先日私の所属しています短歌の会の行事で長谷寺に行きました。
鞍手町の静かな山里にある長谷寺。
鎌倉・奈良にある長谷寺とともに、日本三大長谷寺の一つで
ご本尊の木造十一面観音立像(もくぞうじゅういちめんかんのんりつぞう)は
長谷観音と呼ばれ人々の信仰を集めています。
平安時代の作品で、クスノキ材一本で彫られているそうです。高さは約185cmあります。
文化財、工芸品としても非常に価値が高く、国の重要文化財にも指定されています。普段、拝観することはできませんが、
毎月17日、18日のご開帳で拝観することもできます。
この日は渡辺ご住職の計らいで、特別に開けて頂きました。
ご住職によると、お寺を開山した万貨上人がこの観音像を奈良から背負ってきたというえ伝説もあるそうです。
頭上を囲む顔のうち、正面3つに慈悲を表す静寂面、右側面3つは励ましの表情、左側3つは憤怒の表情、
最背面の見えない部分に大笑面1つが配置されています。
その上の頭の頂きでは阿弥陀如来が悟りの表情で静かに見守っています。
ご住職が、十一面の顔は「人を育てる母の表情」だと説いてくださいました。
一昨年亡くなった母を思い出し涙が止まらなくなりました。
一つ一つの表情を拝むことで自分を見つめ直し、本来の自分を取り戻して帰る方もいらっしゃるそうです。
梅雨の晴れ間の短歌会は、正に至福の一時でした。
今日も応援クリックよろしくお願いします!
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ご本尊の木造十一面観音立像(もくぞうじゅういちめんかんのんりつぞう)は
長谷観音と呼ばれ人々の信仰を集めています。
平安時代の作品で、クスノキ材一本で彫られているそうです。高さは約185cmあります。
文化財、工芸品としても非常に価値が高く、国の重要文化財にも指定されています。普段、拝観することはできませんが、
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この日は渡辺ご住職の計らいで、特別に開けて頂きました。
ご住職によると、お寺を開山した万貨上人がこの観音像を奈良から背負ってきたというえ伝説もあるそうです。
頭上を囲む顔のうち、正面3つに慈悲を表す静寂面、右側面3つは励ましの表情、左側3つは憤怒の表情、
最背面の見えない部分に大笑面1つが配置されています。
その上の頭の頂きでは阿弥陀如来が悟りの表情で静かに見守っています。
ご住職が、十一面の顔は「人を育てる母の表情」だと説いてくださいました。
一昨年亡くなった母を思い出し涙が止まらなくなりました。
一つ一つの表情を拝むことで自分を見つめ直し、本来の自分を取り戻して帰る方もいらっしゃるそうです。
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