小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

敵に塩

2017-02-21 21:01:58 | 日記

     29.02.22          敵  に  塩   No.1443

  戦国時代「塩」は貴重品でした。  合戦で相手側の兵士が塩不足に悩んでいるの

を知った武将(武田信玄だったなか?)が戦いは戦いで、苦しんでいる敵に塩を送っ

たという故事が語源の様です。

でも、今時そんなことやっていたら敵にやられてしまいます。

むしろ、敵失を狙って痛いところ・弱いところを責めるのが今風のやり方でしょう。

商売でも、相手が気が付かないでミスするなどがあった場合には、それを注意したり

指摘したりしないで見過ごして、敵失を千載一遇のチャンスととらえて、損害賠償を

するなどということが、街の金融業界などでは常識になっているという。

というよりも、金融界自体高齢者など判断力が低下した人を対象に、わけのわからな

い金融商品を「絶対安全」などと「ウソ」言って売りつけ、損失が出た時にきちんと

説明したなどと言って責任回避をする時代になっています。

知らないほうが馬鹿で、だまされる方が愚か者とうそぶき、敵に塩を送るどころか、

貴重な塩を略奪しようとする時代です。

*漫画「カバチタレ!」全20巻購読中です。 漫画なれど法律問題をテーマにして

 いて参考になり、以前の「なにわ金融道」の再来を感じます。 

コメント
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