〔GroupB〕第2節 2012/3/2 12:00K.O アルガルベスタジアム
日本女子代表 2-0(0-0、2-0) デンマーク女子代表
【得点】52’菅澤優衣香(日)、90+2’大野忍(日)
アルビレックス新潟レディース所属の菅澤優衣香選手の代表初ゴールで勝利。
まあ、決定機はもっとあったんで、それをもっとしっかり決めていかないと次は保証されないよね。
でも、今回のゴールで安藤のリザーブぐらいの評価は得られたかもしれない。
もちょっと軽打でゴールを奪えると見ていて安心なんだけどな。全てが全力シュートだとヨーロッパ人には読まれるよね。
てっきり高瀬が交代で第3戦目に備えると思ったのだけど、菅澤選手が交代となった。
もしかしたらアメリカ戦の交代要員としてもう一回チャンスが得られるかもしれない。
アルガルベカップは権威の大会で、たぶん、多くの国民が平民である日本では、その権威というのが理解できないかもしれないな。
選ばれることが名誉というか、そのコミュニティに入れること自体に意義があるというか。
強いとか弱いとか言う前の文化の問題。
次節、アメリカ戦。北米予選の状態をそのままでこの大会に臨んでいるから、日本のコンディションとは雲泥の差はあるだろう。
まだシーズン中の海外組に奮起してもらわないと一方的な試合になる可能性がある。
まあ、アメリカも弱点があって、アメリカにおける女子サッカーはステータスの証明みたいなものなので、いわゆるハイソサェティの高学歴の身分・人種がほとんどを占める。
なので、人種的には白人文化だ。(奨学金や国内法の関係もあって有色人種もちょっとは含まれているんだけどね。)
もし黒人がもっと参加できるような社会が形成できたならもっとアメリカの女子サッカーは強くなるだろう。
高学歴な白人中心なので他民族国家の割に考え方が近いというのが強みだが、人種的に有色人種が入れないのが弱みと見ている。
イングランド・フランス・ドイツはそういう意味では移民にもチャンスがあるように感じる。