あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

関門海峡フェリー乗り納め

2011年11月16日 | 船ネタ
オプショナルツアーは続きます。
関門海峡フェリーが今月末で運休になるとの事で、撮影と乗り納めに行ってきました。
関門海峡フェリーは下関市彦島・荒田港と北九州市小倉北区・日明港を40分間隔で運航し、
わずか13分で結ぶ航路です。
同航路は、1976年(昭和51年)に会社を設立し別会社が運航していた航路を引継ぎ運航して
います。
2007年(平成19年)3月までは「フェリーはやとも」と共に2隻で運航されていましたが、
「フェリーはやとも」は故障し、同年5月に退役になり、
減便して1隻で運航してきましたが、
原油高騰、ETC割引、関門橋や関門国道トンネルの通行料金の値下げにより利用が減少し、
11月30日をもって運航休止になります。

同航路は、関門橋や関門国道トンネルのバイパスとしての存在の他に
超大型車両や危険物搭載車両などの車両制限により関門橋や関門国道トンネルを
通行できない車両の利用も多い航路でした。


荒田港のりば
のりばには同社が経営する食堂もあります。


「フェリー ふく彦」
総トン数:680t
全長:56.6m
全幅:12.8m
機関: ディーゼル×2
航海速力 11ノット
旅客定員 250名
車両積載:乗用車12台 8tトラック:12台
竣工:1995年10月 旭洋造船(下関市長府)

船体のあちこちに愛嬌のある「ふく」の絵が描かれています。
ランプウェイもメッセージ入りのイラストも描かれています。


客室
所要時間が13分ということで簡素な客室です。

ここでサプライズ!
桟橋で作業員の方が操舵室も見て良いよ!との事で、船長さんの許可も頂いて
操舵室を見学させて頂きました。

出港後は客席には入らずに、デッキで行き交う船と景色を眺めてました。
日明港へ到着。

日明港のりば
こちらも荒田港同様に食堂が併設されています。
昔ながらの雰囲気の食堂でしたが、撮影し忘れてました。
九州上陸したものの、乗りに来ただけなので7分で折り返し・・・

帰りも客室には入らずデッキで過ごしました。
わずか30分の船旅でしたが、サプライズもあり楽しい船旅でした。

無くなるのは淋しいですが、宇高航路の様にならないものでしょうかね?

おまけ

日明港に係留されていた
海上保安庁 第7管区海上保安本部 門司海上保安部所属 巡視船「くにさき」

日明港出港前に関門航路を航行する
海上自衛隊 ミサイル艇「おおたか」(佐世保地方隊佐世保警備隊第3ミサイル艇隊)
を発見し、急いで望遠レンズを装着して撮影。
呉ではお目に掛けれない艦艇ですから!!

荒田港のりばには、国鉄貨車 レム5000が置いていました。