あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

さよならクルーズフェリー石手川

2019年08月31日 | 船ネタ
都合によりブログを約半月更新してませんでした(汗)
久しぶりに更新。
お盆に大阪へ行ったのですが、その時のネタもアップしないまま(汗)

瀬戸内海汽船の広島・呉~松山航路で7月末まで活躍していた
クルーズフェリー「石手川」は7月31日の引退後は
呉市吉浦にある神田造船若葉工場にドック入りしていましたが、
8月30日に新たな活躍先に向け、造船所の方々に見送られながら
慣れ親しんだ瀬戸内海を出港し旅立って行きました。
そろそろ旅立ちかな?と浮きドックから出た姿を撮影に行くと動いているでは
ありませんか!既に工場沖合へ

昨年7月26日に音戸の瀬戸で貨物船との衝突事故に遭い、
必要最小限の応急修理だけで復帰して、豪雨災害での呉~広島間の
代替交通手段として活躍もしていましたが、衝突痕も修理されていました。
瀬戸内海汽船のロゴは残されてますが、船名は消されたり
切り抜かれて鉄板で覆ってました。


出港後、沖合で暫く停泊

造船所から迎えの船がやってきて作業員が降りてきました。

数名の作業員が降りたのち、再び動き出しました。
見送る作造船所の作業船

石崎汽船スーパージェット「翔光」とのコラボ

この後、見えなくなるまで見送りました。

「石手川」はシエラレオネ船籍となっているので便宜船籍で、
行先は不明ですが、新たな活躍先での活躍をお祈りします。
また目的地までの安航をお祈りします。

もう瀬戸内海に戻って来る事のないでしょう。
さよなら「石手川」、そしてありがとう。

阪九フェリー 新造船せっつ 命名・進水式

2019年08月17日 | 船ネタ
先日8月1日、三菱重工業下関造船所江浦工場で
阪九フェリー株式会社が2隻を発注したうち、建造中であるカーフェリーの
1番船の命名・進水式を行れたので行ってきました。
三菱重工下関造船所での命名・進水式を見学したのは久しぶり。

新下関駅で地元在住のふくふく号さまと合流して
三菱重工下関造船所江浦工場に向かいました。

会場に到着 
工場建屋とギリギリです。

平日にも関わらず、夏休みということで多くの見学者が訪れ
撮影場所を確保するのも難儀でしたが、何とか撮影場所を確保
式典は反対側で行われていたため、放送を頼りに見守りました。

わかりにくいですが、「せっつ」と命名されました。







阪九フェリーの入谷 泰生会長による命名に続いて、
号鐘の合図で順次、船底の安全装置が外され、寄港地ゆかりの
女性による支綱切断が行われました。
支鋼が切断されて船が滑り降りていく姿は何度見ても感動します!

式典出席者の記念撮影が行われ、式典は終了しました。

下関駅に送っていただく途中、艤装桟橋が見える埠頭へ
阪九フェリー「せっつ」は進水後は艤装桟橋に係留されていました。
手前は海上保安庁ヘリコプター2機搭載型巡視船「しゅんこう」が艤装工事中

巡視船「しゅんこう」は尖閣諸島警備のため第10管区海上保安本部に
配属の予定。

今回、命名・進水した「せっつ」は、阪九フェリーが運航する
カーフェリー4隻のうち「やまと」の代替となるもので、
今後は艤装工事を経て2020年春に新門司~神戸航路に就航する予定です。
新造船のコンセプトは「星空と海をのぞむ癒しの旅」を
コンセプトに、従来船にはない客室最上階である
7階には、開放感のある空間を設け、
船内で一番大きな窓から星空と瀬戸内海が眺望できる
心躍るクルージングを楽しむことができるそうです。
新造船を紹介するHP
https://newship-han9f.com/#concept

「せっつ」要目
総トン数:16,300トン
全長:195m
全幅:29.6m
速力:23.5ノット
旅客定員:633名
⾞両積載台数:
8.5mトラック約277台および乗用車約188台

オレンジ色だらけの電車とバスが走る街

2019年08月14日 | 鉄道&バス
先日8月1日、クルーズフェリー「SEA PASEO(シーパセオ)」が
就航した際、松山に行きましたが、すぐに帰らず
リムジンバスに乗って松山市内へ向かいました。
暑い中、少し電車とバスを撮影しました。

松山市内を走る伊予鉄道の電車とバスは、愛媛らしさを表現するため、
オレンジ色のカラーリングに変更にしていますが、オレンジ色ばかり。

愛媛200か5525 2016年式 日野セレガ
ナンバープレートがご当地ナンバーになってます。

愛媛22か1564 1986年式 日野レインボーRJ
今年で車歴は33年!
古参の2つ目の前後ドアのレインボーもオレンジ一色

愛媛200か5659 2006年式 日野レインボーHRノンステップ
伊予鉄バス初の中古車導入。元川崎鶴見臨港バス
元川崎鶴見臨港バスは200か5658も確認。

愛媛200か5640 2018年式 日野レインボー
松山は昨年1月に行った以来ですが、この1年8か月で
結構代替が進んでいるようで、新型ブルーリボンとレインボーを
多く見受けられました。
古参車もすれ違いざまに右側から確認しただけなので、
4枚折戸か前後ドアのどちらか確認できませんでしたが、
ブルリは2台見掛けただけです。

愛媛200か5157 2007年式 日野レインボーHR CNGノンステップ
HR10.5mのCNGバス
この同型車の代替で中古が導入されたらしいです。

5000形5001号
アルナ車両リトルダンサータイプS
昨年、訪れた時は乗車しなかったが、今回は松山市駅~道後温泉で乗車。
車内は乗車も多く撮影していないが、
両運転台後ろだけ1段高くなっている座席あり、車体中央はロングシートで
統一されている。
乗り心地もまずまずでした。

2000形モハ2006号
行先表示がカラーLEDに変更されていた。
2000形で何両化かLED改造されているようで、ほかにも見掛けました。

3000系3301編成 元京王
郊外電車もオレンジ一色
車庫には旧塗装のままの車両を1編成ですが、車内から見掛けました。

道後温泉駅前の引き込み線に待機中の1号機関車牽引の「坊っちゃん列車」

松山市駅入線の1号機関車牽引の「坊っちゃん列車」

久しぶりに道後温泉本館に浸かりに行ってきました。
本館後ろに大きな仮設屋根があるから何?と思ったが、
平成31年(2019年)1月15日から休憩室がある2階以上は休館し、
1階神の湯で営業しながら、2024年度まで保存修理工事を
行っているそうです。


道後温泉本館近くのコンビニ「ローソン道後ハイカラ通店」の
看板にツバメが巣を作り、話題になっていましたが、
行ってみました。
日中なので照明は点いていないのでわからないが、
巣が「LAWSON」の「L」の部分にあり、
1文字だけ照明をつけていないため、夜間は「AWSON」と見えてしまう。
既に巣立った後だが、親鳥だろうか?
Lの部分とNの下あたりにツバメが止まってました。
いずれリンクが切れると思いますが、Yahoo!に掲載されたニュース記事
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190527-00000004-withnews-sci

観光案内所に何やらキャラクターが貼られていたレンタカーが置いてあった。
光岡自動車 Like-T3
コンパクトサイズで2人乗り、最大100kgまで積載可能な電気自動車

「温泉むすめ」というキャラクターらしい。
松山だから「道後泉海(どうごいずみ」というらしい。
調べると、日本各地の温泉地をモチーフにした
地域活性クロスメディアプロジェクト
観光庁公認とか・・・。
各地の温泉地をキャラクター化して、アニメーション、漫画、ゲームなどの
メディアミックスが展開されているらしい


クルーズフェリー SEA PASEO(シーパセオ)船内探検

2019年08月13日 | 船ネタ
8月1日に就航した瀬戸内海汽船のクルーズフェリー
「SEA PASEO(シーパセオ)」の船内探検した際に撮影した
船内を紹介します。

船内案内図
船内は瀬戸内海汽船の「SEA PASEO(シーパセオ)」のサイトに
詳しく出てます。
http://setonaikaikisen.co.jp/newferry/concept/

2階の最前列に階段状に配置されている「パノラマ・ソファ」

パノラマ・ソファの後ろに配置されてるのが「リラックス・シート」
繁忙期の座席数拡張に対応可能な跳ね上げ座席も配置

リラックス・シートの進行方向右側に配置されているのが
「OZASEKI(おざせき)エリア」
靴を脱いで座敷に上がる感覚でくつろげる座席

リラックス・シートの進行方向左側に配置されているのが
「GORONE(ごろね)エリア」
フェリーならではのごろ寝スペース
小窓から海が見えるようになってます。

「リラックス・シート」後ろにある「リフレッシュ・ラウンジ」
軽食を楽しむテーブルスペース

「リフレッシュ・ラウンジ」のイスには「SEA PASEO(シーパセオ)」の
ロゴが描かれている

売店と案内所
軽食や飲み物、お土産品など販売されてます。
クルーズフェリー「石手川」にもあったうどんもありましたよ。

こちらは新メニューのシーパセオ しおかぜレモネード(レモンシャーベット添え)

こちらも新メニューのシーパセオ ひきなみパフェ(坊ちゃん団子添え)

「パノラマ・カウンター」
カウンター席でコンセント付きの1人席で充電、PC利用も可能。

「KOAGARI(こあがり)エリア」
カーペット敷きの席です。

「そよ風のパティオ」
前方客室と後方客室とをつなぐ間にある半屋外空間

「ひき波のHANARE(はなれ)」
靴を脱いで上がる展望リビングで、2階にある後部座席になります。


2階から螺旋階段を上がり、屋上へ行くと屋上展望になってます。
話題のテラスです。

「しお風のガゼボ」
日差しを遮るガゼボ(あずまや)です。

「しお風のグリーン・テラス」
人工芝のグリーンテラス

今回は乗船客も多く、ソファなど座ること出来ませんでしたが、
機会あるときに呉~広島で乗船して堪能したいと思います。
また松山まで乗船することも良いかもしれません。

瀬戸内海航路の豪華客船みたいなフェリーですね。
ぜひ、皆さんも乗船されてみてください。

クルーズフェリー SEA PASEO(シーパセオ)就航

2019年08月09日 | 船ネタ
本編に入る前に、ひと言。
8月6日の広島市に落とされた原爆に続いて、本日8月9日は長崎市に
もう一つの原爆が74年前の午前11時2分に落とされました。
広島市と同様、一瞬のうちに多くの命を奪い、街は焼け野原となりました。
謹んで原爆死没者の方々の御霊に御冥福をお祈り申し上げます。

さてこれから本題になります。
7月31日をもって引退した、瀬戸内海汽船のクルーズフェリー「石手川」に
変わって、8月1日にクルーズフェリー「SEA PASEO(シーパセオ)」が
就航しました。

クルーズフェリー「SEA PASEO(シーパセオ)」 広島港 7月31日撮影 

就航当日は休みと合ったので呉から松山まで往復乗船してきました。
まずは松山まで撮影した風景などを紹介します
船内探検の模様は次回以降に紹介したいと思います。
私は就航記念ツアーに参加するか迷いましたが、参加せず
乗りに行くだけの選択にしました。
ちなみにツアーには、広島発で60名、呉からは100人を超えていたそうです。


広島港を出港したクルーズフェリー「SEA PASEO(シーパセオ)」が呉港に
入ってきました。

朝日を浴びる「SEA PASEO(シーパセオ)」


接岸するため回頭する「SEA PASEO(シーパセオ)」

呉港に接岸

今回の新造船の特徴は、屋上に突き出たデッキ

船名とロゴマーク

同じ便に就航記念ツアーに参加されていたペンミさまも乗船されてました。
早速、クルボンと浮輪のコラボ

海上自衛隊呉基地で見掛けた光景
練習艦「しまゆき」では、司令か艦長あたりの上官の交代でしょうかね?

「SEA PASEO(シーパセオ)」は地元呉市川尻町の神田造船で
建造されました。
進水式の模様はこちらをご覧ください。

後部から呉市内を望む

警固屋ドックで建造中のフィリピン向けのフェリー

ファンネルと第二音戸大橋

第二音戸大橋

音戸大橋

音戸大橋と第二音戸大橋

石崎汽船クルーズフェリー「旭洋丸」と音戸大橋

遠くに四国

呉から約2時間、松山観光港に到着

次回は船内探検の模様をお伝えできたらと思います。

「SEA PASEO(シーパセオ)」要目
総トン数:980トン
全長:約61.0m
全幅:13.60m
速力:15.0ノット
旅客定員:300名
⾞両積載台数:35台(乗用⾞換算)
デザイン:GKデザイングループ
(GKデザイン総研広島:内外観デザイン&ブランディング)
※デザインは広島にも縁のある会社です。