30.02.05 他 山 の 石 NO.1791
「他山の石」というのは、他山の石は例え何の価値もない単なる石ころであっても、そ
れを研磨剤にして自分を磨けばそれでいいんだ。
石ころだってそういう意味では価値があるんだという意味でしょう。
例え人に悪口を言われたって、それは自分を鍛錬するための助けになる。
他山の石とはそういう意味。 だから人様の意見を「他山の石」としてお聞きしま
す・・・などと言うと、そのひとの意見はガラクタだと言っているのに等しい。
「枯れ木も山ににぎわい」ということ言葉があります。
自分の結婚式に学校の恩師を招き、お礼の挨拶のつもりで「先生に来ていただいて枯れ
木も山のにぎわいでして・・・」という謝辞をのべた馬鹿がいたそうですが、これは枯
れ木であっても山にあれば、ないよりはマシ という意味ですから、見当違いもはなは
だしいく、失礼千万です。
日本語は難しい。 一生かかっても完ぺきを期すことはできませんね。
でも、含蓄があっていい。
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