あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

映画「この世界の片隅に」ロケ地の場所を見よう会呉編開催

2018年08月28日 | この世界の片隅に
先日8月20日、映画「この世界の片隅に」ロケ地の場所を見よう会呉編が
呉市の大和ミュージアムで行われました。
イベントはロケ地巡りの映像を見ながら、片渕監督とこうの史代さんが
トークを行いました。

暑いので待たせるのも悪いということで予定より
早目に配布が始まった
整理券も無事にゲット。


会場は大和ミュージアム4階の市民ギャラリー
県内外から多くのコノセカファンが集まり、
平日にも関わらず、200席の客席はほぼ満席でした。

会場に呉氏登場

なぜ呉氏登場?と思ったら、片渕監督とこうのさんに記念品を贈呈

呉市長 新原 芳明氏も来られ挨拶を行いました。(左から2人目)

トーク内容は映画「この世界の片隅に」の製作準備期間の2013年に
作中に登場する呉市内の街を片渕監督本人の案内でファンたちと
一緒に歩く見学ツアー記録映像を観ながら、片渕監督とこうのさんの
トークを交えて話されました。
時にはGoogle Earth を使いながら場所や状況も説明。
トークと映像の言葉が被ったりして、片渕監督が
「同じ説明をしている」と何度か笑いも起こりました。

映像にはこうのさんご本人がサプライズゲストで登場したり、
用水路の幅や深さを測定している場面あったり、
地面の土の色のカラーチャート資料にこうのさんが食い付く場面もあり、
楽しい時間を過ごす事できました。

会場にはファンの方が製作されたフィギュアも展示されました。

休憩時間にはこうのさんと水口マネージャーが楽しく話をされてました。

会場内に置かれた「平成30年7月豪雨」の義援金バケツ
北條の文字はこうのさん自筆らしいです。

何度も映画は観ていますが、マニアックなネタも満載で、
地元呉市に住んでいながら
新たな発見もあり、行った甲斐がありました。


映画「この世界の片隅に」は大ヒットとなりましたが、
カットされた場面も多く、以前、片渕監督がカットされた場面も補完したい
ということを言われてましたが、追加される事になり、
現在、作業を行っています。
今年12月に「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」として封切りされます。
片渕監督も来月からは最終段階の作業に入るようで更に忙しくなること
でしょう。
公開が楽しみであります。

ポップラ劇場野外上映会

2018年08月24日 | この世界の片隅に
毎年夏、広島市中央公園西側の太田川河岸緑地にある
基町POP’La(ポップラ)通りでポップラ・ペアレンツ・クラブ主催で
開催されている、「ポップラ劇場野外上映会」が今年も8月18日に
開催されたので行ってきました。
今年の上映作品は、2016年11月に公開され、現在もロングラン上映が
行われている
アニメーション映画「この世界の片隅に」でした。
10年前の2008年5月31日に「夕凪の街 桜の国」を鑑賞して以来。

緑地帯に設置された会場
まだ人は少ないですが、多くの人が来場しました。

上映会前には「夕暮れのピクニックタイム」と題して
監督のふれあいタイム、すずさん食堂、出店販売、昔遊びなどのコーナーが
設けられてました。

監督のふれあいタイム
ゲストの片淵監督と径子さん役の尾身 美詞さんとの記念撮影出来ました。
折角の機会なので3ショット撮らせて貰いました(撮影協力:dendonさま)

すずさん食堂で売られていたすずさんカレーと海軍さんのビールで夕食
映画の中で最後の方で出た料理をイメージしたものみたい。
波のうさぎも入っているが、何の野菜だったのだろうか?


夕凪コンサート
ヴァイオリンと被爆ピアノが奏でるコンサートでした。
ヴァイオリニストの白井朝香さんは最初から参加されているそうです。
被爆ピアノを演奏されたのは木原宏寿氏
現役で活躍する数台存在する被爆ピアノの一つで、
昨年12月にはオスロで行われたICANのノーベル賞受賞記念コンサートで
使われたピアノ。

ぬりえコーナー
片淵監督が選んで今回の上映会の為に用意された「すずさん」のぬりえ
3種類用意されて1人1枚貰う事ができました。
私も1枚貰いました。

スペシャルトークショー
ゲストの片淵監督と径子さん役の尾身 美詞さんのトークショー
オープニングでは尾身さんによる径子さんのセリフが披露されました。
会場の皆さんにはウケたようで。コレを聞けただけでも大収穫!
尾身さんの右耳には折鶴のイヤリングをされてて、
先日のOn7 リバイバル公演「その頬、熱線に焼かれ」広島公演で
出演者の皆さんと買われたものだそうで、お似合いで素敵でした。

トークショーの後は「この世界の片隅に」が上映されました。
クルマの走る音、河川敷を通る人たちの声も聞こえたり
スクリーンには会場近くで交通違反で捕まった?パトカーのパトランプが
映り込んだり、野外上映会ならではの光景が見受けられました。
上映会終了後はゲストの片淵監督と径子さん役の尾身 美詞さんの
挨拶で終了となりました。

終了後は呉線不通区間在住の私は呉線代行バス最終便には
間に合わないので、事前に広島市内のホテルを予約し宿泊。

野外上映会も10年前以来でしたが、片淵監督と尾身さんとの
3ショット、トークショーで色々と聞けたことなど楽しい夜を過ごす事
できました。また機会有ればポップラ劇場野外上映会に行きたいですね。
ポップラ劇場野外上映会に携わった皆様、ありがとうございました。

1か月半ぶりに運転再開

2018年08月21日 | 鉄道ネタ
西日本を中心に襲った「平成30年7月豪雨」で大部分で運休している
呉線ですが、8月2日に坂~海田市間で運転が再開されていましたが、
8月20日から呉~広間で運転が再開されました。

運転再開前日の8月19日午後、災害から留置されたままだった227系を
使い、広~呉間で試運転を行う姿を見掛ました。

踏切では保線の方が立たれていました。

試運転電車がやってきました。
運転席にも社員が乗られています。


久しぶりに広~呉間で電車を見ると嬉しくなりました。

昨日8月20日、呉市内で行われた「この世界の片隅に」関連のイベントに
参加するため、久しぶりに広駅から呉駅まで呉線を利用しました。


呉駅に電車が戻ってきました。
呉駅では1番ホームは使われず、2番・3番ホームを使用して
折り返し運転されています。

呉駅に向かうときに広駅で撮り忘れていたので夕方、帰って来た際に撮影。

運転再開に当たっては広駅に停留している車両を使いますが、
当面は災害前の7割程度の本数の運行で、日曜日の日中は車両点検で
運休するなど変則的なダイヤで運行します。
呉線は坂~広間が9月中、広~三原間が来年1月中に運転再開が
予定されています。
また、災害後から運行されている呉線鉄道代行バスは
坂~呉間と坂~広間、呉~広間、広~三原間で
運行されていましたが、8月20日からは呉~坂間、
広~三原間に変更されました。
山陽本線は8月18日から瀬野~海田市間で運転が再開、
8月21日からは白市~八本松間で暫定的な部分運転再開。
少しずつですが、復旧復興の兆しが見えてきました。

8月22日追記
運転再開日がJR西日本から公式発表になりました。
山陽本線:9月9日 白市~瀬野間、9月9日 柳井~下松間、
10月中 三原~白市間
呉線:9月9日 広~坂間、10月中 安芸川尻~広間、
2019年1月中 三原~安芸川尻間

コラボ商品が続々と

2018年08月18日 | この世界の片隅に
現在、TBS系列で放送されている日曜劇場「この世界の片隅に」は
原作の「この世界の片隅に」の実写版であるが、評判は賛否両論あるようですね。
視聴率も広島県内では良いようであるが・・・
ドラマのコラボ商品も続々と販売されている。

原作×日曜劇場「この世界の片隅に」×「呉氏
画像はクリアファイルで、この他にTシャツ、キーホルダー、スケッチブックが
販売されている。

日曜劇場「この世界の片隅に」×広島の郷土料理
缶詰セット



日曜劇場「この世界の片隅に」×「八天堂
「クリーム生あんぱん」

日曜劇場ドラマ「この世界の片隅に」×「越乃雪本舗 大和屋
新潟県長岡市の老舗和菓子店「越乃雪本舗 大和屋」とコラボした
くれよん型和三盆糖で8つの味が楽しめるお菓子

いずれも広島市内や呉市内などで購入できるようです。


呉市立美術館で9月9日まで行われている
平成30年度コレクション展Ⅱ「この世界の片隅にマンガ原画展」ですが、
8月8日から27日まで全原画が展示されています。
お盆前の8月11日に行ってきました。
先月の「平成30年7月豪雨」以降、呉市を訪れる観光客が
減少しています。ぜひ呉に来てクレ!

何年ぶりかの演劇観劇

2018年08月16日 | ノンジャンル
8月15日と16日の2日間、広島市中区加古町のJMSアステールプラザで
On7 リバイバル公演「その頬、熱線に焼かれ」広島公演が行われたので
本日8月16日に観劇してきました。
私自身、演劇を観劇したのは何年ぶりか覚えていない(汗)

この公演は2015年に公演されたリバイバル公演で、
東京、北海道、広島で行われ、初めて広島で行われた。
本日8月16日の広島公演が千秋楽となりました。
また、アニメ映画「この世界の片隅に」で黒村径子さん役を務められた
尾身 美詞(おみ みのり)さんが出演されました。

「その頬、熱線に焼かれ」は事実の話をモデルにされた物語です。
事実の話を簡単に紹介。
1945年8月6日の原爆投下から10年後の1955年、広島で被爆し、
顔、腕、足などにケロイドが残った女性25人が選ばれ、
最先端医療のアメリカで治療を受けるために渡米して
治療を受けるという話で、彼女たちは「原爆乙女」と
呼ばれ、アメリカでは「ヒロシマ・ガールズ」と
呼ばれてました。

重い話ではあるが、「原爆乙女」という言葉はもう忘れ掛けている
言葉かもしれません。
観劇する前にネットで詳細を調べた次第。
それまで詳細については知らなかったのは、恥ずかしい限り。
今回調べた際に見つけた記事を紹介します。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=27188

舞台はニューヨークの病院で、登場人物は7人の女性たち。
それぞれが手厚い看護と献身的な医師たちにより
手術は順調に進んでいたが、1人の女性が術後に原因不明で死亡する。
さほど難しい手術ではなかったことから医師、関係者、
そして手術を控える女性たちに動揺が広がる。
それまで人には話せなかった苦しみを打ち明けていくという物語。

今回、何年ぶりかの演劇観劇であったが、事実を知れたことだけでも
大きい。
観劇している最中、なんだか泣きそうになってしまった。
劇中に登場された7人の俳優さん達も上演するにあたり、それぞれ複雑な
思いはあったと思いますが、熱演に感動しました。
皆様、すばらしい演劇ありがとうございました。