小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

遺言書

2017-07-28 20:43:29 | 日記

          29.07.29        遺 言 書   NO.1601 

  遺言書(いごんしょ)についての話題を耳にすることが最近多くなりました。  遺言書につ

いてはかつて「夫は大往生・妻は立往生」サブタイトル(相続紛争を避ける方法)という内容

の講演会を、シニアの皆さんを中心にして、各地の公民館で合計8回行いましたので、ここ

では「遺言書」に限定したお話をさていただきたいと思います。

遺言書にはいろんな形式がりますが、特殊なものを除きますと、自分自身で書く「自筆遺言

書」と公証人役場に行って、公証人に書いてもらう「公正証書遺言書」が代表的です。

自筆遺言書は読んで字の如く遺言者自身が自分で書くものです。

1 書く内容は具体的に書くこと。 書面記載の事項に矛盾がないこと。

2 書いた年月日記載すること。 暦の上に存在しない「吉日」は無効になります。 2月30

  日などは裁判の結果月末(有効)と判断される場合はあります。 でも、正確を期すこと

  が重要です。

自分の氏名を明記して印鑑を押すこと。 かららずしも実印でればならないことはありません

が、実印の方が信憑性があるでしょう。

3 字を書くのが苦手と言っても、コピーは無効です。

4 誰が遺言を「執行」するのかを書いておいた方が、後々のトラブルを少なくします。

5 書いた遺言書は封筒などに入れて封をして、遺言書に捺印した印鑑で割り印をします。

  ・・・続く。

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