27.04.17 自 立 NO.767
自分で金を稼ぎ・ご飯を作り・繕いものをし・パソコンの配線をし・バイクを修理し、誰にも依存しないで
自分一人で遊ぶ、そうやって生きている人を「自立した人」という考えがあるがそうではない。
それは自立しているのではなくて「孤立」しているのだ。
自分のそういうことをやってくれる人がほかにいれば、自分がすることが減るからその浮いた時間を他
人がしなければならないことを替ってやって上げることができるのだ。
一人ひとり自分の得意のことを人に分けてあげて、その代わりに不得意なことを他の人にやってもらう、
そういう社会を共生社会というのだ。 今の国民はそういうことがわかっていない。
50歳を過ぎた団塊の世代から、これほどの大物がデビューするとは思わなかった、と言われる内田 樹
がそういっている。 ちょっと横文字が多すぎてフランス語(原語)まででてくるから、難解の極みですが、
なかなか当を得た思考は商業新聞やスポンサー丸抱えのテレビの番組からは得られない示唆に富んで
いていい。
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