山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

高井戸公園NEWSVOL.5を発行しました。

2020-02-22 | 都市計画高井戸公園のこと

「都市計画公園・緑地の整備方針」改定案が東京都により発表されたのを受け、先日、高井戸公園NEWSVOL.5を発行し,公園周辺にお住いの方へ順次ポスティングをさせて頂いています。

※本チラシ作成は政務活動費を拠出しています。

 

都市計画は通常の生活をしている住民にとっては大変分かり辛く、転居など生活に大変大きな影響がある事から、これまで都と区に周辺住民のご理解を得て進めて欲しいと要望を重ねて来ました。

しかしながら、都市計画には最終的な完成までにいくつかのステップがあり、周辺の周知が進まないまま進んで行っている現状があり更なる取り組みを求めて行きたいと考えています。

高井戸公園の場合、これまでと現状を、以下にざっくりと振り返ります。

◆昭和33年 

運動公園として正式に都市公園の計画地となる

◆平成23年(東日本大震災) 

東京都の防災力向上の為、都市公園の整備を目指す為、図1の様に計画地の殆どが優先整備区域(※今後10年以内に事業化を予定する区域)に指定される。図2は当時示された最終の整備予定図です。その後、3つの大きなグラウンド(旧NHK、王子製紙、財務省)を東京都が事業化し買収。因みに、先日ニュースとなった練馬城址公園(現としまえん)も同時期に優先整備区域に指定されています。

図1

図2

平成25年に発表された「高井戸公園の整備計画」答申 →

https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000007708.pdf

◆その後、

平成23年に優先整備区域に指定されていた一部住宅地は、手つかずのままでした。(私の知る限りでは。)東京都ではオリンピックパラリンピック開催が決定した時期と重なり、そちらに注力をしていたのだと考えています。

◆令和2年2月

 久我山2丁目 計画地内全住宅が優先整備区域に指定される図3の改正案が公表され、パブリックコメント募集中です。

図3

◆令和2~11年度の10年間

今後の動きとしては、東京都での事業化の予算が付き次第、各住宅にその説明に行かれ,買収が進んで行く予定であると考えています。

 

【パブリックコメントのご案内】

「都市計画公園・緑地の整備方針」改定案パブリックコメント募集(東京都)

『「未来の東京」戦略ビジョン』を踏まえ、緑溢れる東京の実現に向け新たな優先整備区域※を設定し、整備促進を発表。この中に久我山にある高井戸公園も含まれました。地域にお住いの皆様の貴重なご意見を、是非パブリックコメントでお寄せ下さい。    令和211年度の10年間に優先的に整備を進める区域

◆募集期間:令和2年2月13日(木)~3月19日(木)

◆提  出 先:〒163-8001  東京都新宿区西新宿2- 8 - 1

                  東京都 都市整備局 都市づくり政策部 緑地景観課

                                          「都市計画公園・緑地の整備方針担当」

東京都による詳細&問い合わせ先: https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/kaitei_koen_ryokuti/

杉並区問い合わせ先:都市整備部みどり公園課  03-3312-2111(3582)

 

【木曜茶話会開催 テーマ「都立高井戸公園について」】

毎月第4木曜日に日頃の疑問や質問、また貴重なご提言など意見交換の場として開催。

皆さまのご参加をお待ちしております!予約不要・参加無料

◆2月27日(木)15:00~17:00

◆場所:アクロス(久我山駅改札前)  

◆主催&お問い合わせ:山本あけみ事務所 FAX03-6231-5839 Email :yamamoto.akemi1965@gmail.com

◆新型コロナウィルス感染を防ぐため、大変申し訳無いのですが発症が疑われる方のご参加をお断りする場合があります。ご質問やご要望を上記のメールでお受けいたしますので、ご理解を頂けます様よろしくお願い申し上げます。

 

※これまで都市計画上の名称として、「都市計画高井戸公園」を用いていましたが、昨年11月に東京都より正式名称として「都立高井戸公園」との決定が公表されましたので、以降は都立高井戸公園と致します。

 

以上

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿