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〔GroupB〕第2節 2012/3/5 14:00K.O アルガルベスタジアム
日本女子代表 1-0(0-0、1-0) アメリカ女子代表
【得点】83’高瀬愛実(日)
日本女子代表が対アメリカ戦で初勝利をあげた。これで通算26戦で1勝4分21敗。
アルガルベカップなんてアメリカの為に大会みたいなものという認識があるのだが、アメリカがアルガルベカップの決勝に行けなかったのは10年ぶりらしい。
そもそもアメリカ女子代表が90分で完封負けしたのは2008年以来58試合ぶりというのだから、FIFAランキング3位の日本はFIFAランキング1位の女王アメリカに対して大金星ということになろう。
まあ、日本には運があったかなと思う。
モーガンのポスト直撃しかり、同じくモーガンのフリーからのボレーしかり、マイナスの折り返しで誰もゴール前に詰められなかったことしかり。
2人がオフサイドでゴールが認められなかったシーンでも縦ポンされるとアメリカは怖いなっと思った。
後半の福元のはPKだったんじゃないかとは思う。ラッキーだったね。
とにかく前半開始早々から安藤と永里姉の前線から中盤でのプレスが効いていた。
特に永里姉が中盤まで下りてきたり、サイドをケアしたり、前線でチェイスしたり、安藤と連動して最終ラインからパスを回そうとしていたアメリカのプランを打ち破った。日本のラインが凄く高かった。
後半に入ってプレスやパス回しが利かなくなってロングボール主体に切り替えてきたアメリカにフィジカルで勝負されて、ヨーイドンで負けた。最終ラインが随分と下がった。
宇津木がCBに途中から入ったけど、これが良かった。ただ、最初っからボランチという選択もあったんじゃないだろうか。
澤がいない時に阪口と宇津木を入替えたらどうなるのか見てみたかった。
高瀬のヘディングシュートは見事だったけど、まあ、あそこへ蹴れる宮間がいたからこそかな。
これで安藤のバックアッパーは高瀬が一歩リードということになるかな。
菅澤選手も守備はそこそこ良かったという思うんだけど、高瀬の方が運があったね。
菅澤選手には今大会あと1チャンスあるかもしれないので、そこで結果を出しておけばまだ次の可能性は残るかもしれない。GK以外ならどこでもできるということをもっとアピールしたいところ。
次は日本にロンドン五輪の道を断たれたドイツ。
今大会は守備の構築が最優先されているみたいなので良い練習にはなる。
永里=1点、川澄=1点、菅澤=1点、大野=1点、高瀬=1点 と前線の選手は今大会で結果は出している。
菅澤選手、もう1点取って何とか4月のキリンカップにチャンスを繋げたいな。
※ところでキプロスカップでフランスが圧勝している。やはりこの繋ぐサッカーをリードする国とはどこかでやっておくべきだろう。日本との相性が気になる。