小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

監理責任

2023-09-25 15:09:33 | 日記

        R.05.09.27  管理責任     NO.3973

ある人の認知症の父親が鉄道線路の踏切に立ち入り、電車にはねられて死亡した。 

それだけでも悲劇なのに、鉄道会社から、電車の運行に支障が生じ損害が生じたからと800万円

の賠償請求が来て、訴訟を起こされた。 そんなばかな!と応訴し、会社を退職して8年間裁判

を戦い、最高裁まで行って「支払う必要はない」という判決を得た。

その間退職金や蓄えは使い果たしてしまった。

裁判に勝ったといっても、裁判に費やしたお金や苦労に対しては何の補償もない。

裁判費用は敗者の負担となるが、それは印紙代だけのこと。

圧倒的に社会的な強者(鉄道会社)は痛くも痒くもないけれど、こういう裁判の被告にされた者は、

生活の基盤を破壊される。 これが法治国家か、こういう悲劇を放置する「放置国家だ」!

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