごかった!NHK杯の高橋くんと織田くん、どちらも優劣つけがたい
素晴らしい内容でした。正直、全体的な印象では織田くんのほうが良かったと
思うのですが、しかし高橋くんの4回転は、やはり採点上は大きかったのでしょう。
あのおかげで僅差で優勝を手中にしました。ステップは、今回の出来は織田くんに
軍配があがりますね。高橋君は中盤から明らかに疲れてました。

とはいえ、織田君も高橋くんも、実力に大きな差はないはずです。どちらも
非常に進歩しているので、次は織田くんも4回転を決めるようになるのでは
ないでしょうか。二人はこれからも、いいライバルとして刺激しあって成長
していってほしいものです。それにしても、日本にもこんなに素晴らしい選手が
でてくるようになるなんて、感慨深いものがあります。特に高橋くんのあの
表現力。個人的には、ジョニー・ウィアーくんに勝るとも劣らずではないかと
思いますが。

小塚くんもよかったです、今回は大きな失敗もなく、無難に基本に忠実な演技を
披露していました。まだ表現力がどうこうというレベルではないですが、彼の
素質のよさは、今回の演技で感じられました。どの技にもまだ余裕というか、
体の限界ぎりぎりまでいっちゃってるという印象がなく、先が楽しみです。
これからいろんな技術を身に付けていけば、高橋くん、織田くんと合わせて
「男子3羽ガラス」になることも可能ではないかと。

いっぽうの女子、正直言って真央ちゃんの出来は今一歩でした。カナダ大会の
ときのほうが、動きにキレがあったように思います。緊張していたのか、はたまた
まだ時差ボケが直っていなかったのか、動きがどこか緩慢で、これまでに見た
真央ちゃんのきびきびした動きとはかなり異なるものでした。たぶん、今までに
ないストレスやプレッシャーを感じて、かなり固くなったのでしょう。エキシビジョン
のときも、疲れていたのかどこか表情が冴えませんでした。とはいえ、これからは
ずっとこういうプレッシャーと戦っていかなければならないので、今回はいい
経験になったと思います。

村主選手も進歩していましたね、もう今から真央ちゃんのような片手ビールマン
スピンなんて離れ業はできませんけど、村主選手のできる最高レベルの演技をして
いたように思います。特に、あの表現力はまだまだ真央ちゃんには真似できない
レベル。「伊達に長年滑ってないわよ」オーラがメラメラと立ち上っていました。
上の写真のように「寄らば刺すぞ」と言わんばかりの大迫力。とはいえ、今の
フィギュアの採点方式では、村主選手が真央ちゃんを上回ることはあまり考えられず、
今後の進退に影響がないのか気になります。

さて前回のNHK杯の優勝者であるディフェンディングチャンピオンの中野選手、
真央ちゃんのお気楽極楽ノリと村主選手の「寄らば刺すぞ」に翻弄されて
しまったのか、本来の実力をあまり発揮できずに終ってしまいました。できれば
女子も、男子3羽ガラスのように、全員ノーミスで表彰台にあがって欲しかったの
ですが、中野選手は残念ながらミスの目立つ演技となってしまいました。今頃は、
キレまくってあちこちあたりちらしているでしょうか、どうぞお手柔らかに。

それにしても、今回の点数、どれも高すぎないですか?よほど、大会関係者が
審査員に「接待」したのか知りませんが、あそこまで高い点数つけるほどの出来
だったでしょうか(特に真央ちゃん)。日本人選手6人、しばらくの間は
パーソナルベストを更新できないと思います。あの6人が抜きん出ていたのは
事実ですが、ちょ~っと・・・・・・。

GPシリーズ・仏大会

2006-11-20 16:41:38 | スポーツ
関係ありませんけど、キミー・マイズナーと「君ぃ、まずいなぁ」って似てますね。

さて話しを戻すとして、ついに韓国のキム・ヨナ選手がシニア初優勝を果たし
ました。後半は2回転倒してましたけど、前半はほぼ完璧な滑り。ジャンプも
スケーティングも「見事」の一言で、ほぼ順当な優勝といえるのではないかと。
それにしても、シニア2戦目でしっかりと優勝するあたり、実力も才能も運も
あるすごい選手。ただ、後半明らかにバテていたので、体力をつけることが
今後の課題になりそうです。しかし、これで体力にも問題がなくなったら、
もう手がつけられなくなりそうですが。

片やもう一人の優勝候補だったミキティー。残念ながら2位になりましたけど、
しっかりとGPファイナルへの出場に必要なポイントを獲得し、今のところ
順調に来ているといえそうです。今後のファイナルや世界選手権でキム・ヨナ
選手を上回るには、4回転をいつでも飛べるようにさらに筋力トレーニングを
積むしかないかもしれません。

キミー・マイズナー選手は3位、Lost Baggage で衣装がなくなってしまうという
トラブルが響いたのか、SPでもフリーでもいまひとつの結果になってしまい
ました。また、昨年のようなキラキラ・ハツラツとした動きがなく、どことなく
疲れているように感じられたのは気のせいでしょうか。実力的にはサラ・ヒューズ
とかとそれほど差がないくらいの素質の持ち主だと思うので、今後の復活を楽しみに
したいところです。

男子では今年の世界ジュニア選手権チャンピオンの小塚崇彦選手が出場しました。
見ているほうが緊張してしまうくらいにガチガチだったので、結果は当然のごとく
ほろ苦でしたけど、しかし今後が期待できる逸材であることはわかりました。
ジャンプの勢いや高さは織田君の上を行っているように見えましたし、それにあの
ルックスは化粧しだいでもっとかっこよくなるのではないかと。

さて次のNHK杯、すごい顔ぶれになりそうです。女子は浅田真央選手、中野
友加里選手、村主章枝選手が出場し、男子は織田信成選手、高橋大輔選手、
ステファン・ランビエール選手が出場するので、かなり白熱した大会になるでしょう。
誰がファイナルに行ってもおかしくありませんが、やはり注目は浅田真央選手。
彼女は今回の仏大会でのキム・ヨナ選手を見ていて、「やっぱり決めたか」と
思っているに違いありません。掛け値なしにこの二人、しばらくの間は今後の
女子フィギュアを背負って立つ二人になるはずなので、きっちり優勝でコマを
進めてほしいものです。前回のフリーでは珍しくジャンプの失敗がありました
けど、あれをしっかりと克服できているかが課題です。

スケートシーズン開幕

2006-11-07 14:04:27 | スポーツ
織田信成くんが見事優勝、ミキティーもGPシリーズ初優勝ということで、
幸先のよいスタートを切った日本勢。高橋大介くんも村主文枝選手も
メダルを獲得して、素晴らしい結果となった。次は中野選手が出場するけど、
調整さえうまくいっていれば問題なくメダルを取れるのではないだろうか。
実力的にはすでにそのレベルにあるはずなので、楽しみ楽しみ。

それにしても、最近の日本のフィギュアスケート界の勢いは素晴らしい。
世界で通用する逸材がそろうと、こうも盛り上がり方が違うのか、という
くらいだ。テレビや雑誌などのメディアに出てくる機会が増え、それに
連れて世間の評価の目が厳しくなり、さらにライバルになる世界レベルの
選手が増えたために選手同士も意識が高まって、明らかに技術が向上している。
しばらくは、日本のフィギュア界は安泰ではないだろうか。

それに比べると米はやや寂しい。まだ調整途上ということもあるのだろうが、
先日のキミ・マイズナーの演技はやや安定感とワザのキレに欠けていたし、
爆弾娘エミリー・ヒューズも、もう一声成長してほしかった。トリノの
ときのような「あらよっと!」演技はかなり解消されてきてはいたが。

そうそう、イリーナ・スルツカヤがついに引退するらしい。あれだけの長期間、
病気やケガと戦いながら第一線をはっていた彼女の苦労は並大抵のことでは
なかったことだろう。ゆっくりと休んで、またいつか元気な姿をどこかで
見せてほしいと思う。ロシアや旧ソ連に属する国から、彼女レベルの
後継者がまだ出てきていないのが気がかりだ。

最近はそのぶん、勢いがアジアに感じられる。ミラクルマオちゃんをはじめ、
韓国の金妍兒もすごい。こないだのテレビで見た限り、確かにマオちゃんの
ライバルとして不足のない逸材だと思われた。初のシニアシリーズという
ことで緊張していたのだろうが、場数を踏んで度胸がつけば、すぐに
ジュニア時代のような演技ができるのではないだろうか。これからも、
いいライバル関係を築いていってほしい。

インラインスケート、最近

2006-09-06 20:14:59 | スポーツ
最近のインラインスケートの調子ですが、やればやるほど奥が深いことが
わかってきます。まだまだ、スピードスケートのようなスパっとした滑りは
できていませんけど、カーブをすすっと曲がるとかはできるようになって
きました。あれはあまり何も考えずに、ただ体を傾ければ誰でも自然と
曲がっていくものですが・・・。(^^;

逆に、以前は転ばなかったような場所で転ぶことがあります。今までなら、
小石があったとか落ち葉があったとか、そういう場所で転んでいたものですが、
今は何もないごく平坦な道で突然どてっと転んでしまうことがあります。
きっと気が抜けてきているのだと思います。以前は、足はこう!手はこう!
とか頭の中で言いながら滑っていたけど、今は何も考えずに滑るようになりつつ
あるので。

今は川沿いの自転車専用道のようなところを、片道30分以上かけて滑って
いますが、ほんとに滑るごとに新しい発見があって楽しいです。

インラインスケート、その後

2006-07-03 18:05:17 | スポーツ
しばらく前に始めたインラインスケートですが、ぼちぼち滑れるようには
なりました。まだときどき「うぉっとっと!」となることもありますが、
とりあえずしりもちをつくことはなくなりました。このインラインスケート、
やればやるほど、滑れば滑るほどその奥の深さに魅了されます。私の場合は
アグレッシブではなく単なるフィットネスですが、それでも面白い。

私の場合はなんといっても、一緒に遊べる人がいないので、何から何まで
独習ということになります。とはいえ、ネットで探せばインラインスケートの
サイトはいくらでも見つかり、そういうサイトをいくつか見ていれば、
滑り方はだいたいわかるようになるので、今はなんともいい世の中です。
滑るときのコツ、注意点など、事細かに書いてあって非常に参考になります。

今は、ようやく手を振って滑ることができるようになってきました。
つまり、上の図のような、シュパー!っていう手の振り方です。
あれ、見ているとなんてことないように見えますけど、実際に
やってみるとひっくりかえりそうになります。体が外側にもって
いかれそうになって、おっとっと、おっとっと、の連続。

まだそんなにシュパー!とはできず、はたから見ればぶらぶら手を振って
いるような状態に見えると思います。それでも、ちょっとスピードが出てくると
えらく重心がずれるので、緊張しまくり、手のひら汗かきまくりです。
スピードも、今ではのんびり走っている自転車だったら楽勝で追い抜ける
くらいまで出るようになっているので、そのスピードで転んだらちょっと
危ないです。

また、スピードが出るにつれて、ローラーのグリップ力の限界に近いような
動きが出ることもあるので、スピードが増すごとにより注意深く滑らないと
いけません。わかりやすく言うと、20キロくらいのスピードで、ドリフト
しながら滑っているような状態です。体の無駄な動きを極力減らして、
荷重変動を起こさないようにしないと、ズデン!

今現在、滑っているときに頭に浮かべている秘訣は、

o 膝を柔らかく使う
o 6~7分の力のジャンプ走り
o 中心から蹴りだす
o 膝曲げ前傾姿勢で振り子ドリフト
o 四股、股割き、前屈を準備運動に
o 高速走行時は、ソフトに慎重にクルージングする

まだまだ、奥が深いです。

大相撲夏場所

2006-05-08 18:35:51 | スポーツ
いいですね、夏場所。解説で刈谷さんが言っていましたけど、まるで
終盤戦のような盛り上がり。このままどんどん盛り上がってほしいです。
朝青龍VS安馬の取り組み、よかったですね。安馬は負けましたけど、
しかしさすがの粘り腰を発揮してふんばっていました。あの粘り腰を
終盤まで生かしきれば、優勝争いは無理でも昇進にはつながることでしょう。

栃東、いいです。いいんですけど、彼は本当に大関のままでいてほしい。
動きも気迫も申し分ありませんが、やはり横綱には少し足りない人です。
無理に横綱になろうとすると、栃東のいい部分までスポイルされてしまう
気がしてなりません。地味に着実に星を重ねる、というのが栃東の持ち味
なので、横綱になるにはギラギラしたものが不足しているのでは。

稀勢の里が、今場所もいいですね。彼はだいたいどの場所でもいいんですが、
今場所も大丈夫なようです。栃東よりも、この稀勢の里のほうがまだ綱とり
には向いている気がします。あの闘志満点の瞳、まだ19歳の若さからくる
弾けるような勢いの動き。そして、最近の日本人力士にはないスケールの
大きさ。頑張ってほしいですね。

白鵬、今場所は稽古不足のようで、いまいちの表情で土俵にあがっていました。
確かに、それほど体には張りがないですね。また、先場所で見せたような、
飛びかからんばかりの鋭い視線は、まだ見られません。徐々に調子をあげて
いくことになると思うので、いくつか星のとりこぼしはあるかもしれません
けど、大関初場所ということで無難にまとめてほしいところです。

琴欧州は今場所もまだ怪我の具合が思わしくないようで心配です。
まだまだ先のある力士なので、思い切って休んでもいいと思いますけど、
そこは彼の真摯な土俵への思いが許さないのでしょう。昨日は稀勢の里に
負けていましたけど、あれが本当の調子ではないので安心していいかと。
この人は、いずれは綱とりをする人ですし。

把瑠都、勝ちましたね。ただ、まだまだ相撲が荒削りです。実力はすごい
ものがありますけど(地方巡業で白鵬を投げ飛ばした)、しかしこのまま
行くといずれ壁にぶつかるでしょう。足運びがまだぎこちないうえに、
力任せに強引に相手を崩すような取り口が見られます。今場所のうちに
誰か大関クラスとぶつかっておいたほうがいいでしょう。

時短

2006-04-20 13:13:32 | スポーツ
今年の巨人、何がいいのかわかりませんが、やたらと好調のようですね。
でも、巨人が優勝しても最近は景気に何も影響しないので、調子がよくても
悪くても、あまり関係ないといえばないのですが。でも、せっかく調子が
いいんですから、その様子をたくさんの視聴者に見てもらえばいい、と
思うのですが、あいかわらず野球の視聴率はよくないようです。

やはり、視聴者がサッカーに慣れてしまったことが一番の原因かと。
サッカーのように時間ぴったりに終了する番組だと、テレビ局としても
編成が楽だし、見るほうもスケジュールが立てやすく、しかも展開が
スリリングなので飽きません。野球がつまらない、とは言いませんが、
刺激にかけるのも事実です。

ここはやはり、大幅なルール変更が必要でしょう。あの大相撲も、ラジオ
放送開始にあわせて、大幅なルール変更をしたおかげで、時間ぴったりに
すべての取り組みを終えられるようになりました。相撲にできて野球に
できないことなどないはずです。夜7時からスタートして、9時までに
試合を必ず終えられるようなルール変更が必要でしょう。

野球で問題なのは、1つ1つの動きに時間がかかりすぎること。まず
試合開始から選手が各ポジションに移動し、そこからキャッチボールを
始め、ある程度経ってから「プレイボール!」ピッチャーはキャッチャーの
サインを時間をかけて確認し、ボールを投げる。バッターは素振りをしたり、
場合によってはバッターボックスから出たりする。このような動作が、
すべて試合時間を無駄に伸ばす原因です。サッカー選手がピッチに出てから
パス練習なんてしないでしょう。

o すべての選手は常に5秒以内に目的の選手に配球する。
o バッターはアウトになるまでバッターボックスを外してはいけない。
ただし、ホームスチール、危険球回避などの不可避的状況を除く。
o 選手・打者交代時間は最長で10秒。
o 試合中のマウンド上でのキャッチボールはすべて禁止。
o ホームランでのダイヤモンド周回時間は、最長30秒。
o 攻守交替は30秒以内に完了する。
o 5回終了時点で10分間の休憩を取る(CMタイム)
o 乱闘は禁止
o ビデオ判定の導入

他にもたくさんあると思いますが、まずはこんなところから。