今週は議会内の会派ごとに区内各種団体の方々にお越しいただいて、
政策懇談会を実施しています。
中小企業診断士会、たばこ商組合、造園緑化業協会など、
30近くの団体の方と直接区政の問題点や解決策を
話し合う貴重な時間です。
先日、リサイクル事業協同組合の方々との話し合いの中で、
古紙の違法収集車の問題点が話し合われました。
杉並区が決めている古紙の収集日にあわせて、
正規の杉並区発注の業者さんが収集する前に
違法なトラックが来て、持って行ってしまうとのこと。
これでは、杉並区の税金を使って収集を請け負っている業者さんが
行ったときには古紙は既になく、予定通りの回収が出来ないとのこと。
当然業者さんの収益にも大きく影響します。
杉並区としては違法収集車の実名公表などの手立てを行ってきましたが、
実情は早い者勝ちが続いているようです。
「杉並区の古紙収集運搬車」区のコミュニケーションマークの入った「杉並区清掃事業」の黄色いマグネットシートが持ち去り車両と区別する目印です。
懇親会があった翌々日、所用があり車で出かけた際に
なんと違法収集車に遭遇しました。
古紙を回収している車には杉並区のステッカーがあるのですが、
この車にはなかったので直ぐにわかりました。
「違法収集ですよね、通報しますよ。」と声をかけると
「税金を使って収集するほうが無駄遣いだ!」と反対に怒られる始末。
暴力を振るわれると困るので言い返しませんでしたが、
正規の業者さんが困っている実情を伺ってすぐでしたので、
やりきれない思いでした。
自治体でのごみ収集に関しては既に議論が尽くされた感がありますが、
それでも日常的に発生する問題点はなくなっていません。
また、少なければ少ないほど良いのがごみです。
現在、次の定例会の一般質問でごみ問題一般を取り上げようかと模索中。
担当部署の方とヒアリングを行う予定です。
区民の皆様も杉並区の取り組みをご理解いただけると幸いです。
杉並区ホームページ・資源持ち去り監視パトロール
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/guide/guide.asp?n1=80&n2=700&n3=720
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