女子バレーボール・プレミアリーグ「武富士バンブー」廃部

武富士バレー部廃部


貸し金業の本業が業績悪化し、廃部が決定となったもよう。

５月の「黒鷲旗全日本選抜選手権」がラストゲーム。

休部になったイトーヨーカドーを引き継いだもののここで力尽きる。


武富士バンブー


これから移管先を見つけるようだけど、厳しいだろうな。

女子サッカー・田崎真珠の時と同じで、これからが苦しい。

既存のチームに大半の選手が移籍すればプレミアリーグの参戦権が与えられるようだけど。

まさか栗山米菓が名乗りを上げるとは思えんが、チャンスかもしれない。

選手が新潟でせんべいを焼いてもいいって言うのなら、声を掛けても良いのではないだろうか？


ホームページとかは誠に良くできているんだけどね。

企業チーム主体の女子バレーボール・プレミアリーグも来季は１０チームから８チームへ縮小する。

ここ数ヶ月の企業チームの撤退ラッシュは歯止めがきかない。

文化としてのスポーツを守るためにも早急に国主導のセーフティネットを張らないと、大切な人材が枯渇していっちゃうのではないだろうか。

ただでさえ少子化で各競技共に選手人口の減少に頭を痛めているのに。

スポーツ団体への寄付を税控除の対象にするなんてのは、今すぐにでも論議できるんじゃないだろうか。

企業スポーツは限界を迎えていると思うが、クラブ化への転換・運営資金の還流をシステム化してあげることで（主に企業の税金対策として利用できるような仕組み）、資金は確保しやすくなるのではないかと思われる。

国体強化費を日本全国・多競技団体にばら撒くってもやり方は古いけど、即効性はあると思う。

何にしても、生き残りの方策を皆で考えないと日本からスポーツが消滅する、そんな危機の時代が訪れたようだ。