黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

韓国女子サッカー実業団リーグ 2012WKリーグ開幕

2012-03-08 18:00:41 | 女子サッカー
2012WKリーグ 3/26に開幕

日本より一足お先にお隣韓国の女子サッカーリーグが開幕する。このリーグ、原則19:00K.Oなんだけど、まだ夜は寒いだろうな。

韓国国内リーグはアメリカみたいな変則で8チーム3回制のリーグ戦を行なって、その2位と3位でプレーオフ、勝った方が1位とチャンピオン決定戦。
日本と大きく違うことは実業団リーグには関わらず、最初から優勝賞金が提示されていること。
優勝が3000万ウォン。
リーグ戦は毎週月曜日と固定して、3/26(月)に開幕、10/22・29のチャンピオン決定戦までの長いシーズン。

まあ、その11日前の3/15(木)に高陽大教は「2012日韓女子リーグチャンピオンシップ」を戦うから日本よりはシーズンに向けてチームをしっかり作ってくるだろうね。


いずれ日本人がこのリーグに行きそうな気がするんだけど、レギュレーションで入団できないのだっけな?
在日韓国・朝鮮人で日本でサッカーをやっている女性だと、ドラフトに掛かる可能性は高くなるよね。

昔は日本に来てキャンプを張っていたりしたのだけど、近頃は聞かないな。

アルガルベカップ2012 4戦目

2012-03-08 02:27:22 | 女子サッカー



〔決勝〕2012/3/7 13:10K.O アルガルベスタジアム
日本女子代表 3-4(1-2、2-2) ドイツ女子代表
【得点】20’DZSENIFER MAROZSAN(ド)、22’CELIA OKOYNO DA MBABI(ド)、35’川澄 奈穂美(日)、55’田中 明日菜(日)、88’CELIA OKOYNO DA MBABI(ド)、90’永里 優季(日)、90+1’CELIA OKOYNO DA MBABI(ド)


ドイツはさすがに足下が上手いしクレバー。その上最初から鬼プレス。まあ、後半バテルとは思っていたけど。それにしてもあのガタイで突進されると永里と安藤ぐらいじゃないと体勢が保持できないわな。ヘビー級とフライ級ぐらいの差があるんじゃなかろうか?

前半は佐々木監督が試してみたいところもあっての布陣。ドイツ相手に前に4枚並べてみたらどうなるか。
まあ、シーズン中の永里や安藤とオフ明けの選手の差が大きかった。
気になったのが後ろの方で、やはり足の状態が悪いのであれば岩清水は使うべきではなかったと思った。状態の良い時に今の布陣を見てみたかった。
後ろの4枚では宇津木が状態が良かったが、連戦の鮫島にキレはなく、有吉は完全にブレーキになっていた。それに岩清水の今回の出来だと2失点で済んだのが奇跡的ではあると思う。前線の永里や安藤がかなり低い位置まで下がってきたからそれで済んだということなんじゃないかな。
でも、前半のうちに1点返したのは良かったね。

後半頭からの変更はプラン通りなんだろうけど、有吉以外に鮫島・近賀の控えを連れてこなかったことで有吉にもう一回チャンスが巡ってくる。
まあ、宮間との連動が今一つで結局ペナルティエリア内で手を使ってしまいPK。その前で処理したかったところだよね。振り切ったドイツの選手の方が上だった。

結果的に海堀のミスで負けるのだけど、まあ、GK海堀の一歩の出足の遅さのおかげでなでしこリーグでは結構ゴールをいただいているのであれはいつもの通りが出たかなっと。
それよりもこの試合のGKを選んだ日本女子代GKコーチの前田信弘さんも、海堀の所属チームINACのGKコーチの佐野友昭さんもどちらも前所属はアルビレックス新潟なんでそっちの方が気になる。あちゃーって感じなんだろうな。

やはり海外組と国内組の差は感じた。阪口は本当に国内移籍で良かったんだろうか? 海外でプレーできる可能性があるなら海外へ行くべきだと試合を観ていて思った。

ドイツも新チームになって、ユーロの試合をこなしてきたところらしいが、まだチームが作り上げていない感じ。
日本はヨーロッパ組と国内組のコンディションの差が大きく、とりあえず試してみたいところをやってみた感じ。
なんで、ミスが多く大味な試合になってしまうことはしょうがないかな。

アルガルベカップは高級会員制クラブの会員しか入れないような大会なんだけど、その裏でUEFAが管轄するキプロスカップがある。
アルガルベカップのA組には中国がいたんだけど今一つの結果。でも大会組織委員会的には変えられないんだろうな。資金的なこともあって。
アイスランドも格はあるしね。
まあ、ポルトガルとの関係を考えると難しいとは思うけど、もしFIFAランキング的に上位のフランスとかイングランドとかがキプロスカップでなくアルガルベカップに参加していたらどうだったんだろうかと思ったりもする。

[参考] 第5回キプロス杯2012(2/28~3/6)
予選Aグループ〔①フランス9 ②イングランド6 ③フィンランド3 ④スイス0〕
予選Bグループ〔①カナダ9 ②イタリア3 ③オランダ3 ④スコットランド3〕
予選Cグループ〔①韓国7 ②ニュージーランド5 ③南アフリカ4 ④北アイルランド0〕
〔決勝〕フランス 2-0 カナダ、〔3決〕イタリア 3-1 イングランド
〔5決〕韓国 1-1(PK7-6) フィンランド、〔7決〕オランダ 2-2(PK4-2) ニュージーランド
〔9決〕スコットランド 2-0 南アフリカ、〔11決〕スイス 5-0 北アイルランド


今回の大会の中継を見ていて気になったことがある。
それはこれから国内リーグ戦をやろうというこの時期に、そのリーグを構成するクラブの監督を代表の試合で解説に使うのは如何なものかと。
当然これから長いシーズンを戦っていくわけだから自分のところの選手のことはより良いことを言うだろうし、敵となるチームの選手にはコメントもしづらいだろう。
今回みたいに自分とこの選手である岩清水や有吉がこれだけ不調だと野田監督も適切なコメントできないし、だからと言って敵方の田中や川澄を上げるコメントするわけにもいかず、グダグダになっていた。
やはり中立とは言わないまでも、リーグに関わる人を連れてきてはダメだと思う。
良く知った人が欲するならばレッズの大橋さんや元東電の菅野さんとか思惑のない人を連れてきた方が正しい解説ができると思う。
まあ、解説という意味なら実はJFAアカデミー福島関係者を連れてきて「THE JFA サッカー」の動きを説明してもらうのが一番玄人っぽくはなるのだろうけど、地味過ぎる。

菅澤選手にチャンスは与えられなかった。残念。
今大会で高瀬が一歩も二歩もリードした形になる。
巻き返しができるとしたら4月のキリンチャレンジカップのブラジル戦とアメリカ戦。
かなり厳しい状況ではあるけどもう1回チャンスが回ってこないかな。海外組に欠席がでれば可能かもしれない。

有吉の評価が気になるところ。レッズの矢野との天秤になるのだろうけど、上尾野辺選手にももう一回チャンスが巡ってくるかもしれない。まあ、その勝負は左SBの鮫島のバックアッパーということになるのだが。

アルビからロンドン五輪へ行ってメダル争いに絡める選手が出る可能性はかなり低いが、でもまだ0%じゃない。可能性を信じて巡ってくるだろうチャンスを何とか活かしたい。



今回アルガルベカップを見て、やはり男子も女子も代表選手はヨーロッパ組が多いので、強豪国に主力中心で挑みたい場合はヨーロッパで試合をした方が良いと思った。キリンチャレンジカップは国内ではなく、ヨーロッパで会場を借りて放送だけ日本に流すみたいな形は今後取れないものか。絶対に強化ということならばその方が強く選手を敵味方双方に呼びやすい。
まあ、日本に来てくれる国は、原発事故の関係で相当限られていることもあるが。


とりあえず、これで代表活動は一時中断。菅澤選手はアルビに戻ってリーグ戦の準備をしないといけないね。
サッカーが違うから動きが合わなくなるんだよな。代表へ行った後は。まあ、しょうがない。どこのクラブも同じことなんで。