3日ぶりの言挙げ――
何処かへ旅をしていた訳でも、体調を崩していた訳でもありません。
「新書 アフリカ史」なる、600頁にも及ぶ新書にしては大部の本書を読み出したら、
どっぷりと嵌まり込んでしまって、関連書を紐解いたり、或いはWikiを参照したりと、
読み了えるのに、先刻までかかってしまったのです。
太古の昔、人類の祖型たちを誕生せしめた彼の大地――
その母なる大地を出奔して、地球の各地域に分布拡大
それぞれに、原始から有史の時代へ、と歩み出してより
その末裔たちは、逆に、
彼の母なる大地を果てしなく侵蝕・掠奪しつづけてきたのだ――
その物語を、次第を、
噛みしめ、噛みしめ、読み継ぐのは、ナマナカでは……
―今月の購入本―2017年02月
◇フィリップ・K.ヒッティ「アラブの歴史 (上)」 講談社学術文庫
◇フィリップ・K.ヒッティ「アラブの歴史 (下)」 講談社学術文庫
◇又吉直樹「火花」 文春文庫
◇高橋 敷「みにくい日本人」原書房
◇横山三四郎「ペルシャ湾」 新潮選書
◇永田和宏「生命の内と外」 新潮選書
◇スティーヴン・ファージング「世界アート鑑賞図鑑」東京書籍