はぴの自作カフェ 2nd

子育てと仕事に勤しみながら自作PCを模索する漢の日常

KGPE-D16を退役させました!(SuperMicroマザーに換装)

2016-08-10 16:00:48 | サーバー機

みなさんこんにちは、ようやくお盆休みに入ったはぴです^^
暑さも熱いんですが、一頃よりは落ち着いたようです。

さて仕事用にも気に入っておりますAir540ケースを使用したサーバー機・・・
原因不明の不意の再起動やKP41発病による再起動などなど頻発してきており前回電源ユニットを交換し、その時に軽く掃除も行いメンテナンスしました^^

・・・


・・・・・・


がっ!再び再起動のKP41病が発生!@@;

電源じゃぁ無かったのね**;





で、この暑さの中血迷ったのか究極の手段に打って出ることにしたのです。
そうだ!マザーを換えてみよう(脳内思考半分ほど停止)

ASUS KGPE-D16もOpteronマザーとしてはお手頃な使いやすいマザーなんです。
原因がハッキリしないので出費も痛いところ(マザーを換えたおかげで原因がわかったっぽいんですが><;)





今回は、前回とは違ってフルメンテナンスします。
マザーまでのパーツを一切合切取り外します。





OpteronマザーなのでUSB 3.0拡張カードも取り付けておりました。
ケースにUSB 3.0ポートがあったのでそれの活用用に増設してあったものです。





このマシンの肝である、RAIDカード、MegaRAID 9265 8iです。すでにレガシーカード化されていてます。
AMD系列のサーバー用マザーはPCI-Express規格がRev. 2.0の物ですので、昨今のRev. 3.0の物は実力を発揮できません。
今年末(来年です?)に出るであろうZENを使用したサーバー用CPUが出てくれば最新のPCI-Express規格が使えることになるでしょう;;




CPUクーラーもすべて取り外して行きます。





デュアルCPUとなるとCPUクーラーも2個あるので取り外し、取り付けも時間がかかります。





ようやくASUS KGPE-D16マザーが見えてきました。






このAir540ケースはSSI-EEBマザーは入りません。そのままでは++
タップでネジ穴を開けることでSSI-EEBマザーが入るようになります。
ピッタリとSSI-EEBマザーが入るようになります。





そしてマザーの真打ち登場です。
サーバー用マザーといえばSuperMicroさんですよ、ワトソン君(誰?)

サーバー機としても定評のあるメーカーです。





Dual-Opteronマザーとしては定番の「H8DG6-F」!
ASUS KGPE-D16と似たスペックを持ちますが、KGPE-D16よりも高スペックな製品に仕上がっていて、贅沢な仕様となっております。

チップセットがAMD SR5690 x2 + SP5100とノース2個搭載の贅沢仕様(KGPE-D16はAMD SR5690 1個 + SP5100の片肺仕様)
このため拡張スロットがPCI Express 2.0x16が3本、PCI Express 2.0x8が1本とPCI Express 2.0x4が2本すべてフルに使えます。
オンボードSASコントローラーもPCI Express 2.0x8接続で同時使用が可能。

(KGPE-D16ですと、PCI Express 2.0x16が2本、PCI Express 2.0x8が1本、PCI Express 2.0x4が1本、PCIスロット1本となります。)





今回の組み上げではCPUクーラーもそのままNOCTUA製の物を流用したので、CPU側の拡張スロットが塞がれて使用出来ません。
これについてはより小型のCPUクーラーに換装して使えるようにしたいと思います。

通常それぞれの拡張スロットはオンボードチップ等と共有されていて一部使えなくなったりと制限があったりします。
しかし、このマザーでは6本の拡張スロットがフルに制限なしで使用できます(もちろん使用するカードの大きさ・厚みにもよる)。

AMDプラットフォームだと世代的に機能面で劣ります。USB 3.0や昨今の機能を追加するためには拡張カードが必要になりますので、これらの拡張スロットが制限無く使えるというのはAMDユーザーにとってはありがたいです。




このマザーにはSAS 2008コントローターがオンボードされています。

SP5100からのS-ATAコネクタ6ポート搭載。





組み上げてゆきます。
サーバー用マザーならではの緑色の基板と無骨なデザインがまたカッコいい^^





ネジ穴タップ済みのケースにピッタリサイズ。
改造済みのケースなので特に問題なく取り付け完了!
KGPE-D16とはネジ穴の位置が1,2個ほど違いますので、それを確認・取り付けなおしてから搭載しました。





今回、ファンもすべて清掃しオーバーホールしました。
大掛かりな作業になってしまいました。





CPUクーラー取り付け。






CPUクーラーを取り付けると途端に作業が手狭な空間で行わなければいけなくなってしまいます。





とりあえずCPUクーラーの流用作業も完遂。

・・・ま、これよりも小さめのクーラーに取り換えるんですけどね^^;
ちょっと大きすぎ>w<






CPUクーラーがデカすぎて1番目の拡張スロットが干渉してしまいました><

後で小さめのクーラー仕入れないと@@;







あとは、残りのパーツ群を同じように取り付けていきます。

記事を作成して気づいたんですが、RAIDカードのMegaRAID 9265-8iなんですが、一番最下の拡張スロットに取り付けたんですが
ここってPCI Express 2.0x4の帯域幅しかありませんでした;;
MegaRAID 9265はPCI Express 2.0x8対応なので実力が発揮出来ていません。
後日取り付けなおそうと思います。





OSインストール前にBIOS画面を拝みます。
Opteron系列ともこんな長くお付き合いするとは感慨深いです^^;

最近流行りのUEFIではありませんが安定度は抜群です。





MegaRAID 9265の設定画面も特に問題なく動作。
KGPE-D16を使用しているときにあった、2ソケットCPUを使用しているとこの設定画面が異常に遅くなるという不思議な現象も皆無。

快適に操作・設定できました。





RAID 10での容量確保も終了。





なんだろうWebBIOSがとても使いやすくなってる(反応が良いという意味で・・・)

KGPE-D16になにかあったんでしょうね**





OSも一度クリーンインストールし無事に立ち上げ終了となりました。

Windows 10 Aniversary Update 1607についてはKGPE-D16使用機ではアップデートが出来ず、クリーンインストールで成功しました。
今回もクリーンインストールで行いました。

途中でアップデート出来ない場合にはクリーンインストールしたほうが無難なようです。



 

安定のSuperMicroマザー導入でどうなるサーバー機、問題なく常用してくれるんでしょうか・・・


そしてKP41病は再発するんでしょうか?


ついに原因が判明するっぽい?んですけどね^^;



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