山頭火つれづれ-四方館日記

放浪の俳人山頭火をひとり語りで演じる林田鉄の日々徒然記

母なる大地アフリカ-侵蝕と掠奪の歴史

2019-01-28 23:52:55 | 文化・芸術

3日ぶりの言挙げ――

何処かへ旅をしていた訳でも、体調を崩していた訳でもありません。

「新書 アフリカ史」なる、600頁にも及ぶ新書にしては大部の本書を読み出したら、

どっぷりと嵌まり込んでしまって、関連書を紐解いたり、或いはWikiを参照したりと、

読み了えるのに、先刻までかかってしまったのです。

太古の昔、人類の祖型たちを誕生せしめた彼の大地――

その母なる大地を出奔して、地球の各地域に分布拡大

それぞれに、原始から有史の時代へ、と歩み出してより

その末裔たちは、逆に、

彼の母なる大地を果てしなく侵蝕・掠奪しつづけてきたのだ――

その物語を、次第を、

噛みしめ、噛みしめ、読み継ぐのは、ナマナカでは……

 

―今月の購入本―2017年02月

◇フィリップ・K.ヒッティ「アラブの歴史 (上)」 講談社学術文庫

◇フィリップ・K.ヒッティ「アラブの歴史 (下)」 講談社学術文庫

◇又吉直樹「火花」 文春文庫

◇高橋 敷「みにくい日本人」原書房

◇横山三四郎「ペルシャ湾」 新潮選書

◇永田和宏「生命の内と外」 新潮選書

◇スティーヴン・ファージング「世界アート鑑賞図鑑」東京書籍


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