切手収集、果てしなき旅そしてロマンを求めて...

小学校2年生の国語の教科書で挿絵に日本の記念特殊切手が紹介されていました。その魅力に取り付かれて早50年近く...。

水野虎杖氏手作りの消印分析書・・・

2006年11月20日 | 文献
 最初に氏の名前を知ったのが当時月刊誌の『スタンプマガジン(クラブ)』でした。風景印の収集方法や楽しみを紹介して大ブームになってた頃、“次に面白い消印…”という訳で、水野氏が櫛型印やローラー印を解説されていました。特に和文ローラー印は年号更新式ではなく、毎年新たな印に変わり、文字に変化が見られたり、行数が変わったり等々地元の局を毎年追い掛けるのが面白いと書いておられた。そして、ローラー印は出来るだけ長く押印して(転がして)もらう様に、と。

 それから何年も経過して、私は氏がガリ版印刷で作成された『櫛型印形態学』や『ローラー印の形態と分類』という専門書を入手。今だと消印をスキャニングして編集出来るけど、全て鉄筆でロウ原紙に書く…という凄い技。消印は詳細部まで、ハッキリと描かれている。ホント、芸術技だと思います。

コメント
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