あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

チチヤスから福山へ

2011年11月09日 | 福山自動車時計博物館
日頃お世話になっている福山自動車時計博物館に新たな車両が仲間入りしたということで、
先日、ふくやまバスまつりに行った後に、
岡山県井原市に向かうindigo linerさまとdendonさまと別れて、
福山自動車時計博物館に寄って帰りました。

博物館に行くと、学芸員さん1人でお留守番。
来館者も多く忙しそうにしておられたので、先に館外展示場の方へ行くと
新たに仲間入りした車両が展示されていました。

チチヤス(株) (廿日市市大野 旧社名 チチヤス乳業)より寄贈された、
昭和24年式トヨタBM型ボンネットトラックです。
このボンネットトラックは、第2次オイルショック時に木炭車に改造されました。
同館所有のBH15が福山のMさまと共に岡山県井原市に出張中の為、
幸いにも隣が空いていました。

このボンネットトラックは博物館と関わりが深かく、
瀬戸大橋開通記念パレード、瀬戸内しまなみ海道開通記念パレードには
博物館の車両と共に参加し、館内で展示されていた事もあったそうです。
また、ひろしまフラワーフェスティバルのパレードにも参加するなど活躍。
その後は抹消登録され、同社工場に隣接する牧場敷地内の車庫で保管されていました。

このボンネットトラックは、フラワーフェスティバルで見た事あり、
写真はありませんが、存在は知っていました。
その後もチチヤスで保管されている事までは知っていましたが、
まだ居たとは・・・
車庫で保管されていた事もあり、いい状態で保管されていたのですね。

先日、搬出された模様を福山自動車時計博物館シンコーさま建設屋利幸さま
のブログに、その作業風景などの状況を紹介されています。


車体後部には木炭ガス発生装置が鎮座 
小さな焼却炉という感じですね。

ボンネットバスみたいにシンプルな運転台

荷台部分は座席となっています。

日野コンマースとの並び

いつの日か復活する事を期待しています。