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さっさ日記

2011年4月からプラントエンジ会社勤務。ただいまベネズエラに出張中

安全工学

2006年11月30日 | 大学関係
プロセス安全工学という授業があります。

化学プラントや原子力発電所などでの、安全に対する考え方

について講義で、過去の大事故や現在行われている安全システムを紹介しながら、どうすれば事故を防げるかということについて考えます。
今日の授業では、東海村での臨界事故について、詳しく説明があったのですが、

「お前らが将来会社に入った時に、こういう安全対策についてちゃんと理解してないと、現場で作業をする他人を殺すことになるかもしれないんだ。」

と言っていたのが、頭に焼きついて離れません。

東海村の事故にしてもそうですが、大事故の多くは単純な人為的ミスが原因のようです。例えば、作業効率の悪さから現場でマニュアルが守られなかったりといったことです。そして、おおもとをたどれば、大抵は

管理者が危険性に対する教育を現場に徹底していなかった。

というところに行きつくそうです。
管理者というか、”知識があるゆえに生じる責任”の大きさを実感しました。

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