あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

第三管区巡視船艇・航空機展示総合訓練 その③

2017年05月31日 | 海上保安庁ネタ
先日5月20日・21日の両日、東京湾羽田沖で行われた
第三管区巡視船艇・航空機展示総合訓練の模様を紹介しています。
今回は編隊航行・飛行訓練後に行われた、海難救助・海上防災訓練、
テロ容疑船捕捉・制圧訓練、高速機動連帯訓練の模様を紹介します。

海難救助・海上防災訓練

タンカーと想定したタグボートで爆発発生

特殊救難隊がスライドリぺ降下で漂流者を吊り上げ救助。

船橋では撮影会状態(笑)

消防船「ひりゅう」(第三管区海上保安本部横浜海上保安部)により消火


2度目の爆発発生し消火後、巡視艇で機動防除隊が出動。
ガス検知を行いました。

船内に取り残された乗組員を定地リぺ降下で吊り上げ救助

要救助者を巡視船「ぶこう」に搬送

テロ容疑船捕捉・制圧訓練

想定容疑船を巡視艇が追跡します。

停船に応じず逃げる想定容疑船

巡視艇から警告弾投てきして停船を命じますが・・・

想定容疑船から攻撃開始!


巡視艇からも正当防衛射撃で被弾する想定容疑船

降伏!

巡視艇から移乗して制圧し逮捕

高速機動連帯訓練



視閲船隊の横を高速で航行していきます。
これでも本気を出していないみたいです。

空砲射撃

高速で航行する姿は圧巻でした。

つづく

第三管区巡視船艇・航空機展示総合訓練 その②

2017年05月29日 | 海上保安庁ネタ
先日5月20日・21日の両日、東京湾羽田沖で行われた
第三管区巡視船艇・航空機展示総合訓練の模様を紹介しています。
今回は展示総合訓練のオープニングともいえる編隊航行・飛行訓練の模様を
紹介します。

遠くには東京湾アクアライン「海ほたる」が見えます。

訓練海域周辺には数隻の巡視船艇が警戒しています。
画像は巡視船「なつい」型「たかとり」
(第三管区海上保安本部横須賀海上保安部所属)
「たかとり」は近くで撮影したかった。

第三管区巡視船艇・航空機展示総合訓練が行われる海域に到着

受閲船隊
各巡視船艇は「やしま」に座乗している視閲官に
対して登舷礼で通過していきます。

受閲船第一小隊

先陣を切ってやってきたのは1番船の
くにがみ型巡視船「ぶこう」(第三管区海上保安本部横浜海上保安部所属)
元は第十一管区海上保安本部那覇海上保安部「もとぶ」でしたが、
配置換えに伴い昨年10月に横浜に転属。

2番船
はてるま型巡視船「すずか」(第四管区海上保安本部尾鷲海上保安部所属)

3番船
かとり型巡視船のネームシップ「かとり」
(第三管区海上保安本部銚子海上保安部所属)
取締時、接舷する場合に備え防舷材を装備。
船橋構造物が低く抑えられているのも特徴。

受閲船第二小隊

1番船
らいざん型巡視船「あかぎ」(第三管区海上保安本部茨城海上保安部所属)

2番船
らいざん型巡視船「あしたか」(第三管区海上保安本部横須賀海上保安部所属)

3番船
らいざん型巡視船「こうや」(第五管区海上保安本部田辺海上保安部所属)

受閲船第三小隊

1番船
なつぎり型巡視艇「すがなみ」(第三管区海上保安本部横須賀海上保安部所属)

2番船
ひめぎく型巡視艇「いそぎく」(第三管区海上保安本部東京海上保安部所属)
ひめぎく型は多く建造されていて第六管区にも広島や呉などの保安部に15隻位
配置されてます。

ひめぎく型巡視艇「しおかぜ」(第三管区海上保安本部川崎海上保安部所属)

続いて受閲航空機

第一群

スーパーピューマ225型「いぬわし」MH-691(JA691A)
第三管区海上保安本部羽田航空基地

シコルスキー76D型「はいたか」MH-919(JA919A)
第一管区海上保安本部函館海上保安部巡視船「つがる」搭載機

第二群

ボンバル300型「みずなぎ」MA-722(JA722A)
第三管区海上保安本部羽田航空基地

ガルフV型「うみわし」LAJ-500(JA500A)
第三管区海上保安本部羽田航空基地

展示総合訓練が行われる海域到着前に横浜から出港して
「やしま」と「つがる」に合流した視閲船1番船の巡視船「いず」
(第三管区海上保安本部横浜海上保安部所属)

次回は海難救助などの訓練の模様を紹介していきます。

つづく

第三管区巡視船艇・航空機展示総合訓練 その①

2017年05月27日 | 海上保安庁ネタ
先日5月20日・21日の両日、東京湾羽田沖で行われた
第三管区巡視船艇・航空機展示総合訓練の模様を紹介していきます。
東京都中央区晴海の晴海埠頭からの出港、受付は11時開始ということで、
宿泊先から東京駅へ移動して東京駅丸の内口から都営バスで晴海埠頭に
向かいました。
まずは晴海客船ターミナルから第三管区巡視船艇・航空機展示総合訓練で
一般見学者が乗船する巡視船を撮影。

ヘリコプター1機搭載型巡視船「つがる」(以下:つがる)
(第一管区海上保安本部函館海上保安部所属)

「つがる」のイメージキャラクター?
「えとぴりか」可愛い。

ヘリコプター2機搭載型巡視船「やしま」(以下:やしま)
(第七管区海上保安本部福岡海上保安部所属)
私は海上保安友の会枠で「やしま」に乗船。

警戒中の巡視艇「むらくも」型「うみぎり」
(第二管区海上保安本部塩釜海上保安部所属)

警戒中の巡視艇「ことなみ」型「いそづき」
(第三管区海上保安本部横浜海上保安部所属)

LED表示装置も「うみまる」が表示できるんですね。
「うーみん」も表示されてましたよ。

警戒中の巡視艇「ひめぎく」型「いそぎく」
(第三管区海上保安本部東京海上保安部所属)

客船ターミナルで撮影後は並んで乗船を待ちました。
開門後に受付が開始された。

乗船時、タラップが撮影出来なかったので乗船して撮影
この後、「やしま」のヘリコプター格納庫右舷側で撮影場所を確保。

「やしま」に乗船する「うみまる」

埠頭では海上保安庁音楽隊が出迎え演奏

客船寄港時に使われるタラップでしょうか?

出港準備の号令がかかり出港準備に取り掛かる乗組員。

埠頭に置かれていた浮輪
なぜか測量船「明洋」の浮輪。「天洋」の浮輪もありましたね。

出港すると海上保安庁職員による「帽振れ」でお見送り。


あとから出港する「つがる」後方の建物が客船ターミナル

出港した「つがる」

レインボーブリッジと「つがる」

大井ふ頭のキリンさん達

東京海上保安部 大井信号所

羽田空港

この後、第三管区巡視船艇・航空機展示総合訓練が行われる
海域に向かいました。

つづく

5年ぶりの開催

2017年05月24日 | 海上保安庁ネタ
第三管区巡視船艇・航空機展示総合訓練が5月20日と21日の両日、
東京湾羽田沖で開催されました。

展示総合訓練は2012年まで東日本大震災が起きた2011年やオイルショックで
途絶えていた時期を除いて、海上保安庁観閲式・総合訓練として
毎年行われてきましたが、
沖縄県・尖閣諸島警備の対応などで2013年からは中止されていました。
昨年、尖閣諸島警備専従の巡視船が配備されたこともあり、
再開の要望もあったことから
今年は第三管区海上保安本部主催で縮小する形で開催されました。

私も5月21日に参加してきました。
5月20日は晴海ふ頭から出港する巡視船を撮影してきました。
横浜から出港する巡視船艇の撮影に行く事も検討しましたが、
他に行く所もありましたので晴海ふ頭を出港する船が撮影できる
レインボーブリッジ下にある芝浦南ふ頭公園運動広場から撮影しました。
天気良かったものの霞んでいるのが残念。


晴海ふ頭を出港する巡視船


晴海ふ頭を出港する巡視船の先頭で警戒中の
巡視艇「まつなみ」(第三管区海上保安本部東京海上保安部所属)
甲板に塗られている塗装が反射して船体が薄いグリーンになってます(笑)


まず出港してきたのはヘリコプター2機搭載型巡視船「やしま」(以下:やしま)
(第七管区海上保安本部福岡海上保安部所属)

レインボーブリッジをくぐる「やしま」

お台場のフジテレビと「やしま」

東京湾羽田沖に向かう「やしま」

続いて出港してきたのは
ヘリコプター1機搭載型巡視船「つがる」(以下:つがる)
(第一管区海上保安本部函館海上保安部所属)

「やしま」に比べて乗船している方が多いように感じられた。

レインボーブリッジをくぐる「つがる」

晴海ふ頭を出港した巡視船の最後尾で警戒中の
巡視艇「のげかぜ」(第三管区海上保安本部横浜海上保安部所属)

東京湾羽田沖に向かう「つがる」

東京湾羽田沖に向かう「やしま」と「つがる」

次回からは第三管区巡視船艇・航空機展示総合訓練に参加した
5月21日の模様を紹介していきます。

ナッチャンWorld一般公開 in 呉 その②

2017年05月19日 | 船ネタ
双胴式高速フェリー「ナッチャンWorld」が呉市阿賀南地区にある埋立地
「阿賀マリノポリス地区」にあるマリノ埠頭に寄港して5月14日に一般公開が
行なわれた時の模様の続きです。


客室に入ると船内案内図がありました。
客室部分は3階と4階になります。
私自身がが写り込むので斜めで撮影してます。
前方はシート席となっていますが・・・


3階部分の中央は食堂兼会議スペース
食堂と言っても簡素なもので厨房も元々は本州と北海道を結ぶ航路の
定期航路で使用していたのでこちらも簡素なものでした。

食堂のそばには中央に4階に上がる階段がありましたが、
上がる事が出来ず。
今回は残念ながら4階部分の客室や操舵室はありませんでした。

オーストラリアのインキャット社で建造されたことを証明する
オーストラリアのタスマニア島の形をしたプレートです。
帰って気が付いたのがピンボケ(汗)

客室では2016年3月から行われているPF事業ついて紹介する
パネル展示が行われてました。

陸上自衛隊による東日本大震災支援の写真パネル展示も行われてました。

呉港に関するパネル展示もありました。

呉港に関するパネルの中に昭和46年頃の呉中央桟橋の写真もありました。
船にも目が行きますが、桟橋にいるクルマにも目がいってしまいました。

客室
案内板にはシート席となっていましたが、現在は主に自衛隊輸送に
使用されている為、シートは撤去されカーペット敷きになっています。

カーペットもそのままでシートが外された跡も残ってます。

簡易ベットを敷いた状態
ベット1つい対して1人1つなんでしょうかね?
これじゃ寝かえりも出来ん!

客室の左右の窓側にはソファーもあります。

客室前方船首側には客船を思わせるような窓の配置

前面のガラス窓越しではありますが、阿賀・広地区を見る事が出来ました。


「ナッチャンWorld」の見学を終えて出てみると多くの人で賑わってました。
船内は入場規制が掛かっていました。

帰りも自転車漕いで勾配がある「マリノ大橋」を渡りました。
歩道から撮影。
後部ランプ辺りは行列が出来てるのが見えました。

「ナッチャンWorld」はこの日の夜に出港。
翌日には下関に寄港し17日まで滞在した後、舞鶴を経由して
母港の函館に向け帰るようです。
今回は乗船する機会もなく、一般公開される機会も無い「ナッチャンWorld」
に乗船、見学できて良かったです。

「ナッチャンWorld」要目
総トン数:10,712トン
全長:112m
全幅:30.5m
喫水:3.93m
速力:40ノット(軽荷時)
機関方式:ディーゼル×4基
推進器:ウォータージェット推進×4基
出力:9,000kW×4
旅客定員:1,746名(最大)
車両搭載数:普通自動車195台、大型車33台